サイバー攻撃

セキュリティ資格19選!初心者から上級者向けまで解説

Written by 夏野ゆきか

セキュリティ資格19選!初心者から上級者向けまで解説

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本記事では、初心者から上級者まで、スキルレベルやキャリア目標に応じて選択できるおすすめのセキュリティ資格19種類を厳選して紹介します。

サイバーセキュリティは、デジタル化が急速に進む現代社会において欠かせない分野です。

その重要性の高まりとともに、専門知識やスキルを証明するセキュリティ関連資格の取得を目指す人も年々増加しています。

本記事では、以下のセキュリティ資格について紹介します。

国家資格 (1)情報処理安全確保支援士試験(SC)(IPA)
(2)情報セキュリティマネジメント試験(SG)(IPA)
公的資格 (3)SPREAD情報セキュリティサポーター能力検定(Grafsec)
(4)SPREAD情報セキュリティマイスター能力検定(Grafsec)
(5)情報・サイバーセキュリティ初級認定試験(全日本情報学習振興協会)
(6)情報・サイバーセキュリティ管理士認定試験(全日本情報学習振興協会)
(7)公認情報セキュリティマネージャー(CISM)(ISACA)
(8)公認情報システム監査人(CISA)
(9)個人情報保護士認定試験(全日本情報学習振興協会)
(10)個人情報保護実務検定
民間資格(ベンダー資格) (11)AWS認定セキュリティ(AWS)
(12)シスコ技術者認定(CCNA/CCNP/CCIEなど)(Cisco)
(13)ISC2資格
(14)CompTIA Security+(CompTIA)
(15)CompTIA PenTest+(CompTIA)
(16)GSE(SANS Institute)
国際資格 (17) CISSP(ISC²)
(18) CEH(EC-Council)
(19) OSCP(OffSec)

さらに、セキュリティ資格の選び方や効率的な学習方法についてもあわせて解説します。

「セキュリティ分野でスキルを身に付けたい」「キャリアアップにつながる資格を知りたい」という方は、ぜひご一読ください。

なお、本記事の情報は2025年12月時点の情報をもとにしています。最新の情報や詳細については、各資格の公式サイトをご確認ください。

サイバーセキュリティの求人数は近年増加傾向にある

近年、サイバーセキュリティ分野における求人需要は急速に拡大しています。

大手人材関連企業である株式会社リクルートの調査によると、2014年のサイバーセキュリティ関連の求人数を「1」とした場合、2023年には24.3倍にまで増加しています。

出典:株式会社リクルート|サイバーセキュリティ関連求人、2014年比で24.3倍に増加 生成AIを悪用するサイバー攻撃への対応でさらに加速 即戦力人材の採用は「レッドオーシャン」。転職時の年収は上昇傾向(2024年3月15日)

一方で、こうした急激な採用ニーズの拡大に対し、セキュリティ人材の供給は依然として不足しているのが現状です。

この人材不足を背景に、近年ではセキュリティ分野の実務経験がない人材も採用対象とする企業が増えつつあります。

そのため、たとえ実務経験がなくても、セキュリティ関連資格を保有していることが、知識や学習意欲の証明となり、採用において有利に働く可能性があります。

特に未経験からセキュリティ分野へのキャリアチェンジを目指す場合、資格取得は有効なアピール手段の一つといえるでしょう。

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セキュリティ資格を取るメリット

セキュリティ資格を取るメリットとしては、以下が挙げられます。

  • スキルを客観的に証明できる
  • キャリアアップにつながる可能性がある

詳しく解説します。

スキルを客観的に証明できる

セキュリティ資格は、自身のスキルや知識を客観的に証明する手段となります。資格を取得することで、専門的な知識や技術を有していることを対外的に示すことができ、企業やクライアントからの信用性の向上につながります。

また、前述のとおり、就職・転職活動においても有利に働くことが多く、実務経験がない場合でも、一定の知識を有していることを証明することで採用の可能性を高めることができます。

