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Microsoft 365 セキュリティ 3つのポイントとリスクの見える化

Written by WizLANSCOPE編集部

Microsoft 365 セキュリティ 3つのポイントとリスクの見える化


「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」のオプションとして提供している「Microsoft 365監査ログ管理機能」では、Microsoft 365の監査ログを収集し、利用状況の見える化や情報漏洩などのインシデントにつながる操作の把握が可能です。

今回は、プロダクトの紹介を交えながら、昨今のクラウドサービスの普及に伴い、多くの企業で課題となっているMicrosoft 365のセキュリティについて、「ここだけは押さえておくべき」ポイントを解説します。

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今、最も不安があるのはMicrosoft 365のセキュリティ設定

近年、クラウドサービスの利用が急速に普及しています。

総務省が令和8年に公表した「令和7年通信利用動向調査」によると、クラウドサービスを業務利用する企業は年々増加しており、現在では全体の約8割の企業がクラウドサービスを利用しています。
クラウドサービスの利用状況の推移

出典:総務省|令和7年通信利用動向調査の結果(令和8年5月29日)

利用したサービスの内容は、「ファイル保管・データ共有」の割合が最も高く、次いで「社内情報共有・ポータル」「電子メール」と続いており、個人情報や機密情報など、重要情報がクラウドサービスでやり取りされていることがわかります。

一方で、弊社が実施した「利用中のクラウドサービスにおいてセキュリティ設定に不安があるサービス」の調査では、Microsoft 365の設定に不安を感じている企業が多いこともわかります。

それで本記事では、「Microsoft 365のセキュリティ」について、最低限押さえておきたいポイント、設定が疎かになりがちなポイントについて紹介します。

Microsoft 365のセキュリティ対策において最低限押さえておきたい3つのポイント

Microsoft 365を安全に利用するためには、利便性だけでなくセキュリティ対策にも十分配慮する必要があります。

特に、アカウントの不正利用や情報漏洩を防ぐためには、基本的なセキュリティ設定を適切に行うことが重要です。

ここでは、Microsoft 365を運用するうえで最低限押さえておきたい、3つのセキュリティ対策について紹介します。

  • ポイント(1):多要素認証
  • ポイント(2):外部との情報共有設定
  • ポイント(3):ゲストユーザー管理

詳しく見ていきましょう。

ポイント(1):多要素認証


多要素認証(MFA)は、パスワードだけに依存した認証によるリスクを軽減するためのセキュリティ対策です。

パスワードに加え、認証アプリやSMSで送信される認証コードなど、2つ以上の認証要素を組み合わせることで、万が一パスワードが漏えいした場合でも、不正アクセスを防止できます。

