導入事例CASE

お客様の個人情報を守る !

問題を発見し即時対応で、情報漏えいを未然に防ぐ

有限会社井上誠耕園

基本情報
設立
1997年6月
職員数
136名 ※2013年5月現在
業種
その他
URL
http://www.inoueseikoen.co.jp/
効果/目的
情報漏えい対策
概要 有限会社井上誠耕園様は香川県小豆島で1940年に営農開始され、現在は31,000坪の園地を耕し、オリーブやみかんを育てていらっしゃいます。主な販売品目はオリーブオイルをはじめとする食品類や化粧品などで、栽培から加工・販売までを一貫体制でおこなう6次産業型農業を推進されています。
「自然と大地の恵みに心からの感謝を込め、常に誠実な心を忘れず、大地を耕し、そして皆さんに喜んでいただける農産物を作り育てる園でありたい」という井上誠耕園の名前の由来そのままに、こだわりの製品を通信販売で全国のお客様にお届けしていらっしゃいます。
また今後、小豆島だけでなく日本の農業の発展・貢献への高いビジョンをお持ちで、積極的に新しい事業にも取り組まれています。

-LanScope Catを導入いただいた背景・目的をお教えください。

システム部 係長 明田様(以下 明田様):システム部として、社内ITシステム・ネットワークの構築・運用・保守点検や、1日10件前後のヘルプデスク業務で日々飛び回っています。現在は小豆島の本社に加え、2店舗、3ヶ所のコールセンターの6拠点、160台ほどのPCをネットワークでつないでいます。

数年前に、社内のIT設備の見直しの機会があり、基幹システム(販売管理)・サーバーの入れ替え、Active Directoryの導入などの要件検討を進めていました。その中で、会社の事業拡大とともに取り扱うお客様情報の数も増え、個人情報を漏えいさせないための仕組み強化の必要性を感じていました。
会社上層部への稟議もスムーズに通り、ツールの導入と体制見直しに取り組みをすすめるとともに、LanScope製品を導入することになりました。

-LanScope Catを選定いただいた決め手をお教えください。

明田様:情報漏えい対策ツールとして当初は2つの製品が候補にあがりました。画面の見やすさ等さまざまな観点から検討しましたが、実際に業務で活用するためには見た目だけではなく、その製品の運用性や、他社での導入実績、また導入後のサポート体制が大切だと考えていました。最終的に高い導入実績があり、サポート満足度の高いLanScope Catに決定しました。

また他社で実際にLanScopeを使用している知人から「クライアントPCの速度が落ちない」という評価も聞いており、実業務に影響がないという点も決め手になりました。

-LanScope導入後、具体的な効果はありましたか?

明田様:昨今、某通信教育会社などの個人情報の漏えい事件が大きく報道されていますが、そういった問題が発生しないように事前の対策を実施しています。

具体的には、会社支給のUSBメモリ数本以外の私物USBメモリは一切使用できないようにLanScope Catの「デバイス制御機能」で制限をかけています。これによって未管理の私物USBメモリの持ち込みを防げるほか、自宅PCへの業務持ち帰りなどを防ぎ、社員のリテラシー向上も図っています。
VPNでつながる全ての拠点の全てのPCにLanScope Catのクライアントをインストールすることで、どの拠点でも同じ高いセキュリティレベルを保つことができている点も大きいです。

他にもメール監視ツールのLanScope Guardも導入しており、情報漏えいにつながりそうなキーワード(秘密など)を含むメールの送信をアラームに設定しています。実際に大きな問題は発生していませんが、キーワードに抵触する操作があるとすぐに管理者である私にアラーム通知が届くので、即座に内容の確認と対処ができています。

許可する管理USBの設定(クリックすると拡大します)
※画像はイメージです

-導入目的以外の成果はあがっていますか?

明田様:情報漏えい対策の以外の部分でもLanScope Catは様々な場面で活用できています。
以前ですが、ファイルサーバーでファイルの紛失が発生しました。バックアップをとっているので大事にはいたりませんでしたが、原因が明確にならないと再発を防止できません。紛失日前後のサーバーアクセスログを確認して、紛失に至る原因の操作者を発見し、本人に確認をとって誤操作であることがわかりました。その結果、ファイルサーバーの操作時には注意するように促す対策をとることができました。

また、Windows XPのサポート終了時には、社内で稼働しているXP端末の現状を「資産管理機能」ですぐに確認し、上長への報告とスムーズなリプレイスを実施しました。他にも「百度(バイドゥ)」のセキュリティリスクが世間で問題になった時に、社内端末へのインストール有無を即座に確認するなど、様々な問題への対策がLanScope Catで行えています。エムオーテックスのWebページに最新動向に合わせた活用方法が素早く掲載されるのでいつも参考にしています。

-今後のLanScope活用の展望をお教えください。

明田様:今後は会社をより発展させていくためにも、システムや業務の効率化を目指しています。LanScopeのログ取得により、現状把握するためのベースはあるので、今後はこのログを活用したレポートを作成して上長への報告や課題への対策をスムーズにしていきたいと思います。

また社員のリテラシー意識の更なる向上にも力を入れていきたいと考えています。お客様に安心して当社をご利用いただくためにも社員一丸となって、取り組みを進めていきます。

※本事例は2014年8月取材当時の内容です。

ご利用された LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版 の機能構成について

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