キャリアアップにつながる可能性がある

多くの企業では、セキュリティ資格の取得が社内評価における重要な要素と位置付けられています。

資格の保有が昇給・昇進の査定項目に含まれている企業も少なくなく、スキルや専門性を客観的に示す手段として、キャリアアップの機会拡大につながる可能性があります。

さらに一部の企業では、資格取得者に対する報奨金制度や受験費用の補助など、取得を積極的に後押しする制度を導入しており、従業員のスキル向上を戦略的に支援しています。

セキュリティ資格の分類

情報セキュリティ資格は、大きく分けて以下の4種類に分類されます。

例えば、特定の業務や分野に特化した民間資格は専門性を明確に証明でき、海外でも認知度の高い国際資格は、グローバルな業務において高く評価される傾向があります。

そのため、自身の担当業務やキャリアアッププランを踏まえ、目的にあった資格を選ぶことが重要です。

分類 特徴 代表的な資格
国家資格 ・国の法律に基づいて認定される信頼性の高い資格 ・情報セキュリティマネジメント試験(SG)
・情報処理安全確保支援士試験(SC)
公的資格 ・民間団体や公益法人、地方自治体などが認定する資格 ・SPREAD情報セキュリティサポーター能力検定
・情報セキュリティ管理士認定試験
民間資格 ・企業や団体が独自に認定する資格
・特定の製品やサービスに関する専門知識を証明する
・AWS認定セキュリティ
・シスコ技術者認定(CCNA Securityなど)
国際資格 ・国際機関や複数の国に拠点を持つ団体が認定する資格
・グローバルな業務において高く評価される
・CISSP(Certified Information Systems Security Professional)
・CEH(Certified Ethical Hacker)

代表的なセキュリティ【国家資格】

ここでは、セキュリティ分野で有名な「国家資格」を2つ紹介します。

  • 情報処理安全確保支援士試験
  • 情報セキュリティマネジメント試験

それぞれの特徴や試験概要について確認していきましょう。

1. 情報処理安全確保支援士試験

情報処理安全確保支援士試験は、情報セキュリティに関する高度な知識と実務レベルの技術力を証明できる国家資格です。

本試験は独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が実施しており、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の上位資格として位置づけられています。

試験は毎年春・秋の年2回実施され、すべての試験区分で60点以上を取得することで合格となります。

試験合格後に登録を行うことで、「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」として法的に認められた専門家となり、社会的信頼性の高い資格とされています。

▼試験概要

主催している団体 IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)
試験の方式 午前Ⅰ 多肢選択式(四肢択一)
午前Ⅱ 多肢選択式(四肢択一)
午後  記述式
試験時間 午前Ⅰ 50分
午前Ⅱ 40分
午後  150分
費用 7,500円

出典:IPA│情報処理安全確保支援士試験

2. 情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティの管理および運用に必要なスキルを評価する国家資格です。

CBT(Computer-Based Testing)方式で随時実施されており、受験者は柔軟なスケジュールで試験を受けることが可能です。また、身体に障害のある受験者向けに年2回(4月・10月)の筆記試験も提供されています。

試験は科目A試験・科目B試験の総得点が、1,000点満点中600点以上で合格となります。

▼試験概要

主催している団体 IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)
試験の方式 CBT方式
 
科目A試験 多肢選択式(四肢択一)
科目B試験 多肢選択式
試験時間 120分(科目A試験と科目B試験は一つの試験時間内にまとめて実施)
費用 7,500円

出典:IPA│情報セキュリティマネジメント試験

代表的なセキュリティ【公的資格】

次に、公的資格の中でも、特に認知度が高い資格を8つ紹介します。

  • SPREAD情報セキュリティサポーター能力検定
  • SPREAD情報セキュリティマイスター能力検定
  • 情報・サイバーセキュリティ初級認定試験
  • 情報・サイバーセキュリティ管理士認定試験
  • 公認情報セキュリティマネージャー(CISM)
  • 公認情報システム監査人(CISA)
  • 個人情報保護士認定試験
  • 個人情報保護実務検定

