Written by WizLANSCOPE編集部
目 次
業務でスマートフォンを使うことが一般的となった現在、「スマホの乗っ取り」は深刻な情報漏洩や不正利用につながるリスクとして注目されています。
仮にスマホが第三者に乗っ取られた場合、スマホ内に保存されているデータが閲覧・抜き取られるだけでなく、メールやビジネスチャット、業務システムなどのアカウントが不正に操作される可能性があります。
こうした事態を防ぐためには、日頃から乗っ取りを防止する対策を徹底するとともに、異常な挙動などの兆候を把握し、仮に乗っ取られた際に迅速に気づいて対処できるようにしておくことが重要です。
本記事では、スマホが乗っ取られた際に現れる兆候や攻撃者がスマホを乗っ取る手口、乗っ取られていないか確認する方法などを解説します。
▼本記事でわかること
- スマホが乗っ取られた場合に現れる兆候
- スマホが乗っ取られた場合のリスク
- スマホが乗っ取られていないか確認する方法
- スマホを乗っ取られないための対策
業務にスマホを活用している企業・組織の方はぜひご一読ください。

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スマホの乗っ取りとは?

スマートフォンの乗っ取りとは、悪意のある第三者が不正な手段でデバイスに侵入し、操作や情報へのアクセスを不正に行える状態にすることを指します。
攻撃者は、不正なアプリのインストール誘導やフィッシングサイト、偽装Wi-Fiなどを利用して、利用者の認証情報やデバイスへのアクセス権限を取得し、乗っ取りを行います。
スマホが乗っ取られた場合、主に以下のような被害が発生する可能性があります。
- 個人情報の漏洩
- 不正送金や課金などの金銭的被害
- デバイスのロックや操作不能状態への変更
- なりすましによるメッセージ送信や不正行為
このような被害を防ぐためには、日常的にセキュリティ対策を実施するとともに、不審な挙動に注意を払うなど、継続的な警戒が重要です。
スマホが乗っ取られた際の兆候

攻撃者は、不正アプリのインストールを誘導したり、窃取した認証情報を悪用したりして、スマホに侵入し、マルウェア感染を通じて遠隔操作や情報窃取を可能にします。
万が一スマホが乗っ取られた場合、以下のような兆候が現れることがあります。
| 兆候 | 具体的な挙動 |
|---|---|
| 動作が重くなる | ・バックグラウンドで不正なアプリやマルウェアが動作し、処理速度が低下して操作が遅くなる |
| 本体が発熱する | ・操作していない状態でも、継続的な不正処理により本体が異常に熱を持つ |
| バッテリーの消耗が早くなる | ・バックグラウンドでの不正な通信や処理により、バッテリーの消耗が急激に早くなる |
| インストールした覚えのないアプリが存在する | ・ユーザーの許可なくインストールされたアプリが確認される |
| 頻繁に再起動する | ・マルウェアの影響や攻撃者による遠隔操作により、システムが不安定になり再起動が増える |
| 通信料金が異常に高くなる | ・外部サーバーとの不正通信により、データ通信量が増加する |
| 身に覚えのないログイン履歴がある | ・不正に取得された認証情報により、第三者によるログインが発生する |
| GPSやカメラが勝手に起動する | ・不正操作により、位置情報の取得やカメラの使用履歴が残る |
| 不審なポップアップが表示される | ・詐欺サイトへの誘導や、不正なソフトウェアインストールを促すポップアップが表示される |
スマホが乗っ取られてしまうと、デバイス内の情報が不正に閲覧・送信されるだけでなく、カメラやマイクが悪用され、盗聴や盗撮といった深刻なプライバシー侵害につながる恐れがあります。
また、マルウェアがバックグラウンドで稼働し続けることでシステムリソースが消費され、動作が重くなったり、本体が異常に熱を持ったりと、パフォーマンスの低下が引き起こされる恐れもあります。
さらに、スマホに侵入したマルウェアはデバイス内の情報を収集し、外部の指令サーバー(C&Cサーバー)へと送信します。
このC&Cサーバーとの通信が継続的に行われると、データ通信量が急増し、結果として通信料金が高額になるケースもあります。
このように、不審な挙動が一つでも確認された場合は、スマホが乗っ取られている可能性を考慮し、速やかに状況を確認・対処することが重要です。
スマホの乗っ取りによるセキュリティリスク

スマホが第三者に乗っ取られると、以下のような被害が生じる恐れがあります。
