導入事例

「資産管理ができるMDMがほしかった」 ウエディング業界のITリーディングカンパニーがLanScope Anを導入

株式会社ウエディングパーク
株式会社ウエディングパーク
基本情報
設立
平成11年9月
業種
情報通信業
URL
https://www.weddingpark.co.jp/
事業内容
情報通信業
利用用途
業務用スマートデバイスの資産管理、紛失対策
株式会社ウエディングパークは、ウエディング業界のインターネットリーディングカンパニーだ。 同社は「結婚を、もっと幸せにしよう。」という経営理念のもと、「21世紀を代表するブライダル会社を創る」をビジョンに掲げ、ウエディング業界のデジタル技術活用支援を行っている。 結婚準備クチコミ情報サイト「Wedding Park」や海外・リゾートウエディングのクチコミ情報サイト「Wedding Park 海外」、結婚衣装選びのクチコミ情報サイト「Wedding Park DRESS」などの結婚式の情報をはじめ、フォトウエディング・前撮りの検索サイトである「Photorait(フォトレイト)」、婚約・結婚指輪のクチコミ情報サイト「Ringraph(リングラフ)」といったウエディング業界に特化したメディアの開発・運営を行っている。さらに最近では、運用型広告の出稿支援や動画広告などのクリエイティブ制作など、『インターネット×ブライダル』を軸とした新しいサービスを次々と展開し、今やウエディング業界・結婚準備中のカップルにとってなくてはならない企業に成長している。 この著しい事業成長の裏側には、営業活動を下支えするコーポレートIT室の存在が不可欠だ。コーポレートITを中心に社内システムの設計や導入・運用、PCやスマホなどのエンドポイントの管理、インフラの構築・整備に至るまで、システム関連業務を担い、事業の成長を支えている。 そんなウエディング業界の先進的企業の根幹を支えるコーポレートIT室・西朗様にPC・スマホの管理・運用についてお話を伺った。
株式会社ウエディングパーク

ウエディング業界を牽引するウエディングパーク様

株式会社ウエディングパーク

ウエディングパーク様のオフィス風景

「働き方の変化」が加速した1年

「これまでは全国各地のクライアント企業(結婚式場など)に足を運び、対面で営業活動を行っていました。しかし、新型コロナウイルスの影響に伴い、オンラインでの商談が中心となり、働き方・営業スタイルが変貌しました。」(西氏)

客先に訪問し、印刷した提案資料・販促物をお渡しし、営業活動を実施することが中心だった。これは同社だけでなく、日本の多くの企業がこのような営業スタイルを取っていただろう。しかし新型コロナウイルスの流行と感染症対策に伴い、同社の営業スタイルも必然的に変化していった。ただ、かねてから取り組んでいた取引先との受発注システムのオンライン化、社内セキュリティのルールや対策の整備も功を奏し、スムーズに変化に対応できたと西氏は話す。

今では社員の多くがテレワークを実施。社内のコミュニケーションではビジネスチャットを活用してきたが、部門やプロジェクト単位で利用しているサービスが異なっていたという。シャドーITへの対策という観点からも利用するビジネスチャットを一本化し、社内で利用しているサービスのシングルサインオンの仕組みを整備している。

「資産管理ができるMDMはLanScope Anだけでした」
働き方の変化に伴うデバイス管理の変化

LanScope Anの利用を初めて5年以上が経過する同社だが、当時MDM製品の検討を始めた際は、スマホの台帳管理はExcelを利用して行っていた。しかし次々に増えていく社員、デバイスの数に台帳の更新が追いつかなくなってしまった。このような課題を抱えた同社が当時、LanScope Anを採用した理由は、実にシンプルだった。

「MDM5製品のトライアルを利用し、ひと通り機能や操作感を検証しました。リモートロックやワイプができないMDM製品はなかったですが、資産管理ができるMDMはLanScope Anだけでした。もちろん他の製品もiPhoneの電話番号やIMEIなどのハードウェアの情報を収集する機能はありました。しかし、LanScope Anはその情報を一覧で表示させることができ、名前の編集も簡単。まさにExcelの台帳管理が自動化した形でした。」(西氏)

