Written by 武藤 諒
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版プロダクトマネージャーとして、製品ロードマップの策定や販売計画の立案、マーケティング活動に従事。またMOTEX製品のプロダクトマーケティングにも従事。
目 次
エンドポイント管理ツールの課題
Windows 管理に必要な機能を多数実装!
PCの利用状況を見える化し、テレワークの課題を解決
PC・スマホをクラウドで一元管理 ~ LanScope An Ver.4.0 の市場におけるポジショニング~
【2022年7月6日追記】
LanScopeシリーズのリブランディングを行い、製品名称を「LanScope An」から「LANSCOPE クラウド版」に変更しています。
情報システム担当者 1,000人に聞いた!
“IT資産管理ツールのクラウド移行”実態調査
8割以上のユーザーが「クラウドIT資産管理ツール」の導入を検討していると回答しています。
2012年9月にリリースしたLanScope Anはスマホ・タブレットの管理ツールとして、すでに5,000社以上のお客様にご導入いただいております。リリースから8年を迎えた2020年10月、LanScope AnはIT資産管理ツール「LanScope Cat」のノウハウで培ったWindows管理機能を大幅に強化しました。今回はLanScope Anで実現するPC・スマホの一元管理についてご紹介します。
エンドポイント管理ツールの課題
従業員・職員に貸与しているデバイスを管理するツールは大きく二つに分類されます。
PCを管理する場合はLanScope CatなどのIT資産管理ツール、スマホ・タブレットを管理する場合はLanScope AnなどMDM(Mobile Device Management)ツールと、管理ツールが別れていることが特徴です[図1]。最近ではWindows PCも持ち出すことを前提に導入されることが増えたため、紛失対策のためにMDMで管理する、またはIT資産管理ツールとMDMの双方を導入し管理しているお客様が増えています。
しかし、PC・スマホのエンドポイントを同じツール、同じ管理コンソールで一元管理したいという管理者様のニーズは年々増えています。
MDMツールでもWindowsの管理そのものは可能ですが、操作ログの取得などIT資産管理ツールで実装されているようなPC管理特有の機能は利用できません。そのため、IT資産管理ツールとMDMツールの「両刀使い」の状態が生まれ、管理者様にとっても負担となっているのが現状です。
Windows 管理に必要な機能を多数実装!
以上のような背景から、Windows管理に必要な機能を大幅に強化。PC・スマホを一元管理できる新しいエンドポイント管理ツールとして、LanScope An Ver.4.0をリリースしました。
LanScope An Ver.4.0ではWindows PCのファイル配信機能、ソフトウェアの利用禁止を実装。業務に必要なソフトウェアのインストールを複数のPCに対し一括で行ったり、業務で利用してほしくないソフトウェアの利用を禁止できます。またPC管理では必携の操作ログ取得機能と利用状況を見える化する多彩なレポートも搭載しています。
PCの利用状況を見える化し、テレワークの課題を解決
昨今の働き方改革の推進、また新型コロナウイルス流行に伴い急速に普及したテレワーク。
「仕事とプライベートのメリハリを持てているか?」「効率的な働き方はできている?」今まで同じフロアで、同じ時間に働いていて気にかけることが無かったことも、テレワークが浸透し「見えなくなった」ことで、急に不安になった経営層、マネージャー、管理者様は多いのではないでしょうか?
このような課題を解決するために、LanScope Anでは取得した操作ログからPCの利用状況を見える化できる3つのレポートを実装しています[図2]。
また全社・グループ毎に状況を把握できるだけでなく、グループ比較や課題のあるデバイスを特定し、デバイス毎に、アプリ利用・Webサイト閲覧などの詳細を確認できます[図3]。
PC・スマホをクラウドで一元管理~LanScope An Ver.4.0 の市場におけるポジショニング~
昨今のモバイル管理では、iOSのApple Business Manager(ABM)、AndroidのAndroid Enterprise(AE)を利用することが主流になっています。これはABMやAEを利用すればより幅広い管理を実現できるためです。また、App Storeの禁止(iOS)やパスワードポリシーの設定(Android)など MDMにおける基本機能も、ABM・AEの利用が必須になるなどの仕様変更がApple・Googleによって行われているため、モバイル管理を検討するうえで欠かせないポイントになっています。
LanScope An Ver.4.0では、IT資産管理ツールとMDMツールで一般的に実装されている機能を網羅することでPC・スマホの一元管理を実現しました[図4/表2]。
PCもスマホも同じ部署・同じ担当者で管理しているのに別々のツールで管理している、サーバーを構築せずインターネットに接続できる環境だけでPCを管理したい、このような課題を持つお客様は、ぜひ60日間の無料体験版で新しいLanScope Anをお試しください。
情報システム担当者 1,000人に聞いた!
“IT資産管理ツールのクラウド移行”実態調査
8割以上のユーザーが「クラウドIT資産管理ツール」の導入を検討していると回答しています。
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