- 個人情報の漏洩
- 盗撮や盗聴によるプライバシー侵害
- 不正送金や不正課金などの金銭的被害
- デバイスのロックや操作不能状態への変更
- なりすましによるメッセージ送信や不正行為
詳しく確認していきましょう。
個人情報の漏洩
スマホには、電話番号やメールアドレス、クレジットカード情報など、さまざまな個人情報が保存されています。
そのため、万が一スマホが悪意のある第三者に不正に乗っ取られると、これらの情報が外部に流出し、インターネット上で公開されたり、ダークウェブ上で売買されたりする恐れがあります。
また、業務用スマホには、取引先や顧客に関する機密情報、業務上のやりとりなどが含まれている場合が多く、情報漏洩が発生すると、企業の信用低下や取引への影響といった深刻なリスクにつながります。
盗撮や盗聴によるプライバシー侵害
スマホが乗っ取られて遠隔操作が可能な状態になると、カメラやマイクが不正に起動され、盗撮や盗聴が行われる恐れがあります。
さらに、GPSが悪用されることで、スマホの位置情報がリアルタイムで追跡されるケースもあり、深刻なプライバシー侵害につながる可能性があります。
不正送金や課金などの金銭的被害
不正に窃取された認証情報を悪用されると、ECサイトや各種アプリケーションに不正ログインされる可能性があります。
その結果、登録済みのクレジットカードや電子決済サービスが不正利用され、金銭的損失が発生する恐れがあります。
デバイスのロックや操作不能状態への変更
遠隔操作によって攻撃者にデバイスを制御されると、スマホがロックされ、使用を制限される恐れがあります。
さらに、ロック解除と引き換えに身代金を要求される「ランサムウェア攻撃」に発展するケースもあります。
なりすましによるメッセージ送信や不正行為
スマホが乗っ取られると、スマホの持ち主になりすまして不正行為が行われる恐れがあります。
具体的には、メールアカウントに不正ログインして取引先へ偽のメールを送信したり、SNSに不正ログインして投稿したりするケースが考えられます。
特に、各種サービスで自動ログイン機能を有効にしている場合は、再認証を経ずにログインできてしまうため、不正利用されるリスクが高まります。
スマホ乗っ取りの手口

攻撃者は、以下のような手口を用いてスマホの乗っ取りを試みます。
- 不正なアプリをインストールさせる
- フィッシングにより認証情報を窃取する
- 偽のWi-Fiアクセスポイントを利用させる
- SIMスワップ攻撃を仕掛ける
これらの手口を理解することで、具体的な対策を講じやすくなります。代表的な攻撃手法について詳しく確認していきましょう。
不正なアプリをインストールさせる
攻撃者は、セキュリティ対策アプリなどの正規アプリを装った不正なアプリを作成し、ユーザーにインストールさせようとします。
このような不正なアプリをインストールしてしまうと、マルウェアに感染し、スマホ内のデータが盗まれたり、スマホが遠隔操作されたりする恐れがあります。
フィッシングにより認証情報を窃取する
フィッシングとは、金融機関や有名企業を装った偽のメールやSMSを送り、本文内のリンクから偽サイト(フィッシングサイト)へ誘導して認証情報などを盗み取る手口です。
近年では、生成AIの発展が影響し、フィッシングメールの文面は違和感のない内容になり、さらに誘導のサイトも正規サイトと見分けがつかないほど精巧に作られるケースが増えています。
誤ってフィッシングサイトに情報を入力してしまうと、認証情報が攻撃者の手にわたり、不正ログインや乗っ取りなどの被害につながる恐れがあります。
偽のWi-Fiアクセスポイントを利用させる
近年、テレワークやリモートワークの普及により、セキュリティ対策が不十分なWi-Fiに接続してしまうリスクが高まっています。
攻撃者は、カフェや駅などの公共施設で提供される正規のWi-Fiと同一、または類似のネットワーク名(SSID)を持つ偽のWi-Fiを設定し、ユーザーをだまして接続させようとします。
このような偽のWi-Fiアクセスポイントに接続してしまうと、正規サービスに見せかけた偽のログイン画面が表示されることがあり、認証情報を入力すると攻撃者に窃取される恐れがあります。
SIMスワップ攻撃を仕掛ける
SIMスワップとは、正規の契約者が利用しているSIMカードの情報を、攻撃者が自身のデバイスに移行させることで、電話番号の利用権限を奪取し、スマートフォンの認証や通信機能を乗っ取る攻撃手法です。
攻撃者は、携帯電話会社に対して「SIMカードを紛失した」などと偽り、再発行を申請します。
