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LanScope Cat ユーザー参加型ワークショップとは?
& 開催レポート VOL.1

Written by 紺野 勝太

2009年入社。新卒入社でLanScope Cat製品のサポートやセミナー、提案活動を続けて8年目。現在はサポートセンターにてメール・電話によるお客様対応に従事。福島県出身。

LanScope Cat ユーザー参加型ワークショップとは? <br>& 開催レポート VOL.1

みなさんこんにちは。ワークショップ開催担当のこんのです。
今日は、2018年6月から新たに始まったLanScope Cat 製品活用コミュニティ「LanScopeワークショップ」のご紹介です。本ワークショップは東京・名古屋・大阪にて開催しています。

LanScopeユーザー様限定!業務課題解決のヒントが得られる貴重なチャンス!
「LanScopeワークショップ」お申し込みはこちらへ!
※保守ユーザーID及びパスワードが必要となります。

目 次

・MOTEXとワークショップ
なぜユーザー参加型ワークショップをスタートしたのか
さらなる顧客運用志向へ
お客様同士のコミュニティ形成を目指して
LanScopeワークショップの運営で大切にしていること
・開催レポート VOL.1
 LanScopeワークショップの内容を公開します!

Section 1. 活用事例の中から運用のヒントを探す-LanScope Cat活用事例紹介-
Section 2. グループワークで課題の共有と解決方法を考える
 〈課題1〉働き方改革への対応
 〈課題2〉利用者のITリテラシーが低い
 〈課題3〉忙しい、そんな時に限って内容が曖昧な指示が来る

MOTEXとワークショップ

なぜユーザー参加型ワークショップをスタートしたのか

MOTEXはこれまでもソフトウェアメーカーとして、メーカーの立場からご利用方法をおすすめしてきました。しかし、ユーザー様の保守・サポートさせていただく中で、「他社の事例を聞きたい」「他社がどのように運用しているのか知りたい」というご要望を多くいただきました。この様なお客様の声をきっかけにユーザー参加型ワークショップである「LanScopeワークショップ」がスタートしています。
実際に製品をご利用いただいているお客様同士で情報交換をしていただくことで「メーカーのおすすすめ」ではなく、日々の運用に沿った「事例」「ノウハウ」をお届けしたいと考えています。

さらなる顧客運用志向へ

私たちは自社開発製品であるLanScope Catの仕様に合わせて最適と思われるご利用方法をご提案してきました。しかしながら、お客様によってエンドポイントセキュリティの課題・ニーズは多種多様であり、私たちの想定するご利用方法がそのままお客様の運用に沿うとは限らず、歯がゆい思いをすることもありました。
そこで実際のLanScope Cat以外も含めたシステム運用を行っているお客様の声をしっかりと聞くこと、そして、お客様同士で情報交換していただくことが「現場の運用」に沿った情報提供につながると考えています。
「メーカーのおすすすめ」ではなく、お客様が日常運用で編み出したご利用方法を「生の声」としてお届けし、役立つヒントを持ち帰っていただくことがLanScopeワークショップの提供価値です。

お客様同士のコミュニティ形成を目指して

MOTEXのLanScopeワークショップでは、LanScope 製品に限らず、広い情報交換の場となることを期待しています。例えば、「最近○○を××の目的で導入したけど××だったよ」「あ、それいいなウチもやってみようかな」というような会話が繰り広げられる状況です。我々にご相談いただいた際、どうしても製品中心のアドバイスとなりますが、お客様同士だと製品ではなく運用を中心としたアイディアが生まれます。例えば「その課題であればウチは××社の○○を使っていてこんな効果が出ているよ」という具合です。
LanScopeワークショップへご来場されたお客様同士がワークショップを抜きに直接、情報交換を行っていただけると嬉しいです。

LanScopeワークショップの運営で大切にしていること

ご来場いただいたお客様には、何かしら課題解決のヒントお持ち帰りいただくことを意識しています。そのために、会を「意見の発散」だけで終わってしまわないよう、個人ワークとしてアクションプランシートを作成する時間を設けています。アイディアをただのアイディアとして終わらせず実現するための行動を、考えていただく時間です。グループワークでは、他社様の施策からヒント得ることができるので、個人ワークでアイディアを自社の運用に落とし込みます。
LanScopeワークショップをスタートしたからまだ3ヶ月ほどですが、ご参加いただいたお客様のなかには「ウチだけの課題じゃないんだ」というような安堵感や、「課題を解決するためのヒントが得られた」コメントをいただいています。

開催レポート VOL.1
LanScopeワークショップの内容を公開します!

