IT資産管理

Power BIでLANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版のWebAPIから取得した資産情報と稼働時間のログを一元管理!

Written by 矢本 匠

セールスエンジニア部にて、LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版を中心に製品のご提案をしています。
提案時の経験を活かし、データ活用や外部APIとの連携方法なども模索中です。

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今回の取り組みについて

今回はPower BIとLANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版(以下、エンドポイントマネージャー)のWebAPIの組み合わせについてご紹介します。

Power BIにエンドポイントマネージャーのWebAPIで取得した資産情報と稼働時間のログを読み込ませると、デバイスの状態を可視化できます。
ダッシュボードやレポートには、グラフやチャートが表示され、データの傾向やパターンを直感的に把握することができます。さらに、フィルタリングやドリルダウンの機能を活用することで、詳細な情報の探索も容易になります。
これにより様々な観点から資産情報と稼働時間のデータを分析し、業務プロセスの改善やコスト削減の可能性を発見することができます。

Microsoft社が提供する「Power BI」とは

Power BIは、Microsoft社が提供するビジネスインテリジェンスツールであり、データ分析と視覚化を容易に行うことができるプラットフォームです。

Power BIは、Excel、SQL Server、クラウドベースのサービス、ビッグデータソースなど、さまざまなデータソースからデータを取り込むことができます。また、Power Queryを利用してデータを変換し、必要なデータセットを作成することも可能です。

Power BIの最大の特徴は、その視覚化機能です。データをダッシュボードやレポートに直感的で鮮明なグラフやチャートとして表示することができます。
さらに、ユーザーはデータのフィルタリング、ドリルダウン、および相互作用を行いながらデータを探索することができます。これにより、洞察力のある意思決定が可能となります。

Power BIとエンドポイントマネージャー WebAPIの活用事例

エンドポイントマネージャーは、収集した資産情報をリスト上で管理することができます。
加えて取得した情報はWeb APIを経由して取得することも可能です。

今回は、Power BIを利用してエンドポイントマネージャーから取得したWebAPIのデータやCSVファイルを読み込み、対象データを可視化しました。
※Web APIを利用する場合は読み込むCSVファイルを更新するような工数が無く、定時のタイミングで最新データを取得できます。

■イメージ図

以下が可視化した結果です。

各グラフの詳細について説明します。

・OSversion
このグラフでは、デバイスのOSバージョンを可視化しています。脆弱性のあるバージョンを利用しているデバイスを確認することができます。

・defender_engine_version
このグラフでは、Microsoft Defenderのエンジンバージョンを可視化しています。
バージョンが古く、脆弱性のあるデバイスを確認することができます。

・client_last_active_datetime
このグラフでは、エンドポイントマネージャーのクラウド環境と最後に通信した日付を可視化しています。
頻繁に利用されていない端末を選定する場合に活用できます。

・remote_wipe
このグラフでは、BitLockerの設定有無を可視化しています。
管理デバイスのセキュリティレベルの確認や、エンドポイントマネージャーにてワイプを実行できるかの基準になります。

・bsod_event
このグラフでは、管理デバイスにてブルースクリーンが発生しているかを可視化しています。ブルースクリーンの発生有無を確認することで、デバイスの交換時期の指標になります。

この表では、各デバイスの対象日における最初と最後の操作ログの時間を示しています。
この表を活用することで、稼働時間の長いデバイスを確認することができます。

まとめ

エンドポイントマネージャーのWebAPIとPower BIの組み合わせにより、様々な観点から資産情報と稼働時間のデータを分析し、業務プロセスの改善やコスト削減の可能性を発見することができました。

エンドポイントマネージャーのデータ加工に関して詳細確認をご希望の際は、お気兼ねなくお問い合わせくださいませ。加工方法などについては無償でご相談可能です。
ログデータの加工は試験中の段階になりますので、加工に関するご意見・要望も合わせて受け付けております。

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