Written by WizLANSCOPE編集部

Microsoft Teamsユーザー必見!
Teams活用ガイド
Teamsを使って社内外と安全にコミュニケーションを行う方法をわかりやすく解説します。
セキュリティ面で押さえておきたいポイントを知りたい方は、ぜひご活用ください。

設定ミスによる情報漏洩を事前に察知
Microsoft 365 のセキュリティ対策
クラウドサービスの設定ミスによる情報漏洩事故が増加しています。総務省のガイドラインでも推奨される適切な対策をご紹介します。
目 次
Microsoftが提供するコミュニケーションツール「Microsoft Teams」では、会議を簡単に録画することができます。
録画した会議は、後から共有したり、ダウンロードして保存したりすることも可能です。
本記事では、Teamsにおける会議の録画方法をはじめ、録画データの共有方法、録画時の注意点、「録画できない」といったトラブルが発生した際の対処法についてわかりやすく解説します。
▼本記事でわかること
- Teamsの録画方法
- Teamsで録画したデータの共有方法
- Teamsで録画する際の注意点
- Teamsの録画ができないときの対処法
会議やウェビナーの振り返り、情報共有の効率化などのために、Teamsの録画機能を活用したい方はぜひご一読ください。
Teamsの録画機能とは

Microsoft 365 が提供するコミュニケーションツール「Microsoft Teams(以下、Teams)」には、会議やウェビナーを録画できる機能が搭載されています。
会議内容を録画しておくことで、後で見返すことができたり、参加できなかったメンバーと共有したりすることが可能です。
Teamsの会議録画は、1回の録画につき最大4時間まで行うことができます。
上限に達した場合でも、録画は自動的に停止・再開され、新しいファイルとして分割保存される仕組みになっています。
録画されたファイルには、デフォルトで保存期限(有効期限)が設定されており、通常は120日後に期限切れとなり、ゴミ箱に移動されます。
この保存期限は、「Teams 管理センター」で変更することが可能で、短縮・延長したり、無期限に設定したりすることが可能です。
録画データを適切に管理するためにも、保存期間や共有範囲の設定を確認し、目的に応じた運用を行いましょう。
参考:Microsoft サポート「Microsoft Teams で会議を記録する」
Teamsで録画をする方法

ここでは、「PCで録画する手順」と「スマートフォンで録画する手順」について、それぞれ解説します。
PCで録画する手順
Teams会議に参加したら、画面上部のメニューバーにある「…(その他)」をクリックします。

メニューが表示されたら、その中から「レコーディングと文字起こし」を選択し、確認画面で「確認」をクリックすると、録画が開始されます。
もし、音声のみを録音したい場合は、以下の手順で操作します。
- 画面上部の「…(その他)」をクリックする
- 「レコーディングと文字起こし」を選択し、「レコーディング開始」をクリックする
- 「その他のオプション」を選択する
- 「録音する内容の選択」の中から「オーディオのみ」を選択する
- 「確認」をクリックする
会議終了時に録画を停止する場合も、同様に「…(その他)」をクリックし、「レコーディングと文字起こし」を選択後、「レコーディングを停止」を選択します。
なお、録画の停止操作を忘れた場合でも、すべての参加者が会議から退出すると、録画は自動的に終了します。
また、万が一誰かが退席し忘れていた場合でも、録画は最大4時間で自動的に中断されます。
スマートフォンで録画する手順
スマートフォンでTeams会議を録画する手順は、以下の通りです。
- Teamsアプリから会議に参加する
- 画面下部に表示されている「…」をタップする
- メニューを下までスクロールし、「レコーディングを開始」をタップする
録画を終了する場合は、開始時と同様に「…」をタップし、「レコーディングの停止」を選択することで、停止できます。
Teamsの録画データの保存先