しかし、多要素認証は重要性が広く認識されている一方で、管理者アカウントへの設定が後回しになっているケースや見落とされているケースが少なくありません。

管理者アカウントは、Microsoft 365の設定変更やユーザー管理など、組織全体に影響を及ぼす権限を持っています。

そのため、万が一不正アクセスを受けると、情報漏洩やサービス停止など、重大なセキュリティインシデントにつながるおそれがあります。

こうしたリスクを防ぐためにも、管理者アカウントはもちろん、一般ユーザーを含めて多要素認証を有効化することが重要です。

Microsoft 365を導入する際は、最優先で設定すべきセキュリティ対策のひとつといえるでしょう。

ポイント(2):外部との情報共有


Microsoft 365では、OneDriveやSharePointを利用して社外ユーザーと簡単にファイルを共有できます。

一方で、共有設定が適切でない場合、意図しない相手に機密情報が公開されるリスクがあります。

特に見落とされがちなのが、外部共有のアクセス権限です。

利用する予定がない場合でも、外部共有が許可されたままになっていないかを確認し、必要最小限の権限に設定することが重要です。

また、初期設定(デフォルト設定)が自社のセキュリティポリシーに適しているとは限りません。

特別な理由がない限り、誰でもアクセスできるパブリックアクセスは無効化し、共有先を必要なユーザーのみに制限することが推奨されます。

外部共有の設定を定期的に見直すことで、情報漏洩のリスクを低減できます。

ポイント(3):ゲストユーザー管理


Microsoft 365では、取引先や外部パートナーをゲストユーザーとして招待し、ファイルやサイトを共有できます。

一方で、ゲストユーザーを招待したまま管理を怠ると、不要なアカウントが残り続けたり、意図しないユーザーが組織内へアクセスできたりするリスクがあります。

そのため、不要なゲストユーザーがいないかを定期的に確認するとともに、ゲストユーザーのアクセス権限や操作履歴を定期的に見直すことが重要です。

また、ゲストユーザーによるゲストユーザーの招待を許可すると、管理者が把握していないユーザーが組織へ招待される可能性があります。

特別な運用上の理由がない限り、この設定は無効化し、ゲストユーザーの招待は管理者または権限を持つユーザーのみに限定することが推奨されます。

Microsoft 365のセキュリティを管理者1人で追い続けるのは不可能

多要素認証・外部との情報共有設定・ゲストユーザー管理などは、Microsoft 365を安全に運用するために欠かせないセキュリティ対策です。

しかし、これらを管理者1人ですべて把握し、適切な状態を維持し続けることは現実的ではありません。

Microsoft 365には、SharePointやOneDrive、Teamsなど複数のサービスがあり、それぞれに異なるセキュリティ設定や管理画面が用意されています。

そのため、「どこを確認すればよいのか」「どの設定が推奨される状態なのか」を判断するだけでも、多くの時間と知識が必要になります。

さらに、Microsoft 365は継続的に機能追加や仕様変更が行われており、新たなセキュリティ設定が追加されることも少なくありません。

管理者は日々の問い合わせ対応やアカウント管理などの通常業務をこなしながら、こうした変更点を継続的に把握し、設定を見直し続ける必要があります。

実際に弊社にも、「設定画面が複数に分かれていて管理が難しい」「どの設定を見直すべきか分からない」「最新の推奨設定を追い切れない」といったご相談が数多く寄せられています。

また、一時的に外部共有を有効化したあとに元へ戻し忘れるなど、人的ミスが発生するケースもあります。

設定漏れや設定ミスは、情報漏えいなどのセキュリティインシデントにつながるおそれがあるため、管理者の負担を前提とした運用には限界があります。

そのため、Microsoft 365を安全に運用するには、管理者個人の知識や経験だけに依存するのではなく、設定状況や利用状況を継続的に可視化し、効率的に管理できる仕組みを整えることが重要です。

LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版の「Microsoft 365監査オプション」でセキュリティリスクを見える化

このように、Microsoft 365のセキュリティ設定や運用を管理者1人ですべて把握し、継続的に管理し続けることは現実的ではありません。

だからこそ重要なのは、すべての設定を一度に見直そうとするのではなく、まずは現在の利用状況を正しく把握することです。

「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」では、オプション機能としてMicrosoft 365監査を提供しています。

本機能では、Microsoft 365の監査ログを自動で収集・保存し、OneDriveやSharePointなどの利用状況を分かりやすく可視化できます。

「どのファイルに」「誰が」「いつアクセスしたのか」や、「誰が誰にファイルを共有したのか」といった操作履歴を一元的に確認できるため、現在の運用状況を正確に把握することが可能です。

また、組織外へのファイル共有やゲストユーザーの招待など、本来は制限しているはずの操作が行われた場合は、リスクのある操作としてアラートで把握できます。

これにより、不審な操作を早期に発見し、セキュリティインシデントの拡大防止に役立ちます。

利用状況を可視化することで、「どの設定を優先して見直すべきか」「どの部署・ユーザーに改善が必要か」を判断しやすくなり、業務への影響を抑えながら、計画的にMicrosoft 365のセキュリティ強化を進めることができます。

「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」のMicrosoft 365監査ログ管理機能について詳しく知りたい方は、ぜひ以下の資料をご覧ください。

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