Written by aki(あき)
RFPに記載する内容
RFPに記載する内容は、企業形態や規模、立場などによって変わりますが、概ね次の内容を盛り込みます。
1. プロジェクト概要
1.1 プロジェクト名称
1.2 プロジェクトの目的と背景
1.3 プロジェクトの課題
1.4 プロジェクトの範囲
1.5 会社情報
2. 提案依頼内容
2.1 プロジェクトのゴール
2.2 システム構成
2.3 システム要件
2.4 プロジェクトスケジュール
2.5 プロジェクト体制
2.6 納品物一覧
2.7 制約事項
3. 選定事項
3.1 選定条件
3.2 提案書の提出先
3.3 提案書の提出方法
プロジェクト概要
まずベンダーにどのようなRFPなのかを理解してもらうために、プロジェクトの全体像をはっきりとさせます。プロジェクト概要には次のような情報を記載します。
プロジェクト名称
プロジェクト名の誤表記や誤認識を防ぐために、プロジェクト名を伝えて共通認識をもつようにします。
プロジェクト目的と背景
なぜRFPを行うのか?調達して何を実現したいのか?というプロジェクトの目的と背景を記載します。
システムの開発といっても調達したいシステムが、パフォーマンス向上なのか、機能の追加なのかなど、調達の目的によって規模や費用が大きく変わります。
プロジェクト目的と背景がブレていると、単に仕様を満たしただけのシステムを納品されて、結果的に期待した調達ができませんのでしっかりと共有しておくことが重要です。
プロジェクトの課題
今回の調達にあたり、現状の課題を洗い出し、その課題に対してどのように解決していきたいかを記載します。
もし、その課題に対しての解決案が思いつかない(検討できていない)場合は、解決策についても提案を依頼することを記載するのもよいかもしれません。
現状の課題を明確化しておくことによって、多くの開発を行ってい