それぞれの特徴や試験概要について確認していきましょう。

3. SPREAD情報セキュリティサポーター能力検定

SPREAD情報セキュリティサポーター能力検定は、一般財団法人 草の根サイバーセキュリティ推進協議会(Grafsec)が主催する資格試験です。

本試験は、情報セキュリティ・情報モラル・情報リテラシーに関する知識を客観的評価し、インターネットを安全に利用するための基礎的な知識を身につけていることを証明することを目的としています。

試験に合格し、手続きを行うことで、「SPREAD情報セキュリティサポーター」として登録され、身近なセキュリティ相談に対応するアドバイザー的な役割を担うことができます。

難易度は、初級〜中級程度で、エンジニア向けというよりも、初心者や非IT職種にも取り組みやすい資格です。

▼試験概要

主催している団体 一般財団法人草の根サイバーセキュリティ推進協議会(Grafsec)
試験の方式 オンライン
四肢択一式
試験時間 50分
費用 3,300円

出典:NISC|SPREAD情報セキュリティサポーター/マイスター能力検定(Grafsec)

4. SPREAD情報セキュリティマイスター能力検定

SPREAD情報セキュリティマイスター能力検定は、前述のSPREAD情報セキュリティサポーター能力検定の上位資格として位置づけられている資格試験です。

サポーター検定に合格した上で、Grafsecに入会し、活動への賛同を表明することで受験資格が得られます。

サポーター検定よりも踏み込んだ問題が出題され、より専門的な知識や実践的な理解を有していることを証明できる資格です。

▼試験概要

主催している団体 一般財団法人草の根サイバーセキュリティ推進協議会(Grafsec)
試験の方式 オンライン
四肢択一式
試験時間 45分
費用 5,500円

出典:NISC|SPREAD情報セキュリティサポーター/マイスター能力検定(Grafsec)

5. SPREAD情報・サイバーセキュリティ初級認定試験

情報・サイバーセキュリティ初級認定試験は、幅広く実践的なサイバーセキュリティ対策に関する基礎知識を身につけることを目的とした試験です。

ネットワーク技術者だけでなく、事務職・営業職・管理者など、非IT専門職にも受験が推奨されており、組織全体のセキュリティ意識向上を図ることができます。

なお、2026年2月度試験より、試験名が「情報セキュリティ初級認定試験」から「情報・サイバーセキュリティ初級認定試験」に変更される予定です。

▼試験概要

主催している団体 一般財団法人全日本情報学習振興協会
試験の方式 公開会場(マークシート)
オンライン試験
CBT試験
試験時間 75分
費用 8,800円(通常受験)
8,000円(連続チャレンジ受験)
7,040円(学生)
※2025年12月現在

出典:情報・サイバーセキュリティ初級認定試験

6. 情報セキュリティ管理士認定試験

情報セキュリティ管理士認定試験は、企業や組織における情報セキュリティを包括的に理解し、適切に管理・運用する能力を証明する資格です。

本試験に合格すると、「合格証書」および「認定カード」が交付されます。

ただし、認定カードには有効期限が設けられており、更新を希望する場合は年1回の定期講習を受講する必要があります。

なお、2026年2月度試験より、試験名が「情報セキュリティ管理士認定試験」から「情報・サイバーセキュリティ管理士認定試験」に変更される予定です。

▼試験概要

主催している団体 一般財団法人全日本情報学習振興協会
試験の方式 公開会場(マークシート)
オンラインIBT
CBT
試験時間 120分
費用 11,000円(通常受験)
9,900円(連続チャレンジ受験)
8,800円(学生)
6,600円(情報セキュリティ初級に合格している場合)
※2025年12月現在

出典:一般財団法人全日本情報学習振興協会|情報セキュリティ管理士認定試験

7. 公認情報セキュリティマネージャー(CISM)

ISACAが認定するCISM(公認情報セキュリティマネージャー)は、情報セキュリティ分野において国際的に高い認知度を持つ資格であり、特に情報セキュリティ管理・ガバナンスを担う実務経験者向けの資格です。

