IT資産管理

1か月の残業は原則45時間まで…「働き方改革」で求められる企業の課題をLanScope Catで解決!

Written by ねこずきのねこ。

広報・販売企画・販売パートナー様支援を経て、現在プロダクトPRに携わる。

「働き方改革」をご存知でしょうか。某広告代理店の超過労働による労災事件を受け、日本政府は「働き方改革実現推進室」を設置しました。その中で政府は「1か月の残業は原則45時間まで、年間360時間」という方針を立案しています。

それを受けMOTEXにも「長時間労働」「働き方改革」にLanScope Catを活用できないかという相談が急増しています。収益を落とさず、かつサービス残業をしないような体制が求められる中、LanScope Catでできることをご紹介します。

000

 

「業務のみえる化」と「効率化」で働き方改革を実現へ!

働き方改革を促進するためには、現状把握としてまず、業務実態を把握する必要があります。改革を行うにあたり考えられる課題とCatでできる業務実態調査の方法をご紹介します。

【1】働き方改革実現にあたり考えられる課題   【2】Catでできる業務実態調査

 

働き方改革実現にあたり考えられる課題

政府は「1か月の残業は原則45時間まで、年間360時間」という方針を立案。その実現のためには様々な課題が挙げられます。ここでは主な3つを取り上げました。

課題 課題例
【課題1】残業時間の正しい管理 残業申請通りの残業か?サービス残業はないか?
【課題2】業務のムダ改善、生産性向上 業務のどこに無駄や問題点がある?
【課題3】テレワーク、多様な働き方 オフィス以外の場所でも適正に働いている?

 

Catでできる業務実態調査

上記の課題を解決するLanScope Catでできる業務実態調査を4つのステップでご紹介します。
実態調査1:申請通り残業が行われているか調査する(課題1対策)
実態調査2:サービス残業をしていないか調査する(課題1対策)
実態調査3:業務・残業時間の偏りがないか調査する(課題2対策)
実態調査4:出張者や在宅勤務者の状況を把握する(課題3対策)

◆ 実態調査1 申請通りの残業が行われているか調査する

業務時間外アラーム設定を行い、アラームが上がった社員の申請書と突合しましょう。LanScope Catでは業務時間を設定することで業務時間外にPC操作を行った場合アラートとして把握できます。

001

    • 統合コンソールから業務時間外アラームを設定します。[ポリシー設定]タブ-[操作]-[アラーム設定]をクリックし、上部の業務時間外項目で業務時間を設定します。

 

002

    • 手元の残業申請書と突合しましょう。Webコンソールクライアント週報から[時間外]アラームをクリック、[業務時間外アラームクライアント一覧]画面を確認します。

 

003

    • 業務に関係のない操作がないかを確認します。[業務時間外アラームクライアント一覧]画面の気になる社員の左側詳細ボタンをクリックすると、ログを確認できます。

休日も設定することができるので、休日出勤の管理もできます。

 

◆ 実態調査2 サービス残業をしていないか調査する

タイムカードなどの打刻履歴とPC操作時間を突き合わせてサービス残業を調査しましょう。保守契約ユーザー様専用サイトに公開している「勤怠管理スクリプト」を活用すると、一番最初のログの時刻と一番最後のログの時刻を一括で確認できます。※専用のIDパスワードが必要です

004

 

1

    • LanScope Catサーバーに、ダウンロードしたファイルを配置し、設定を行います。

 

2

  • ユーザーごとのPC操作の開始・終了時刻を抽出したCSVファイルが出力されます。

■勤怠管理スクリプトダウンロード[参照元:MOTEX保守契約ユーザー様サイト]
https://tryweb2.motex.co.jp/cat/userportal/download/dl_document.html#C8-327

◆ 実態調査3 業務・残業時間の偏りがないか調査する

LanScope Catでは各PCでの業務状況を一覧で確認できるので部門内で残業に偏りがある場合には、業務の再分担を促します。

006

統合コンソールから操作解析を確認します。[クライアント]-[ログ]-[操作解析]をクリックし、突出した人がいないか確認しましょう。必要に応じて業務再割振りを行います。

◆ 実態調査4 出張者や在宅勤務者の状況を把握する

社外での業務状況を管理できます。LanScopeCatは、サーバーとクライアント間の通信の暗号化を行っており、安全に通信が可能です。クラウド上にマネージャーサーバーを構築することで、VPN不要でロケーションを問わず管理が可能です。

3

 

LanScope保守契約ユーザー様サイトの活用で運用を効率的に!

エムオーテックスでは、保守サービスの一環として様々な運用情報をご提供しています。様々なコンテンツをご用意しておりますので、是非ご活用ください。

●業務効率・生産性向上!管理業務の効率を向上させたい

操作ログから勤怠実績を確認しましょう
(LanScope保守契約ユーザー様専用サイト内「猫ナビ」)
https://tryweb2.motex.co.jp/cat/nekonavi/ver8/operational/03/03-04.html

● しまった!保守契約IDとパスワードを忘れてしまった方は

ライセンス証書が見当たらない。登録した情報を忘れてしまった場合の問い合わせフォームです。
https://tryweb2.motex.co.jp/support/remainder.php

※本記事に関するLanScope Catの製品仕様・画面は掲載日時点の情報です。