IT資産管理

患者情報の漏えい対策とIT資産管理の効率化を実現!医療現場でもLanScopeが使える!

電子カルテに留まらない医療現場のIT導入・活用

各地の基幹病院をはじめとする規模の大きな医療機関では、電子カルテやMRI 画像など各種診療情報のデジタルデータ化と蓄積、これらをストレスなく利用するためのサーバーシステムとネットワーク基盤の整備など、IT の重要性は大きく高まっています。

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また、地域の診療所や医師との連携、遠隔医療や在宅介護の支援といった、医療の活性化やサービス向上を目的としたビデオ会議やコミュニケーションツールの活用に取り組むケースも増え、そこで使われる端末もPC からスマートデバイスまで多岐に渡ります。

TechTargetジャパンの調査でも、全体の87.7%が「医事会計(レセコン)システム」を導入済みで、「電子カルテ」は55.7%まで伸びています。

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また今後導入予定のシステムは 「在宅支援システム」「スマートフォンやタブレットによるシステム利用」「経営分析システム」「地域医療連携システム」が上位にきており、最も導入・更新したいシステムは「電子カルテ」という結果になっています。

医療現場のIT導入には現場業務の効率化や、医療の質の向上、情報伝達の効率化などが、IT化の目的や期待する効果として注目されていることが分かります。
 

個人情報を扱う端末やシステム管理とセキュリティ対策が急務 

IT導入のニーズが増えている一方、その導入には様々な課題があります。
管理の効率化はもちろんセキュリティ対策やIT管理体制づくりなど解決すべき課題は多方面にわたります。

医療の現場でデジタルデータとして扱われる情報は日増しに多くなり、患者情報の適切な管理と漏えいの防止はすべての医療機関にとって重要です。さらに、マイナンバー制度の施行により、医師や看護師、勤務する職員の個人情報も同様に管理することが求められるようになります。

この課題を解決する事が、医療現場におけるIT導入の成功につながります。

【課題1】情報漏えい対策の実施

端末やユーザーが増え、モバイル利用も進むと、情報漏えいや端末の紛失、盗難などリスクに遭遇する度合いは高まります。USB メモリなど外部デバイスを適切に運用できる環境整備もセキュリティの重要ポイントです。

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【課題2】増え続ける端末の資産管理

PC、スマートフォン、タブレットと端末は増え、使うユーザーも一部の人から職員全体へと広がっています。誰がどのように使っているか、またそれらの端末を安全に使える状態に保つことは、最も基本的な要件です。

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【課題3】IT 担当者の設置と増員

PC、スマートフォン、タブレットと端末は増え、使うユーザーも一部の人から職員全体へと広がっています。誰がどのように使っているか、またそれらの端末を安全に使える状態に保つことは、最も基本的な要件です。

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【課題4】多様な働き方への対応

院内における回診などのモバイル利用、PCやシンクライアントの固定運用はもとより、在宅医療への対応をはじめ外出先(院外)での利用も増えています。働き方の多様化により、テレワーク環境への対応も重要です。

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LanScopeで患者情報や職員情報を守る環境整備

医療現場を取りまく様々な課題を解決し効率化を図るには、IT 資産管理とセキュリティ対策を統合して患者情報や職員情報をしっかり守る環境を整える事が必要です。

LanScope製品を活用することで、医療現場のIT管理業務負荷を減らし、利便性を下げずにセキュリティを強化する環境が構築できます。

●利用状況を一目で把握し、適切な対策を実施

LanScopeを活用することでPC操作を可視化。業務のルールに準じた制限や警告表示で職員の意識を向上。常に安心して仕事ができる環境を実現します。
さらに持ち出し端末など、院外の端末をインターネット経由で院内の端末と同じように管理できます。

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PC操作の見える化と持ち出し対策
LanScope Catで実現 ・外部デバイスの利用制限と警告表示
・Web サイトの閲覧先制限と警告表示
・私物の持ち込みPC を遮断
・操作ログの取得による監査、確認 など
LanScope Anで実現 ・定期的な端末の位置情報の記録
・アプリケーションやWeb の利用状況の記録
・パスワードの桁数やポリシーの一括適用
・リモートでの端末操作ロックや初期化(ワイプ) など

 

他にも、LanScopeには様々な課題解決のための機能が搭載されています。ネットワークのセキュリティを統合管理できる『LanScope Cat』と、スマートデバイス管理ツール(MDM)の『LanScope An』を活用する事で、セキュアな環境を構築する事が可能です。

医療現場のIT化の推進のよりセキュリティ対策はもちろん、業務環境が効率化されることで深刻化している人手不足解消にも一役買ってくれるかもしれませんね。

 

■医療ITのセキュリティと管理の効率化とは?!LanScope医療用リーフレットはこちら 
https://www.lanscope.jp/endpoint-manager/on-premises/request/wp-content/uploads/2015/10/medicalcare-ver2.pdf

■【LanScope導入事例】社団法人東京武蔵野病院様
 電子カルテを中心とする「医療情報システム」を構築し、インシデント件数0へ
 https://www.lanscope.jp/endpoint-manager/on-premises/case/hint/casedetail/case028/

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この記事を書いた人
大道 知子
LanScope NEWSを企画制作。セミナー講師・企画広報・販売促進を経て、現在プロダクトPR・販売店サポートに携わる。LanScopeの最新情報や運用情報、IT動向を皆様へお届けします。