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ルールを作っただけじゃダメ?働き方改革を“実現”するために

Written by 朝倉

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みなさまご存知の通り、2019年4 月1日より、働き方改革関連法が順次施行されました。これに対応して様々な規制・義務への対策は行っているものの、実態が伴わないというお声も耳にします。そこで今回は、働き方改革の課題とLanScope Catでできる対策についてご紹介します。
参考:厚生労働省「働き方・休み方改善ポータルサイト」の「課題別の対策」のページ https://work-holiday.mhlw.go.jp/thematic/

課題No.1: 労働状況に合わせて人員の再配置などを行いたいが、そもそも働き方の実態が把握できていない。

対策案 タイムカードによる正しい出勤・退勤時刻とPCのログ等のデータを組み合わせて実態把握に努める。

労働安全衛生法の改正により、労働者の労働時間の把握が正式な法的義務として事業主に課されました。以前からタイムカードでの管理を導入されている企業様も多いのではないでしょうか。しかしタイムカードの打刻は、社員が生産性を高く見せるために実際より短い時間を申告したり、あるいは記録を忘れてしまったりして、正確な労働時間の把握が難しくなるケースがあります。

そのようなときはLanScope Cat で取得しているPCのONOFF ログと申告の勤怠時刻を突合することで、サービス残業をしていないか、実際の「時間あたりの成果」はどの程度か、を客観性のあるデータから判断することができます【図1】。
ONOFF ログを利用した勤務状況の確認方法と、操作ログを活用して勤怠状況を確認する方法の詳細は以下でご紹介しています。

参考資料:C9-327 勤怠管理活用手順書
?(CatPortal)https://tryweb2.motex.co.jp/cat/userportal/download/dl_document_c9.html#C9-327 
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課題No.2: 先輩、上司が残っているため帰りづらい雰囲気があり、「付き合い残業」が常態化している。

対策案 管理職を含め、定時退社を促す仕組みをつくる。部下の所定外労働については管理職への事前申請・承認を要するルール作りを行う。

ノー残業デーを設け、「不要な残業は控えるべき」というメッセージを定期的・全社的に発信します。また各人の判断で残業を行うのではなく、事前申請の手続きを取ることで、業務の棚卸しや、業務の偏りの調整をしましょう。

LanScope Cat の「定期電源設定」を利用すると、毎週水曜日の定時に、夕礼とノー残業デーの実施を促すポップアップを全クライアントPCに表示し、定時15分後にはクライアントPCの強制シャットダウンを行う、といった取り組みができます。【図2】オフィスの消灯と本機能を合わせて、「週に1日だけでも早く帰る」ことを習慣づけるところからはじめられたユーザー様もいらっしゃいます。

参考資料::C9-432 LanScope Cat 設定ガイド(IT 資産を管理する> PC の電源を管理する>クライアント端末の電源を操作する)
?(CatPortal)https://tryweb2.motex.co.jp/cat/userportal/support/help/C9-432_ConsoleGuide_JA/ConsoleGuide/topic/asset_050_030.html
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課題No.3: 社員自身が長時間労働をいとわず、サービス残業や業務の持ち帰りをしてしまう。

対策案 様々な方法でのルールの周知徹底に加え、人事評価にワーク・ライフ・バランスに関する項目を盛り込む。

仮に本人の希望があっても、サービス残業や業務の持ち帰りをさせると、情報漏えいや心身の故障を招くリスクが高まります。まずは研修や指導を通じて、長時間労働の危険性について理解を深めていただくことが大切です。
それでもモチベーションが伴わない場合は、人事評価の一部に自身のワーク・ライフ・バランス管理に関する項目を組み込むことも、厚生労働省「働き方・休み方改善ポータルサイト」の「課題別の対策」のページにて提言されています。
LanScope Catでは、定時から所定時間以上業務を続けている社員に対し、退社や休憩を促すメッセージを表示する「カスタムアラーム」や、業務の偏りが発生している社員の業務内容を確認できる「操作解析」、業務時間外にPC操作をしていたクライアントとその内容を確認できる「時間外操作アラーム」といった機能をご用意しています。


「カスタムアラーム参考資料::猫ナビ 従業員の残業時間を把握し、残業削減を促しましょう
?(CatPortal)https://tryweb2.motex.co.jp/cat/nekonavi/ver8/custom-alarm/03/03-01.html
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また、ログは対象社員の所属する部門長が直接確認することで、業務の配分や時間の使い方が適切か、適切でない場合は、その見直しをするための判断材料として使うことができます。

MOTEXはSecure Productivityをビジョンに掲げ、安全と生産性を両立させた社会の実現を目指しています。

「働き方改革」を契機に生産性を高め、社員のみなさまの安全を守るためにLanScope Catの各機能をご活用いただけますと幸いです。

「時間外操作アラーム」参考資料::FAQ No.3217 ログから残業内容を確認する
?(CatPortal)https://faq.motex.co.jp/faq/show/3217?site_domain=c9
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