Teamsの録画データの保存先は、会議を開始した場所(会議の種類)によって異なります。
チャネル会議の場合はSharePointに、それ以外の会議の場合はOneDriveに保存されます。
それぞれ以下の録画データは、以下の手順で確認できます。
| チャネル会議の録画データを確認する方法 | 1.Teams画面左側の「チーム」をクリックする 2.該当するチームの「一般」チャネルを選択する 3.上部メニューの「ファイル」をクリックする 4.「Recordings」のフォルダを開く |
|---|---|
| その他の会議の録画データ確認方法 | 1.Teams画面左側の「OneDrive」をクリックする 2.「マイファイル」を選択する 3.「Recordings」のフォルダを開く |
Teamsの録画データの共有方法

次に、SharePointおよびOneDriveに保存された録画データを共有する方法を解説します。
それぞれ以下の方法で共有可能です。
| チャネル会議の録画データを確認する方法 | 1.SharePointに保存された「Recordings」をクリックする 2.共有したい録画データにカーソルを合わせる 3.「…」をクリックし、「共有」を選択する 4.送信先を入力して送信する |
|---|---|
| その他の会議の録画データ確認方法 | 1.OneDriveに保存された「Recordings」をクリックする 2.共有したい録画データにカーソルを合わせる 3.「…」をクリックし、「共有」を選択する 4.送信先を入力して送信する |
Teamsで録画する際の注意点

Teamsの録画機能を利用する際は、トラブルや運用上のミスが発生しないように、以下の4つのポイントを事前に確認しておきましょう。
- 参加者には事前に許可を取る
- 録画・録音には有料版を利用する必要がある
- 保存の有効期限を把握しておく
- 録画開始・停止の担当者を決めておく
適切に録画を行うために確認していきましょう。
参加者には事前に許可を取る
参加者の許可を得ずに会議を録画してしまうと、プライバシーやコンプライアンスの観点から、トラブルに発展する可能性があります。
そのため、会議開始前や冒頭に「本会議は録画します」と共有し、参加者の同意を得た上で、録画を開始することが推奨されます。
なお、Teamsでは録画開始時に参加者全員に自動で通知が表示されますが、それだけに頼らずに事前周知を行うことが、トラブル回避の観点で重要です。
録画・録音には有料版を利用する必要がある
Teamsの会議録画機能は、有料プラン(Microsoft 365 BusinessやOffice 365 E1など)でのみ利用可能です。
無料版のTeamsでは、「記録を開始する」のボタン自体が表示されません。
また、Teamsの録画機能で記録できるのは、音声・映像・画面共有の内容が中心で、以下のようなコンテンツは完全に記録されない場合があります。
- Microsoft Whiteboardの操作内容
- OneNoteの編集操作
- PowerPointに埋め込まれたアニメーションなどの動的要素
重要な資料を展開する際は、事前に録画・保存がされるかを確認するようにしましょう。
保存の有効期限を把握しておく
録画・録音されたファイルにはデフォルトで有効期限が設定されており、通常では120日間で有効期限切れとなり、自動的にゴミ箱へ移動されます。
その後、ゴミ箱に移動されたファイルは、一定期間を経過すると完全に削除されます。
重要な録画データに関しては、Teams管理センターで有効期限を延長する、または無期限に設定するなど、設定を最適化することが推奨されます。
録画開始・停止の担当者を決めておく
Teamsで録画を開始・停止できるのは、管理者設定で録画を許可されているユーザーに限られます。
複数人が録画権限を持つことは可能ですが、「誰が録画を開始するのか」「いつ停止するのか」を決めていないと、録画漏れや不要な長時間録画につながる可能性があります。
そのため、会議ごとに録画を開始・停止する担当者を決めておくことが推奨されます。
なお、ゲストユーザーや他組織のユーザーは、デフォルト設定では録画できない場合が多いため、その点にも注意が必要です。
Teamsで録画ができない原因と対処法