本試験に合格した場合、5年以内に認定申請を行う必要があり、その際には、一定年数の実務経験要件を満たしていることが求められます。

また、資格を維持するためには、以下の要件を継続的に満たす必要があります。

  • 維持費用の支払い
  • 継続的な専門教育(CPE: Continuing Professional Education)の報告
  • ISACA職業倫理規定の遵守

▼試験概要

主催している団体 ISACA
試験の方式 多肢選択(四択)
試験時間 4時間
費用 ISACA会員 $575(非会員$760)

出典:ISACA|CISM

8. 公認情報システム監査人(CISA)

ISACAが認定するCISA(公認情報システム監査人)は、情報システムの監査、セキュリティ、内部統制(コントロール)に関する高度な知識・技術を有するプロフェッショナルであることを証明する国際資格です。

本試験に合格した場合、5年以内に認定申請を行う必要があり、その際には、所定の実務経験要件を満たしていることが求められます。

また、公認情報セキュリティマネージャー(CISM)と同様に、資格を維持するためには、以下の要件を継続的に満たす必要があります。

  • 維持費用の支払い
  • 継続的な専門教育(CPE: Continuing Professional Education)の報告
  • ISACA職業倫理規定の遵守

試験概要は以下の通りです。

▼試験概要

主催している団体 ISACA
試験の方式 多肢選択(四択)
試験時間 4時間
費用 ISACA会員 $575(非会員$760)

出典:ISACA|CISM

9. 個人情報保護士認定試験

個人情報保護士認定試験は、個人情報の適切な取り扱いと安全管理に関する知識を証明する資格です。

本資格を取得することで、情報漏洩や紛失リスクの分析、適切な管理手法、監督体制の構築など、業務に必要なセキュリティスキルを習得できます。

▼試験概要

主催している団体 一般財団法人全日本情報学習振興協会
試験の方式 公開会場(マークシート)
オンラインIBT
CBT
試験時間 150分
費用 11,000円(通常受験)
8,800円(学生)

出典:一般財団法人全日本情報学習振興協会|個人情報保護士認定試験

10. 個人情報保護実務検定

個人情報保護実務検定は、個人情報保護法を理解し、企業などで個人情報を適法・適正に利用するための知識取得を目的とした資格です。

1級と2級があり、一般の方から企業人まで幅広く対象としており、どなたでも、どの級からでも受験できます。

本資格を通じて、個人情報の取り扱いと情報セキュリティに関する知識を深め、実務に役立てることができます。

▼試験概要

主催している団体 一般財団法人全日本情報学習振興協会
試験の方式 公開会場(マークシート)
オンラインIBT
CBT
試験時間 1級:120分
2級:90分
費用 1級:11,000円
2級:8,800円
※CBT試験の場合、会場費2,000円が別途加算

出典:一般財団法人全日本情報学習振興協会|個人情報保護実務検定

代表的なセキュリティ【民間(ベンダー)資格】

次に、民間(ベンダー)資格の中でも、特に認知度が高い資格を6つ紹介します。

  • AWS認定セキュリティ
  • シスコ技術者認定
  • ISC2資格
  • CompTIA Security+
  • CompTIA PenTest+
  • GSE(GIAC Security Expert)

民間資格とは、企業や業界団体などが独自に認定する資格のことです。

それぞれの特徴や試験概要について確認していきましょう。

11. AWS認定セキュリティ

AWS認定セキュリティは、Amazon Web Services(AWS)が提供する認定資格で、AWS環境におけるクラウドセキュリティの知識やスキルを証明する資格です。

AWS環境におけるセキュリティ対策の設計・実装に関する知識が求められるため、システムインテグレーター(SIer)の現場では特に評価が高く、重要な資格とされています。

▼試験概要

主催している団体 AWS
試験の方式 ・Pearson VUE テストセンターまたはオンライン監督付き試験
・複数選択または複数応答のいずれか(65問)
試験時間 170分
費用 300 USD

