サイバー攻撃

それ、Emotetじゃないかも。マルウェア『IcedID』に注意!

Written by 大久保 優花

関西・首都圏での営業を経験後、マーケティング本部にて施策推進、イベント企画、販売店サポートなどを担当。LanScope シリーズが皆様のお役に立てるよう、旬な情報をお届けします。

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なりすましメールによるマルウェア感染と言えばEmotet(エモテット)が有名ですが、近頃は別のマルウェアである「IcedID(アイスドアイディー)」が流行しています。11月6日にはJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)からも注意喚起されました。

このIcedIDの特徴は、「RE:」を付けて過去のやり取りへの返信を装ったなりすましメールの送信や、docファイルが含まれたパスワード付zipファイルが添付されるなど、Emotetと非常に似通っている点が挙げられます。
また、動作についても情報窃取や他のマルウェアのダウンローダーとして活動するなど、Emotetに類似しています。

[出典] JPCERT/CC 分析センター

そのため、JPCERT/CCは取るべき対策としてもEmotetと同様にマクロを有効化しないことを上げています。

[出典]JPCERT/CC 分析センター

また、なりすましによる送信者の偽装はメールアカウントの不正ログインが疑われることから、パスワードの再設定も重要としています。

Emotetと似ているからこそ厄介なIcedID

実は、IcedIDはEmotetに似ていることが厄介な点です。
なりすましメールによるマルウェア感染が疑われる場合、多くの人が今日の時点で真っ先に思い浮かべるのはEmotetでしょう。

Emotetは2019年末から日本で流行し多くの被害を与えていることから、広く認知されてきています。2020年2月にはJPCRET/CCがEmotetに感染していないかを確認する「EmoCheck(エモチェック)」をリリースしました。Emotetへの感染が疑われたらEmoCheckで確認している企業様も多いのではないでしょうか。

しかしIcedIDはEmoCheckでは確認できないため、感染の事実に気が付かず長い間被害に遭い続けてしまう、という事態が発生する可能性がでてくるのです。

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