「LanScope An」を利用し、万が一の紛失時の対策だけではなく、デバイスの死活監視やIT資産の棚卸し、適切な業務利用ができているかなどの観点でフル活用している。現在も「どの部署の・誰が・いつから利用しているか」など、台帳管理のマスターとなっているのはLanScope Anの資産管理機能だ。

「社内のリモートワークが定着したことで、IT資産の棚卸しの際、現物での確認が行いづらくなってしまいました。これまでも社員がうっかり、LanScope Anやアンチウイルスソフトのインストールを忘れてしまい、そのまま利用していたり、貸与しているものの活用されていない検証端末があるなど、棚卸しの際に散見されました。今では、LanScope Anを活用し、毎週定期的に時間を設けて、棚卸しを実施しています。」(西氏)

LanScope Anとアンチウイルスソフトの双方の情報を突合してインストールの漏れが無いか、1週間以上未稼働のデバイスが無いかなどの棚卸しとセキュリティチェックを、コーポレートIT室のメンバーが交代制で担当しレビューを行っている。 毎週定期的な棚卸しは負担ではないかと尋ねると意外な反応が返ってきた。

「いえ、むしろ毎週定期的に行っている方が負担は軽いです。何ヶ月かに1回とまとめて行うと、それだけ是正しなければいけない対象のデバイスが増えて負担になりますし、棚卸しのタイミングが繁忙期だったりすると、棚卸しそのものができなかったりするので…。毎週定期的にこの時間でやるとルーティン化することで、その分チェック対象も限られますし、すぐに対応できるなどメリットは大きいです。」(西氏)

資産情報一覧画面(クリックで拡大)

資産情報一覧画面(クリックで拡大)

※本ページで掲載しております「資産情報一覧画面」はサンプルのため実際の画像とは異なります。

働き方は変わっても、変わらないスマホ管理の考え方

同社ではスマホの導入から現在に至るまで、例えばアプリの利用禁止など制限は加えてない。「縛らない」ことが社員のクリエイティブ性を高められるという考えから、社員の利便性を著しく損ねてしまう可能性がある制御は行っておらず、その代わりに社内規定でスマホの利用ルールを定めて、社内周知を徹底している。

「LanScope Anを使って、アプリの利用やスマホの機能に制限をかけるといったことは行っていないです。但し、明らかに業務とは関係が無いアプリのインストールや、パケット消費量の多い動画アプリ等のインストールは控えるよう呼びかけ、ルールが守られているかといった把握は行っています。」(西氏)

「使えなくする、使わせない」ことが、管理のゴールではない。社員が安心して業務に活用できることが、目指すべき「管理」の形であるはずだ。だからこそ、LanScope Anと社内規定での管理を組み合わせ、スマホ本来の利便性を落とすことなく、セキュリティの担保を実現している。社会の変化によって「働き方」が変わっても、管理の基本となる「考え方」は変わっていない。

デバイスの状態をひと目で把握できるレポート画面

デバイスの状態をひと目で把握できるレポート画面(クリックで拡大)

今後の展望

テレワーク/オフィスへの出社と「ハイブリッド型」の働き方を今後も継続していく同社。本社の執務フロアを固定席からフリーアドレスに改装し、オンライン会議や作業に集中できる個室ブースの設置、休憩時の社員間のコミュニケーションの場となるリフレッシュスペースの拡張も行った。 現在は手動で行っている資産棚卸しの業務等、バックオフィス業務をできる限り自動化していきたいと西氏は話す。

「これまでは事業を拡大するのと比例させて人員も増やしてきました。少子化による労働力不足が叫ばれている昨今、優秀な人材の確保も難しくなっていくと思います。事業の拡大=人員を増やすではなく、社内DXを推進して今行っている業務を自動化・効率化していくことで、少数精鋭のスタイルでも事業の拡大を支えていけると考えています。」(西氏)

今後、LanScope AnはAPIの活用等で、法人で活用されているクラウドサービスとの連携を深めていく。これからも、LanScope Anは同社のバックオフィス業務を支援していく。