さて、ここからはワークショップの具体的な内容をお伝えいたします。
LanScopeワークショップは、前半の「LanScope Cat活用事例紹介」、後半の「グループワーク」、最後に希望のお客様向けの「個別相談会」の3部構成で実施しています。

Section.1
活用事例の中から運用のヒントを探す-LanScope Cat活用事例紹介-


操作ログを利用したレポートの作成方法や、不正持ち出しやパソコンの紛失事故防止に活用された事例などをご紹介しています。

操作ログは取得しているものの、検索はCSV出力してからExcelの検索から・・・と大変な努力をされている方が少なくありません。そこで、お役立ちできるのがWebコンソールの「ログ検索」機能…という具合にLanScope Catの活用事例をご紹介しています。

他にもログからレポートを作成されている事例や機器の棚卸事例などもご紹介しています。

Section.2
グループワークで課題の共有と解決方法を考える


大きなメモ用紙と付箋を使ってチームに分かれ、身の回りの業務課題や解決方法を検討していきます。

赤い付箋が課題、青い付箋は解決策です。
今回はその中で挙がった課題と解決策をいくつかご紹介します!

〈課題1〉働き方改革への対応
勤怠打刻システムで勤怠管理を行っているが、実態と一致しているかどうかをパソコンの稼働と比較して確認したい。
〈解決1〉
LanScope Catで取得している操作ログとパソコンへのログオン・ログオフログを利用しているというアドバイスが出ました。また、ログオン・ログオフログ機能そのものをご存知ない方もいらっしゃいました。
同様のお悩みをお持ちのお客様は、保守加入ユーザー様向けに操作ログから稼働状況を抽出するツールを提供しています。是非ご利用ください。
〈課題2〉利用者のITリテラシーが低い
意識の高い低いで行動が変わる、知識がバラバラ。その結果、悪気なく私物のUSBメモリをパソコンに挿し込んでしまうなどヒヤッとすることが時々ある。
〈解決2〉
グループの皆さんが思わず「あぁ~(ウチもだ)」と声に出されていたが印象的でした。ルールの制定や浸透も、もちろん重要ですが、やはり利用者のみなさんが意識して行動してくれることが重要なようです。定期的にセキュリティ教育を行われているお客様もいらっしゃいました。
なかには、「エムオーテックスのセキュリティブックを使えばいいよ」とステキなリコメンドもありました。
簡単に「ゆる~く」説明してくれているところが老若男女に受け入れてもらえているそうです。セキュリティブックは無償(PDF)でテスト問題付きで提供しています!スマホからでも読めますので是非セキュリティ教育にご活用ください!Amazonレビューもお待ちしております!
※セキュリティブックの詳細・ダウンロードはこちらから!
〈課題3〉忙しい、そんな時に限って内容が曖昧な指示が来る
〈解決3〉
情報システム・セキュリティ担当者の方以外でも、うなずきそうな課題ですね・・・。こんのも・・・おっと、私の話はやめておきましょう(笑)。
ずばり解決策は「何がしたいのか、結果どんなことを期待しているのかキャッチボールする」でした。「そんなこと、わかってるよ!」とパソコンのモニタを殴りたくなる方はひとまず抑えてください。落ち着いて振り返ると「あぁ、あのとき」という経験が無い方はいらっしゃらないのではないでしょうか。かく言う私も言う立場だったり、言われる立場だったり…。振り返るきっかけになりました!

とはいえ、「相手がわかってくれないし」ということもある方へ、もうひとつ参加されたお客さまからアドバイス。「最後はセキュリティを盾に説得する」です。インターネットで探せば、毎日どこかで起こっているセキュリティインシデント。被害額が、発生後の対応がという話を、実例を挙げて説明していくと理解を得られることが多いそうです。私も参考にしてみます!

というような具合にお客様同士で課題の共有や解決策を考えるのがLanScopeワークショップの特長です。

上記の内容が少しでもみなさまの運用の手助けになれば幸いです。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!またのお越しをお待ちしております。
まだ参加されたことのない読者のみなさまのお申し込みをお待ちしております!

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※保守ユーザーID及びパスワードが必要となります。