この際に必要となる本人確認を突破するため、攻撃者は事前にダークウェブなどから入手した被害者の個人情報を悪用します。
本人確認が通過すると、電話番号が新しいSIMカードへ移行され、結果として被害者の電話番号が攻撃者の管理下に置かれるとこになります。
これにより、攻撃者はSMS認証や通話認証を悪用し、金融機関の口座や各種オンラインサービスへの不正アクセスを行う恐れがあります。
スマホが乗っ取られているかを確認する方法

前述のような乗っ取りの兆候が見られた場合は、まずスマホが実際に不正アクセスや乗っ取りの被害を受けていないかを確認し、必要に応じて速やかに対処することが重要です。
スマホが乗っ取られていないかを確認する主な方法としては、以下が挙げられます。
- セキュリティ対策ソフトでスキャンを行う
- 見覚えのないアプリがインストールされていないか確認する
- 通信量や通信料金に異常がないかを確認する
- 各種アカウントのログイン履歴や利用履歴を確認する
詳しく確認していきましょう。
セキュリティ対策ソフトでスキャンを行う
スマホの乗っ取りは、マルウェア感染が原因となるケースが多く見られます。
そのため、まずはセキュリティ対策ソフトのスキャン機能を活用し、マルウェアに感染していないかを確認することが有効です。
また、リアルタイム監視機能を備えたソフトを利用することで、不正な挙動を継続的に検知し、セキュリティ対策を強化することが可能です。
見覚えのないアプリがインストールされていないか確認する
スマホが乗っ取られると、攻撃者によって不正なアプリが無断でインストールされている可能性があります。
そのため、スマホの設定メニューやアプリ一覧から、インストール済みのアプリを確認し、見覚えのないアプリがないかを定期的にチェックすることが重要です。
通信量や通信料金に異常がないかを確認する
スマホが乗っ取られると、バックグラウンドでマルウェアが継続的に稼働したり、不正なデータ通信が発生したりするため、通信量や通信料金が通常時と比較して異常に増加することがあります。
このような不審な通信が確認された場合は、速やかに通信事業者に問い合わせるとともに、通信内容や利用状況の詳細を確認・調査することが重要です。
各種アカウントのログイン履歴や利用履歴を確認する
SNS、メール、オンラインバンキングなどのサービスでは、ログイン履歴やアクティビティ履歴が記録されるものがほとんどです。
そのため、自分がアクセスしていない日時のログインや、異常なIPアドレスからのアクセスが確認された場合は、速やかに安全なデバイスからパスワードを変更する、多要素認証を有効化するなどの対策を講じることが重要です。
スマホが乗っ取られたときの対処法

万が一スマホが乗っ取られた場合は、被害の拡大を防ぐため、速やかに適切な対処を講じる必要があります。
特に業務用スマホの場合、社内情報や取引先へ影響が及ぶ可能性があるため、迅速かつ的確な対応が求められます。
本記事では、スマホが乗っ取られた際に取るべき主な対処を5つ紹介します。
- ネットワーク接続を遮断する
- アカウントのID・パスワードを変更する
- クレジットカードの利用を停止する
- 専門機関に相談する
- スマホを初期化する
有事の際に冷静に対応するためにも、対処法について正しく理解しておきましょう。
ネットワーク接続を遮断する
前述の通り、スマホ乗っ取りはマルウェア感染が原因となるケースが多く見られます。
スマホに侵入したマルウェアは、デバイス内に保存された情報を窃取し外部に送信することに加えて、ネットワークを介して他のデバイスに横展開(感染拡大)を試みることがあります。
そのため、被害の拡大を防ぐには、まずネットワーク接続を速やかに遮断することが重要です。
具体的には、有線接続の場合はLANケーブルを抜き、無線接続の場合はWi-Fiやモバイルデータ通信をオフにすることで、感染デバイスをネットワークから隔離しましょう。
アカウントのID・パスワードを変更する
スマホが乗っ取られると、デバイス内に保存されている認証情報が悪用され、メールやSNS、オンラインバンキング、クラウドサービスなどのアカウントに不正アクセスされる可能性があります。
さらに、不正アクセス後に攻撃者によってID・パスワードを変更されてしまうと、正規の利用者がアカウントにログインできなくなる恐れがあります。
そのため、不正ログインの兆候を確認した場合は、安全なデバイスから速やかにID・パスワードを変更することが重要です。