出典:AWS|AWS Certified Security – Specialty

12. シスコ技術者認定

シスコ技術者認定は、ネットワーク機器メーカーのシスコシステムズが提供する資格であり、ネットワーク技術者向けの試験です。

試験は主に以下のレベルに分かれており、自身のスキルレベルに応じて段階的に取得できます。

▼試験概要

主催している団体 シスコシステムズ
代表的なレベル ・CCT(エントリーレベル)
・CCNA(アソシエイトレベル)
・CCNP(プロフェッショナルレベル)
・CCDE(エキスパートレベル)
試験の方式 CBT方式
試験時間 60~120分
費用 資格レベル別に受験料が異なる。(最新の受験料は公式ページを参照)

出典:CISCO|シスコ認定試験

13. ISC2資格

ISC2資格は、米国の非営利団体(ISC)²が提供する、情報セキュリティ分野のプロフェッショナル向け資格です。

マネジメント系から技術・開発寄りまで幅広い分野をカバーしており、グローバルに高い認知度と評価を持っています。

なお、試験は英語で実施されるため、専門的な知識に加えて英語の読解力が求められます。

▼試験概要

主催している団体 (ISC)²
主な資格 CISSP(Certified Information Systems Security Professional)
CCSP(Certified Cloud Security Professional)
CSSLP(Certified Secure Software Lifecycle Professional)
SSCP(Systems Security Certified Practitioner)
試験の方式 CISSP:CAT(Computerized Adaptive Testing)方式
CCSP:四肢択一式
CSSLP:四肢択一式
SSCP:四肢択一式
試験時間 CISSP:180分
CCSP:180分
CSSLP:240分
SSCP:180分
費用 CISSP:749米ドル
CCSP:599米ドル
CSSLP:599米ドル
SSCP:249米ドル

出典:(ISC)²|ISC2資格とは

14. CompTIA Security+

CompTIA Security+ は、エントリーレベルのセキュリティスキルを証明する国際資格です。

システム、ネットワーク、デバイスなどのセキュリティ対策に関する基礎知識を幅広くカバーしており、セキュリティ分野をこれから学びたい方や、未経験からのステップアップを目指す方に適している資格です。

また、CompTIA Security+ は米国国防総省(DoD)の指針における、情報セキュリティ関連職で認められている資格の一つとして位置付けられており、国際的に高い信頼性を持ちます。

▼試験概要

主催している団体 CompTIA
試験の方式 単一/複数選択、
※本試験には、パフォーマンスベーステスト(シミュレーション)が出題される。
試験時間 90分
費用 55,584円
※変動あり

出典:CompTIA|CompTIA Security+

15. CompTIA PenTest+

CompTIA PenTest+ は、ネットワークやシステムの脆弱性診断およびペネトレーションテストに関する実践的スキルを証明する資格です。

本資格では、サイバー攻撃を模擬的に実行し、システムの脆弱性を特定・検証する「ペネトレーションテスト」の技術を習得できます。

また、本資格は国際標準化機構(ISO)および米国規格協会(ANSI)の認定を受けており、米国国防総省の要件も満たしていることから、高度なセキュリティスキルを証明する資格として注目されています。

▼試験概要

主催している団体 CompTIA
試験の方式 単一/複数選択
※本試験には、パフォーマンスベーステスト(シミュレーション)が出題される。
試験時間 165分
費用 55,584円
※変動あり

出典:CompTIA|CompTIA PenTest+

16. GSE(GIAC Security Expert)

GSE(GIAC Security Expert) は、SANS Institute が提供する高度なセキュリティ資格であり、GIAC(Global Information Assurance Certification)の最上位資格に位置づけられています。

本資格を取得するためには、GIACの実践者認定資格6種類、および応用知識認定資格4種類を取得する必要があり、豊富な知識と実務経験が求められます。

▼試験概要

主催している団体 SANS Institute
試験の方式 CBT方式
試験時間 試験により異なる
費用 試験により異なる

出典:GIAC|GIAC Portfolio Certifications

代表的なセキュリティ【国際資格】

ここでは、国際的に高く評価されているセキュリティ資格を3つ紹介します。

  • CISSP (Certified Information Systems Security Professional)
  • CEH(Certified Ethical Hacker)
  • OSCP (Offensive Security Certified Professional)

