導入事例CASE

アプリID監査機能で、システムログイン情報を把握!

不正操作・情報漏えいを防ぐ体制確立!

株式会社ライフコーポレーション

基本情報
設立
1910年
職員数
20,969名(2014年2月現在)
業種
卸売・小売
URL
http://www.lifecorp.jp/
効果/目的
概要 株式会社ライフコーポレーション様は、食品を中心としたスーパーマーケットチェーン「ライフ」を国内237店舗 (2014年2月時点)展開している大手小売企業です。現代の消費生活は成熟化し、生活のニーズはますます多様化、さらには安全・安心な商品の提供が求められています。「よい商品、よいお店、よいサービス」を目指していっそう磨きをかけ、お客様に愛され親しまれる企業としてさらに大きく成長し、400店舗、売上高8,000億円企業の実現に挑戦していらっしゃいます。

-LanScope Catを導入いただいた背景・目的をお教えください。

情報システム部 課長 竹村様(以下 竹村様)
情報システム部は正社員としては東西本社合わせて18名体制で、店舗のレジ回りなどのシステム導入企画・運用・その他社内のPCなどインフラ整備を行っています。

社内で使用するシステムが年々増えていく中、社内セキュリティ対策を更に強化するべきだと社内でも議論があり、各システムへのログイン状況/利用状況を徹底管理する必要性があるという事になりました。社外からの不正なアクセスがないか、また勤務時間外でのシステム利用などの不正な行為をこれまで以上に厳格にチェックするため、社内PCを含めて今まで個々に管理していた必要な情報を一元管理できる製品を選定・導入することになりました。

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-LanScope Catを選定いただいた決め手をお教えください。

竹村様:弊社が考える要件に合うであろう複数製品を検討し、最終的に2社の製品に絞り詳細比較をしました。LanScopeを選んだ決め手は、社内各システムへのログイン情報として管理すべきIDやPASSなど全てをテキストで取得できるという点です。収集したデータの中から、人や日時などの条件で絞って検索することができるので、知りたい情報を簡単に確認でき、柔軟な運用が可能でした。

もう1社はログイン時の画面をキャプチャーする方式だった為、画像データだと保存するサイズ容量が大きくなり、サーバーの容量圧迫が懸念されました。またIDやPASSなどのログイン情報も画像として保存されるのでテキスト検索もできず、結局運用ができないと判断しました。また信頼のおけるITベンダーの営業の方の推薦もあり、LanScopeに決定しました。

-LanScope導入後、具体的な効果はありましたか?

竹村様:導入の主たる目的であった、社内各システム利用状況管理は問題なく行えています。「どのPCで、いつ、だれが、どのIDを使用してシステムにログインしたのか」という情報を収集し、万が一の時のためにバックアップを取っています。ポイントシステム導入後、現在まで大きな問題等は発生しておらず、安心して利用することができています。
また社員の入社時にセキュリティツール導入済の旨を伝えているので、不正な操作をしないよう抑止力が働いていることも効果として大きいです。昨今、人為的な情報漏えい事故が大きくとりあげられていますが、今後も引き続き社員への啓蒙などセキュリティ教育に取り組んでいきたいと考えています。

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-導入目的以外に効果はありましたか?

竹村様:資産管理機能を活用しています。弊社は店舗、本社、物流センタで約4000台のPCがあります。人の手で全台を正確に管理することは難しいですが、LanScope Catでは最新資産情報が自動収集されます。

明らかに業務に関係のない不要なアプリのインストールなど、問題を発見次第、注意するなど素早い対策ができています。また、OfficeやInternet Explorerなどのバージョン確認を行い、古いバージョンの端末情報をもとに更新作業表を作成し、更新作業工数の大幅削減にもつながりました。

他にはアプリのインストール状況から、現場でのライセンス使い回しによるライセンス超過が発見し、迅速にライセンス追加と注意などの対応ができました。

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▲ハードウェア資産管理画面(イメージ)

-今後のLanScope活用の展望をお教えください。

竹村様:大型の情報漏えい事故が頻発していることもあり、USBメモリ、スマートフォンなどの使用制御・管理強化が今後の課題だと考えています。

私物USBメモリを禁止して、会社から社有USBメモリを貸出しするといった運用をさらに強化すべきだと検討しています。また、仮想デスクトップやサーバーのCAL(クライアント アクセス ライセンス)など、今管理すべきライセンスが複雑になり、種類も増えています。主たるメーカーのライセンスの一元管理と更なる効率化を目指して、ツールの利用など取り組んでいきたいと思います。

※本事例は2015年1月取材当時の内容です。

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▲左から 情報システム 課長代理 外崎様、課長 竹村様
リコージャパン株式会社 MA事業部 菊地様
ご利用された LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版 の機能構成について

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