目 次
・IT資産管理用ソフトウェアが展開できないネットワーク機器の管理
・検知機能を用いたネットワーク機器の情報収集(管理手順)
・最後に(具体的な展開手順について)
Written by Ten
統合型エンドポイントマネジメント「LanScope Cat」の機能をご紹介!
「LanScope Cat カタログ」
季節の変わり目を迎える中で「半期や一年に一回の資産棚卸しが大変!」という方も多いのではないでしょうか?
皆様の中には、もっと短いスパンで実施されている方もおられると思います。
もちろん、その様な管理工数を減らすためにLanScope CatのようなIT資産管理ツールがあるといっても過言ではありません。
ただ、「パソコンの資産管理はできても、ネットワーク機器に資産管理を行うためのソフトウェアは入れられないから今までどおり手動での管理が必要でしょ?」とおっしゃる方もいるかもしれません。
ご認識のとおり、LanScope CatでPC以外のネットワーク機器に資産管理を行うためのソフトウェアを展開して管理する・・ということは残念ながらできません。
しかし、他の機能を用いてカバーすることは可能です。
今回は資産管理用ソフトウェアが展開できないネットワーク機器の管理方法についてご案内いたします。
皆様はLanScope Catの「検知機能」をご存知ですか?
名前のとおり、管理者が意図せず持ち込まれたPCを検知、通知したり接続情報を管理することを目的とした機能です。
動作仕様としては各セグメントごとに設置された検知エージェントでネットワークの機器やPCから発行されるARPパケットを検知し管理しますので、PCだけではなく様々なネットワーク機器の情報が収集可能です。
具体的な管理方法について、ご案内します。
ポイント通常、24時間稼働している端末をDAのインストール対象として選定いただくことをおすすめしています(不正PCの検知が目的の場合は、DAが稼働していない時間に検知ができなくなるためです)。しかし、棚卸しの場合、機器の存在チェックが目的ですので、DAが24時間稼働していなくても問題ありません。
上記のように各ネットワーク機器の「IPアドレス」「MACアドレス」「ホスト名」の情報を収集しますので、こちらの情報をエクスポートすることで簡単な台帳として流用することも可能です。
具体的な展開手順については以下保守サイトにございます「猫ナビ」に記載しています。
ご興味がある方は是非、ご一読ください。
猫ナビ [PC以外のネットワーク機器の資産情報を確認しましょう]
※アクセスには保守IDとパスワードが必要です
これを機に皆様の管理工数が少しでも削減されると幸いです。
まだご利用されたことが無い方は是非、ご活用を検討ください。