それぞれの特徴や試験概要について確認していきましょう。

17. CISSP (Certified Information Systems Security Professional)

CISSPは、ISC2が認定する国際資格で、情報セキュリティの分野において世界的に認知度の高い資格の一つです。

セキュリティの共通言語として知られる「CISSP CBK」に基づき、幅広い領域の理解を証明できます。

▼試験概要

主催している団体 (ISC)²
試験の方式 CISSP:CAT方式
試験時間 CISSP:180分
費用 CISSP:749米ドル

出典:(ISC)²|CISSP®とは
出典:(ISC)²|CISSP®認定試験

18. CEH(Certified Ethical Hacker)

CEH(Certified Ethical Hacker) は、EC-Council が提供する国際資格であり、ホワイトハッカー(エシカルハッカー)としてのスキルを証明する資格です。
本資格では、サイバー攻撃の手法を理解し、適切な防御策を講じる能力が求められます。
特に、アメリカやヨーロッパなどでは高く評価されており、外資系企業における採用の際に有利に働くことがあります。

試験を受験するには、EC-Councilが承認した公式トレーニングを受講、もしくは2年以上の情報セキュリティ経験が必要となります。

▼試験概要

主催している団体 EC-Council
試験の方式 CEHv12:選択式
CEH Practical: 実技試験(iLabsサイバーレンジを使用)
試験時間 CEH v12:制限時間4時間
CEH Practical:制限時間6時間
費用 ※費用は地域や試験センターによって異なるため、EC-Councilの公式サイトにて確認

出典:CEH Certification | Ethical Hacking Training & Course

19. OSCP (Offensive Security Certified Professional)

OSCP は、OffSec(旧Offensive Security)社が提供する資格であり、特にペネトレーションテスト(侵入テスト)の技術力を証明する資格として知られています。

本試験では、実際に用意されたシステムをターゲットとし、脆弱性を特定・悪用しながら侵入を成功させる能力が求められます。

▼試験概要

主催している団体 OffSec社
試験の方式 実技試験
試験時間 約48時間
費用 受験するには、PEN-200というオンライントレーニング+ラボのセットを購入する必要あり

出典:OffSec|OSC

セキュリティ資格を取得するための学習方法

セキュリティ関連の資格を取得するには、試験範囲を正しく把握した上で、段階的に学習を進めることが重要です。

資格ごとに難易度や出題傾向は異なりますが、効率的な学習プロセスには共通点があります。

まずは公式シラバスや試験概要を確認し、求められる知識レベルや出題分野を正しく把握しましょう。

試験によっては、出題範囲がかなり広範囲だったり、出題分野ごとに比重が異なっていたりするケースがあるため、どこから学習を進めるのか、優先的にどこを学習するのかを見極めることが効率的な学習に欠かせません。

そのうえで、テキストや公式教材を用いて基礎知識を体系的に学習しましょう。

次に、過去問題や問題集に取り組み、出題傾向や理解不足の分野を洗い出します。

実践的な内容が求められる資格では、シミュレーション問題や演習環境を活用すると理解が深まります。

試験直前期には、模擬試験や本番形式の問題演習を行い、時間配分や解答スピードを確認することが重要です。必要に応じて、公式トレーニングやオンライン講座を活用するのも有効です。

例えば、情報セキュリティ管理士認定試験では、有料で試験対策ビデオが提供されており、各単元を約15分で効率的に確認することができます。

また、 CISM(公認情報セキュリティマネージャー)では、日本語対応の教材が少ないため、公式サイトで「レビューコース(日本語版)」が提供されています。

このように、公式から提供されている資料や動画を活用することも、効率的な学習方法として推奨されます。

なお、試験内容や制度は変更されることがあるため、最新情報については必ず各資格の公式サイトを確認することが重要です。

セキュリティ資格の選び方

最後に、自分に合ったセキュリティ資格を選ぶための5つのポイントを解説します。

  • 実務で活かせるかどうか
  • 目指すキャリア目標に合っているか
  • 自身の経験やスキルレベルに適しているか
  • 取得にかかるコストや難易度が現実的か
  • 認知度や信頼性が十分か