Teams会議開始後に「…(その他)」をクリックしても、「レコーディングを開始」ボタンがグレーアウトしている、または表示されないといったトラブルが生じることがあります。
録画できない主な原因としては、以下が考えられます。
- SharePointやOneDriveの空き容量が不足している
- ゲストユーザーとして会議に参加している
- 管理者設定で録画が許可されていない
原因ごとの対処法をあわせて解説するので、ぜひ試してみてください。
SharePointやOneDriveの空き容量が不足している
前述の通り、Teams会議の録画データはSharePointもしくはOneDriveに保存されます。
そのため、保存先となるSharePointまたはOneDriveの空き容量が不足している場合は、録画を開始することができません。
録画を行う場合は、SharePointやOneDrive内の不要なファイルなどを削除し、十分な空き容量を確保した上で、再度録画できるか確認しましょう。
ゲストユーザーとして会議に参加している
Teams会議の録画ができるのは、組織に登録されている内部ユーザーに限られます。
そのため、ゲストユーザーや匿名ユーザー、他組織からの参加者として会議に参加している場合は、録画権限がなく、「レコーディングを開始」ボタンが表示されません。
録画を行う場合は、自社のTeamsに登録されたアカウントで再ログインし直して参加する必要があります。
録画が許可されていない
Teamsの管理者が、会議録画を許可しない設定にしている場合、参加ユーザーは録画を行うことができません。
録画の可否は、「Microsoft365 管理センター」で設定します。
- Microsoft 365 管理センターにサインインする
- 画面左側メニューバーから「Teams」を選択する
- 「会議(Meetings)」→「会議ポリシー(Meeting policies)」をクリックする
- 「Global(Org-wide default)」を選択する
- 「Recording & transcription」の項目で、「cloud recording」をオンにする
この設定を行うことで、録画可能になります。
ただし、この設定で録画が可能になるのはあくまで登録済みの内部ユーザーのみであり、ゲストユーザーや匿名参加者は、設定を変更しても録画できない点には注意が必要です。
Teamsの安全な管理に「LANSCOPE セキュリティオーディター」

Microsoft 365 の監査ログをクラウド上で管理できる「LANSCOPE セキュリティオーディター」は、Microsoft Teamsと連携することが可能です。
LANSCOPE セキュリティオーディターでは、 Microsoft 365の監査ログを自動で取得し、利用状況を見える化できます。
これにより、「いつ・誰が・どのアプリで・何をしたのか」といった操作履歴を、管理者がわかりやすく確認することが可能です。
例えば、Teamsで行われた不正なファイル共有や、時間外のログイン・操作など、管理者があらかじめ設定した違反アクションを検知した場合には、従業員・管理者の双方へ自動的にアラートを通知を行うことができます。
Teamsに関する利用状況を手軽かつスピーディーに確認できるため、セキュリティ対策にかかる工数を削減しつつ、安全な運用を可能にします。
さらに、「FAQチャットボット」機能を活用することで、情シスや総務に集中しがちな問い合わせ対応を自動化することも可能です。
Teamsを業務利用する機会の多い企業・組織の方は、ぜひ「LANSCOPE セキュリティオーディター」を活用し、セキュリティ強化と業務効率化の両立を目指してみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事では、「Microsoft Teamsの録画機能」をテーマに、録画方法や録画データの共有方法、録画できないときの対処法などについて解説しました。
本記事のまとめ
- Microsoft 365 が提供するコミュニケーションツール「Microsoft Teams」には、録画機能があり、1回の録画は最大4時間まで可能
- Teamsで録画したデータの保存先は会議の種類によって異なり、チャネル会議は「SharePoint」、その他の会議は「OneDrive」に保存される
- Teamsの録画機能を使用する際は、参加者に事前に許可を取ったり、有効期限の適切な設定を行ったりなど、トラブルや運用上のミスが発生しないようにすることが重要
- Teamsで録画できない主な原因として、空き容量の不足やゲストユーザーとしての参加、管理者設定で録画が許可されていないことなどが挙げられる
Teamsの録画機能を利用することで、会議内容の振り返りや、参加できなかったメンバーへの情報共有がスムーズに行えるようになります。
録画や共有の操作は比較的シンプルに行えるため、本記事を参考に、ぜひ日々の業務に取り入れてみてください。
企業でTeamsの利用・管理を安全かつ効率的に行いたい場合は、LANSCOPE セキュリティオーディターの活用がおすすめです。
ぜひ活用をご検討ください。

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