また、ID・パスワードのみの認証はセキュリティリスクが高まっているため、多要素認証(MFA)を導入するなど、認証強化を図ることも有効です。
クレジットカードの利用を停止する
スマホにクレジットカード情報を登録している場合、乗っ取りによってカード情報が盗まれたり、不正利用されたりする恐れがあります。
そのため、スマホを乗っ取られた場合は、速やかにカード会社へ連絡し、利用停止などの手続きを行うことが重要です。
また、クレジットカード以外の決済サービスを利用している場合も、安全なデバイスから、利用停止やアカウント保護の措置を講じる必要があります。
専門機関に相談する
業務用スマホが乗っ取られ、情報漏洩や不正アクセスなどの被害が発生している場合は、必要に応じて専門機関への相談を検討しましょう。
例えば、サイバー犯罪に対応する専門機関に相談することで、状況に応じた法的措置や技術的な支援を受けることができます。
また、個人情報の漏洩が疑われる場合は、個人情報保護に関する監督機関への報告や相談が必要となる場合があります。
被害の拡大を防ぐためにも、専門知識を有する機関の支援を受け、適切かつ迅速な対処を実施しましょう。
スマホを初期化する
乗っ取りのリスクを確実に排除するためには、スマホの初期化を検討することも有効な手段です。
初期化を行うと、デバイス内のすべてのデータが消去され、購入時の状態に戻ります。
これにより、マルウェアや不正アプリを基本的に除去できますが、実行前には必ずデータのバックアップを取得しておきましょう。
ただし、バックアップデータ自体がマルウェアに感染している可能性もあるため、復元前には必ずセキュリティ対策ソフトでスキャンを実施することが重要です。
スマホを乗っ取られないための対策

スマホの乗っ取りを防ぐためには、日常的に基本のセキュリティ対策を徹底することが重要です。
ここでは、スマホ乗っ取りをはじめ、サイバー脅威を防ぐために実施したい基本のセキュリティ対策を5つ紹介します。
- OS・ソフトウェアは常に最新の状態を保つ
- 安易に不審なリンクやサイトを開かない
- フリーWi-Fiの利用を避ける
- 不審なアプリをインストールしない
- アンチウイルスソフトを導入する
近年のサイバー脅威は、高度化・巧妙化が見られ、その被害もますます深刻化しています。
こうした被害を防ぐためには、基本的なセキュリティ対策を日頃から実践することが重要です。詳しく確認していきましょう。
OS・ソフトウェアは常に最新の状態を保つ
攻撃者は、OSやソフトウェアの脆弱性(弱点)を突いて、デバイスへの侵入を試みます。
このような脆弱性を悪用した侵入を防ぐには、OS・ソフトウェアを常に最新の状態に保つことが重要です。
あらゆるソフトウェアには、開発段階で見落とされた不具合や脆弱性が潜んでいる可能性があり、また、運用を続ける中で、新たな脆弱性が発見されることも珍しくありません。
こうした問題に対処するため、ベンダーからは「セキュリティパッチ」が提供されます。これを適用することで、既知の脆弱性を悪用した攻撃を防ぐことができます。
更新を怠ると、脆弱性を狙った攻撃を受けるリスクが高まるため、自動更新機能などを活用し、常に最新バージョンを維持することが重要です。
これにより、マルウェア感染のリスクを低減し、結果として乗っ取り防止にもつながります。
安易に不審なリンクやサイトを開かない
マルウェアの主な感染経路として、以下のような例が挙げられます。
- 不審なメールに添付されたファイルを開く
- 不審なメールに記載されたリンクをクリックする
- 攻撃者が作成したフィッシングサイトを閲覧する
- SNSやメッセージアプリ経由で送信される不審なリンクを開く
近年では、生成AIの発展により、フィッシングメールやフィッシングサイトがより自然かつ精巧に作り込まれるようになっており、判別が難しくなっています。
このような被害を防ぐためには、不審なファイルやリンクを安易に開かないという基本的なセキュリティ意識を持つことが重要です。
フリーWi-Fiの使用を避ける
街中のさまざまな場所でフリーWi-Fiが提供され、便利に利用できるようになった一方で、公共のフリーWi-Fiに紛れて偽のWi-Fiが設置されている危険性も高まっています。
このような偽のWi-Fiを悪用した攻撃の被害を防ぐためには、そもそもフリーWi-Fiへの接続を避けることが重要です。
特に業務用スマホの場合、提供元が不明なWi-Fiに接続することは大きなリスクとなります。
外出先でネットワークを利用する必要がある場合は、モバイルルーター(ポケットWi-Fi)やスマホのデザリング機能を活用するなど、安全性の高い通信手段を利用しましょう。