目的に応じた適切な資格を選択するために、ぜひ参考にしてください。

実務で活かせるかどうか

資格は専門スキルの証明として有効ですが、実務と関連性がなければ十分な価値を発揮しません。

そのため、業務に直結する資格を選択することで、職場での評価向上につながる可能性があります。

また、資格取得を通じて実務に必要な知識や技術を習得することで、即戦力としての能力を高めることができます。

目指すキャリア目標に合っているか

資格を選ぶ際は、自身のキャリア目標と合致するものを選ぶことが重要です。

例えば、管理職やマネジメント層を目指す場合は、情報セキュリティ管理の知識を学べるCISMのような資格が適しています。

一方で、技術職としての専門性を高めたい場合は、実務に直結するCISSPやCEHのような技術系資格を取得することが有効です。

なお、就職や転職を視野に入れている場合は、希望する企業や業界で評価される資格を事前に調査することが推奨されます。

自身の経験やスキルレベルに適しているか

資格取得には、学習時間・受験費用・教材費などの投資が必要になります。

そのため、自身の状況に応じて、時間的・金銭的な投資対効果を考慮することも重要です。

また、各資格の難易度を事前に把握し、学習ペースや生活スタイルに合わせた現実的な目標設定を行うことで、効率的な資格取得が可能になります。

資格取得にかかるコストや難易度が現実的か

資格取得には、学習時間・受験費用・教材費などの投資が必要になります。

そのため、自身の状況に応じて、時間的・金銭的な投資対効果を考慮することも重要です。

また、各資格の難易度を事前に把握し、学習ペースや生活スタイルに合わせた現実的な目標設定を行うことで、効率的な資格取得が可能になります。

認知度や信頼性が十分か

資格の認知度や業界での評価も、資格選びの重要な要素です。

転職やキャリアップ時のアピールを目的とする場合は、CISSPやCISM、CEHのような国際的に認知されている資格が有効です。

一方で、大手企業や業界団体が推奨する資格は、社内評価や昇進において有利に働くケースがあります。

認知度の低い資格は、たとえ上位資格であったとしても、十分な評価が得られない場合があるため、自身の目的に照し合わせて、その資格がどのように評価されているかを事前に調査することが重要です。

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脆弱性診断・セキュリティ診断について|LANSCOPEプロフェッショナルサービス

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まとめ

本記事では、初心者から上級者まで、スキルレベルやキャリア目標に応じて選択できるおすすめのセキュリティ資格19種類を厳選して紹介しました。

本記事のまとめ

  • 近年サイバーセキュリティ分野における求人需要は急速に拡大しており、セキュリティ資格の保有が採用や昇進で評価されるケースが増えている
  • セキュリティ資格は、スキルを客観的に証明でき、キャリアアップに有効に活用することができる
  • セキュリティ資格を選ぶ際は、実務での活用性やキャリア目標との適合性、自身の経験やスキルレベルにあっているかなどの観点に加えて、資格自体の認知度や信頼性なども考慮することが重要である

近年、セキュリティ人材の不足は深刻化しており、今後もその傾向は続くと考えられます。

こうした背景から、セキュリティ資格を保有する人材の需要は、ますます高まっていくでしょう。

「キャリアアップを目指している」「実務経験はないがIT分野に挑戦したい」と考えている方は、本記事で紹介したような資格を参考に、自身に合ったセキュリティ資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか。

セキュリティ対策に興味のある方必見!
Webアプリケーション診断で指摘される
脆弱性TOP5を解説!

際に診断でよく指摘される脆弱性TOP5を原因や対策方法も含め、分かりやすく説明します。セキュリティ対策に興味のある方は必見です。

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