お客様の事例

震災を経験したからこそ持てた「危機管理」意識、
HACONEKOは“保険”です。

株式会社双葉事務器 様

基本情報
設立
1967年
職員数
10名(2017年5月時点)
業種
その他
概要 創業50年。文房具屋からスタートした双葉事務器は地域密着型で事務機器・文具の販売を行ってきた。以前福島に3拠点あった事務所は、震災後帰宅困難地域となり一度は業務停止となったが、現在はいわき市に仮事務所を構え事業を再開している。
再開後は業績も右肩上がりで、今期中には富岡にもう1つ拠点を増やす予定だと意気込みを語る、株式会社双葉事務器 代表取締役 志賀 祐広氏にLanScope Cat Appliance「HACONEKO」の導入について話を伺った。
キーワード
効果/目的
IT資産管理,情報漏えい対策,
業種
その他
規模
1~99

昔は町の文具屋だったが、最近ではインフラ整備や営業マンへのタブレットの配布、仮想デスクトップの導入など積極的に新しいものを取り入れている双葉事務器。事業がよい方向に向かい大きくなるにつれ社員も増えると、紛失や盗難、持ち出しのリスクも高まることから、HACONEKOの導入を決断した志賀氏。

情報の持ち出しリスクに対策をするというよりは、会社全体のセキュリティ向上が必要だと考えていたという。

「以前は、個々に任せている状態でしたが、いくら社員を信用しているからといっても、最近では周りがそれでは許しません。また、万が一何かあったら会社や社員はどうなるのか。ということを考えると、経営とセットでセキュリティを考えていくことは必然です。」(志賀氏)

社長が先頭に立ってセキュリティを進めていくことについては、まだまだ消極的な会社も多いはずだが、そこに至ったのは震災を経験したことが大きかったと当日を振り返る志賀氏。

「社長であれば経営や利益、対外的なことに意識が向くのは当然のことだと思います。しかしこの地域は、震災後原発の問題があったこともあり、特に「危機管理」に対する意識が高いと感じます。当時は私も現場に入っていましたが、そこではヘルメットや防護服の着用、また情報の管理など細部にわたりリスク管理が行われていました。そういった環境に身をおいたからこそ、戻ったときに自分の会社は大丈夫か?万が一何かあったら・・・と考えるようになりました。」(志賀氏)

そんな時に偶然HACONEKOの存在を知り、すぐに導入できることがわかったので「チャンスだ」と思い、即決したという。

「私のポリシーは“とりあえずやってみよう”です。どのメーカーさんもいい製品を持っているため、価格や機能など比較し検討を行っていくと、導入までにかなり時間がかかってしまいますが、私の場合はまず導入してみよう、そこからだと思っています。その製品が自社に合うかどうかは使ってみないとわかりませんからね。」(志賀氏)

震災後すべてがリセットされ何もかもなくなってしまい、その中で前に進むためには「とにかくやってみよう」ということが大切だったという。いろんなことに悩み立ち止まる暇はなったこともあり、Try&Errorを繰り返したことで今がある。と力強く語る志賀氏。

LanScope Catを導入し運用を開始するためには、サーバーのサイジングやハードの調達、マネージャーの構築、ポリシーの設定など、必要な工程がいくつかある。
自社に最適化された環境を作るためには必要な工程だが、専任の管理者がいない会社やすぐに使いたいといった場合には、それが導入のハードルとなってしまうこともある。
そんな課題を解決するために生まれたのが、LanScope Cat Appliance 「HACONEKO」だ。
HACONEKOは、LanScope Catに最適化されたサーバーにマネージャーがインストールされ、さらに推奨ポリシーが設定された状態で納品される。
つまり、届いたその日からLANケーブルをさすだけで運用を開始できるという製品で、現在中小企業を中心に導入が進んでいる。

双葉事務器でも、担当者がクライアント(MR)のインストールを行い1週間後には運用を開始(ログの確認)ができたという。

では、導入後の効果はどうだったのだろうか。社内には、クライアント(MR)をインストールするタイミングで、セキュリティソフトを導入することを告知していたという。

「実はHACONEKOを導入する前はデスクトップPCにUSBメモリーが挿しっぱなしになっている状態が度々ありました。でもHACONEKOを導入したその日にUSBメモリーが社内から消えたんです。この即効性には驚きました。」(志賀氏)

これまでは個々に任せていたので、どういったファイルが持ち出されているのか把握できていなかったが、それがわかるようになったとことは大きな成果だという。

「導入後、1件の外部メディアへの書き出しアラームが上がってきましたが、ログを確認すると業務に必要な操作だったということがわかりました。良い悪いを含めて現状を把握できるので安心できますね。また、今後社員が増えてくるといろんなスキルを持った人が出てきます。そういう場合でもHACONEKOがあると安心ですね。“保険”のようなものです。また現状がわかるからこそ、何かあってもすぐに対策が打てるのがいいですね。」(志賀氏)

現在は担当者が週に数回Webコンソールを確認しているが、違反操作がないため、セキュリティカレンダーは真っ白な状態が続いている。

LanScope Cat Webコンソール画面

▲ LanScope Cat Webコンソール画面

入社時に書面で誓約を書かせたとしても最終的には人である。だからといって個人を疑い禁止をしていくのではなく、個人を信用していくためにもHACONEKOの“保険”としての存在は大きいという。

震災前は別の資産管理ツールを使っていたが、震災後は事務所には入れなくなり、とにかくそこからサーバーとPCを持ち出し、中の情報を抜いて使えるようにするところから再スタートとなったため、しばらくは資産管理もままならない態だったそうだ。

「資産管理は私の頭の中でやっていたようなものです。」(志賀氏)

しかし、HACONEKOを入れ資産管理機能を活用することで、正確な資産の把握・管理ができるようになったそうだ。
現在は、事務所にあるPCに加え営業マンにはタブレットを配布し、仮想デスクトップを入れて外でも業務ができるようにしているという。今後拠点も人も増えていくと、セキュリティ対策はもちろんですが、資産管理もしっかりやっていきたいと意気込みを語る。

今後、インフラはもっと進化し、世の中は間違いなくいろんなものが手軽になってきます。でも、手軽になる一方、手薄になるところも出てくるはず。

そういった環境にも対応できる会社になっていくと同時に、まだ帰宅困難地域とされているところに、文房具屋を作りたいと夢を語る。

「うちは文房具屋から始まりました。私の小さい頃は文房具屋に鉛筆を買いに行く時代で、そこで嗅ぐ鉛筆の匂いが好きでした。その感覚を今の子供たちにも味わえる場を提供したいですね。今は、極端に言うと生まれたときからスマホを持っているようなもので、これからももっと進化するでしょうから、そこにあえて鉛筆をと思っています」(志賀氏)

今はまだ仮設の事務所ですが、はやく子供たちの笑顔が戻ってくる場所にするためにも、古き良きものを残しつつ新しいものを取り込み、それらが融合した会社にしたいと語った志賀氏。


▲ 代表取締役 志賀 様
ご利用されたCatの機能構成について

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