また、やむを得ずフリーWi-Fiを利用する場合は、VPN(仮想プライベートネットワーク)を利用するなどで、セキュリティリスクの低減を図ることが重要です。
不審なアプリをインストールしない
App StoreやGoogle Play以外の経路からアプリをインストールする場合は、提供元の信頼性やセキュリティ対策の状況を十分に確認することが重要です。
App StoreやGoogle Playで提供されているアプリは、一定の審査基準やセキュリティ要件を満たしていることが前提とされていますが、それ以外の経路で配布されるアプリには、マルウェアが含まれているなどのリスクが存在します。
近年では、アプリストアにおける公正な競争の確保と消費者の選択肢拡大を促すことを目的として「スマホ新法」が施行され、公式ストア以外からのインストール機会が増えることが想定されます。
これに伴い、アプリインストールにおけるセキュリティリスクは高まっています。
企業・組織においては、アプリインストールに関するルールやガイドラインを整備し、不審なアプリをインストールするリスクを低減することが求められます。
アンチウイルスソフトを導入する
マルウェア感染を防ぐためには、アンチウイルスソフトの導入は必要不可欠です。
アンチウイルスとは、マルウェアなどの脅威を検出・防御し、感染の拡大や被害を防ぐためのセキュリティソリューションです。
近年は、まだ発見されていない未知のマルウェアや亜種を用いた攻撃も増加しているため、アンチウイルスを導入する際は、AIによる分析や振る舞い検知などで、未知の脅威にも対応できる製品を選定することが重要です。
また、リアルタイムの保護機能を有効化するとともに、定期的なスキャンを実施することで、感染の予防および早期発見につながります。
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業務用スマホが乗っ取られると、取引先や顧客に関する機密情報、業務上のやりとりなどが漏洩し、企業の信用低下や取引への影響といった深刻なリスクにつながりかねません。
企業・組織においては、このようなリスクを低減するために、業務用スマホを適切に管理することが求められます。
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| 紛失・盗難時のリスク低減 | ・リモートロックやリモートワイプ機能により、デバイスの不正利用を防止 |
| Windowsアップデート管理 | ・OSを常に最新の状態に保ち、脆弱性を最小限に抑える |
また、iOSデバイスにおいては、App Storeの利用制限に加えて、代替アプリマーケットプレイスの利用を制限する構成プロファイルの作成・配信機能にも対応しています。
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まとめ
本記事では、「スマホの乗っ取り」をテーマに、その危険性や乗っ取りの兆候、有効な対策について解説しました。
本記事のまとめ
- スマホが乗っ取られると「動作が重い」「頻繁に再起動する」などのパフォーマンスの低下や、「見覚えのないアプリがインストールされている」といった不審な挙動が見られる場合がある
- 乗っ取り被害に遭うと、「個人情報の漏洩」や「プライバシーの侵害」などが懸念されるほか、デバイスロックやなりすましが行われる危険性もある
- スマホが乗っ取られていないか確かめる方法としては、「アンチウイルスでのスキャン」を実施したり、通信量や通信料金、不正ログインの痕跡を確認したりなどの方法が挙げられる
- 乗っ取りを防ぐには、「OS・ソフトウェアの常時最新化」「フリーWi-Fiの利用回避」「アンチウイルスソフトの導入」など、の基本的な対策の徹底が重要
業務用スマホが乗っ取られた場合、取引先や顧客に関する重要情報が漏洩し、企業の信用低下などの重大な問題に発展するリスクもあります。
そのため、OS・ソフトウェアの最新化やアンチウイルスソフトの導入といった基本的な対策を徹底し、乗っ取りのリスクを低減しましょう。
また、本記事で紹介した「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」は、モバイルデバイスの統制・管理に有効なさまざまな機能を搭載しています。
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