IT資産管理

PC・スマホの一元管理を支援する “LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版” 最新の実装機能と今後のロードマップをご紹介!

PC・スマホの一元管理を支援する “LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版” 最新の実装機能と今後のロードマップをご紹介!

おかげさまで、“LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版(以下エンドポイントマネージャー クラウド版)”の累計導入実績は10,000社を突破しました。皆様のご愛顧に心より感謝申し上げます。

ここ2~3年はIT資産管理ツールのクラウド化の検討が加速するとともに、MDM(モバイルデバイス管理)としてだけでなくPC管理にも“エンドポイントマネージャー クラウド版”をご採用いただくケースが急増しました。
特に、PCとスマホの管理をまとめたいというニーズは顕著で、PC・スマホの一元管理を実施されるお客様が増えています。

本記事では、PC・スマホの一元管理を“エンドポイントマネージャー クラウド版”で実現するための最新機能と、今後の実装予定機能についてご紹介します。

3分で分かる!LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版

クラウド版で実現するPC・スマホの一元管理
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の魅力や解決できる課題を、3分でご紹介します。

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最新実装機能1 クラウドストレージを介したファイル・アプリ配信(Windows)

すでにmacOS向けに提供している本機能のWindows版をリリースしました。

配信したいファイルやアプリをオンラインストレージ(Amazon Simple Storage Service[Amazon S3]やAzure Blob Storageなど)に配置することで、デバイスがインターネットに接続されていれば、対象の配布物を配信できるようになりました。

これまでは配信したいファイルやアプリをファイルサーバーなどの社内ネットワーク上の共有フォルダに配置する必要があり、デバイスが社内ネットワークに接続されていないと配信できませんでしたが、本機能により社内/社外のデバイスの所在を問わずファイル・アプリを配信できるようになります。

最新実装機能2 Managed App Confi guration(iOS・iPadOS)

iOS・iPadOS向けの「Managed App Confi guration」は、アプリに対して特定のパラメータを付与した上でデバイスに配信・インストールすることで、自動的にアプリ内の設定を行うことができる機能です。

どのような設定を組み込むことができるかは対象アプリの仕様に依存しますが、次の章で「Managed App Confi guration」の活用例の一部をご紹介します。

具体例1 “エンドポイントマネージャー クラウド版”の「LANSCOPE Client」インストール後の登録作業を自動化する

“エンドポイントマネージャー クラウド版”で位置情報取得やメッセージ・アンケートなどの機能を利用する場合、MDM構成プロファイルのほかに、「LANSCOPE Client」というアプリをデバイスにインストールする必要があります。

そして、インストールした「LANSCOPE Client」を“エンドポイントマネージャー クラウド版”のサーバーに登録するため、「登録用Clip」をデバイス側に配信し、デバイス上で操作して登録を完了させる必要がありました。

 この「登録用Clip」を利用した「LANSCOPE Client」の登録作業を「Managed App Configuration」で自動化できます。

「登録用Clip」は不要となり、登録作業に必要な情報はデフォルトで“エンドポイントマネージャー クラウド版”の管理コンソールに設定されているため、「LANSCOPE Client」のみアプリ配信とインストールを行い、デバイス上でインストールされた「LANSCOPE Client」を起動させればサーバー登録作業を完了させることができます。

具体例2  管理下にあるiPhone・iPadでのみ「LINE WORKS」を利用可能とする

組織で導入しているビジネスチャット「LINE WORKS」を、従業員の私有スマホでは利用させず、“エンドポイントマネージャー クラウド版”の管理下にある業務用デバイスでのみ利用可能にしたいというニーズに対しても、「Managed App Confi guration」を活用することができます。

「LINE WORKS」の管理者画面から「Managed App Configuration」で設定する値を確認し、“エンドポイントマネージャー クラウド版”に登録した上で「LINE WORKS」のアプリを配信・インストールします。

実装予定機能1 デバイス周辺機器管理機能

“エンドポイントマネージャー クラウド版”でPC管理を行っているお客様からのご要望がとても多い「デバイス周辺機器管理機能」を今後実装する予定です。

この機能は、“エンドポイントマネージャー クラウド版”のエージェント(LANSCOPE Clientなど)をインストールできないプリンターやルーターといったIT機器を手動登録することで、PC・スマホとあわせて周辺機器も台帳管理できる機能です。

“オンプレミス版”ではすでに実装しており、多くのお客様にIT資産の棚卸業務などでご活用いただいています。“クラウド版”においても本機能を実装し、資産棚卸の効率化をご支援します。

実装予定機能2 「Microsoft Teams」への操作ログアラート通知(Windows・macOS)

“エンドポイントマネージャー クラウド版”では、「許可していないストレージサービスを利用した」や「指定したキーワードが含まれるファイルを操作した」などといった取得した操作ログに対してアラートを設定できます。

アラートの確認方法としては、管理コンソールにおいて、操作ログ検索のほかに「ログアラートレポート」を提供しており、日付単位でアラート発生量を把握できるレポートは、休日に発生しているアラートや普段よりも明らかに多いアラート量といった「異変」に気付きやすいUIとなっています。

今後、「Microsoft Teams」に操作ログアラートを通知する機能を実装予定です。管理コンソールを定期的に確認する時間がないといった多忙な管理者様におかれても、本機能によってポリシー違反の操作をすぐに把握できる体制を構築することができます。

※本記事でご紹介した実装予定機能の内容は、変更が生じる場合がありますのであらかじめご了承ください。

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