Written by 笹山 真実子
西日本カスタマーサービス部にて大規模環境ユーザー様の運用支援を担当。
ユーザー様のお困りごとの解決や、やりたいことを実現するために尽力している。
PC・スマホ管理をSaaSで一元管理ができるLANSCOPE クラウド版が2021年12月にVer.4.4.0.0をリリースしました!
Ver.4.4.0.0ではWindows管理機能をさらに強化しています。
今回は、最新バージョンで強化した内容を含めたオススメのWindows管理機能をご紹介します。既にLANSCOPEクラウド版を導入された方や、これからSaaS型でWindows管理を検討されている方は、必見です!
テレワーク環境下でも安心!更新プログラム管理
1つ目は、PC管理において重要な脆弱性対策の1つであるOSの更新プログラム管理です。WSUSで管理されている方も多いと思いますが、テレワーク環境下など社内ネットワークにアクセスされないPCに対する管理が課題となっています。
この課題をLANSCOPEクラウド版で解決できます!
Ver4.2.0.0でFU・QUの適用を機能追加いたしましたが、今回リリースしたVer4.4.0.0ではその他の更新プログラムの適用にも対応しました。
●更新プログラムの種類
更新プログラムの種類は大きく上図の3種類ありますが、緊急パッチの対応や、FU・QU適用時に必要なサービススタック更新プログラム(SSU)の適用もLANSCOPE クラウド版で行えます。
●更新プログラム適用設定画面
漏洩防止記録メディア制御
2つ目はUSBメモリなどの記録メディア制御機能です。
その利便性からオンラインストレージの利用が増えた現在でも利用されています。
しかし、自由にデータの読み書きができてしまうと情報漏洩にもつながります。
LANSCOPEクラウド版で、必要な記録メディアのみ、必要な端末で利用できるよう管理をしましょう。
●LANSCOPEクラウド版でできる記録メディア制御
ログ管理
最後にPC操作ログの管理です。
PC操作ログの記録は情報漏えい対策においては必須です。
LANSCOPE クラウド版ではPC操作ログも取得しています。
さらに、Ver.4.4.0.0では操作ログの保存期間が100日間から2年間に増えました。
「1年前の、あのPCのログを見たい」といったシーンでも利用いただけます。
●ログ出力画面
また、特定操作をアラート化することで、してほしくない操作を発見しやすくなります。この時、アラートにする条件を「キーワード」として登録します。しかし、この「キーワード」に何を入れたらいいかわからないという方も多かったです。
Ver.4.4.0.0では、キーワードのインポート機能を実装しました。それにあわせて実際に設定されているキーワード情報をランキング化し、多く設定されている上位のキーワードを「キーワードランキング」として公開しました!現在公開しているものは「禁止アプリケーション」の禁止プログラム名と「Webアクセス操作」のWebタイトルキーワードです。ぜひ、キーワードランキングを参考にWindowsのログ管理を活用してください。
●禁止アプリキーワードランキング(イメージ)
Windows管理機能がさらに充実したLANSCOPEクラウド版。
スマホとPCの一元管理はLANSCOPEクラウド版にお任せください!
今後の製品改良にもご期待ください。
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