IT資産管理とは
- IT資産管理
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IT資産管理とは、パソコンやサーバーなどの「ハードウェア」、システムやライセンスなどの「ソフトウェア」、プリンタや複合機などの「周辺機器」、メモリーカードやUSBなどの「記憶媒体」、そしてケーブルや無線LANなどの「インフラ」といったIT関連の資産を管理することを指します。これらが適切に管理されていればパソコンが余っているにも関わらず新品を購入してしまうことや、不必要なソフトウェアを購入してしまうといった無駄な投資を防ぐことが可能です。コスト削減や業務効率化を目指している企業にとって大きなメリットとなるのは言うまでもありません。
また近年はライセンス監査や労働管理のようなコンプライアンス違反を回避するためにIT資産管理システムを導入する企業が増えています。
01IT資産を全て把握
社内に数台でも管理できていないPCがあれば、そこがセキュリティホールになります。まずは、全てのPCを把握/管理下におき、正確なIT資産管理を始めましょう。 LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版 では、ネットワークに繋がっているIT機器の情報を自動で取得します。また、繋がっていない機器情報もインポートして一元管理できるので、正確な資産の把握/管理ができます。
02ライセンスの適正化
ソフトウェアの不正使用件数は年々減っている一方で、気づかないうちに違反してしまっている企業も少なくありません。インストールできる台数が決まっているにも関わらず、それ以上の台数にインストールしてしまったり、別のパソコンにアップグレードを適用してしまうなどの間違いはよくあることです。
しかし、悪意がなかったとしてもメーカーのライセンス監査に引っかかれば巨額の賠償金を求められる可能性があるので注意が必要です。IT資産管理でライセンス管理を行なっていれば、このような問題を回避することができます。
03パッチマネジメント
サイバー攻撃から端末を守るために、アンチウイルスを導入している企業も多いと思いますが、同様に大切なのが利用している端末のOSやアプリを最新に保ち攻撃から守るIT資産管理によるパッチマネジメントです。攻撃者はOSやアプリに潜む脆弱性を悪用しデータの破壊や機密情報の窃取を行います。IT資産管理によるパッチマネジメントをしっかり行う事で、攻撃者が悪用するセキュリティホール(脆弱性)を未然に防ぐことができ、組織を守ります。
LANSCOPE
エンドポイントマネージャー では攻撃者の悪用が多いWindows OSやAdobe製品のパッチマネジメントを支援。収集したデータから最新になっていない端末を可視化しパッチの適用までの運用を支援します。