IT資産管理

「誰が、いつ使っても、心地よい製品に」 “LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版” 最新バージョン Ver.9.4.5.0 をご紹介!

「誰が、いつ使っても、心地よい製品に」 “LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版” 最新バージョン Ver.9.4.5.0 をご紹介!

統合エンドポイントマネジメント“LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版(以下エンドポイントマネージャー オンプレミス版)”は、エンドポイントにおけるIT資産管理・情報漏洩対策・ウイルス対策をオールインワンでカバーし、ログ運用を中心としたPCの統合管理を可能とします。

本記事では、2024年1月リリースの最新バージョン Ver.9.4.5.0 について、今回のバージョンアップで強化した「配布機能」を中心にご紹介します。

※リリース前の情報は予定の内容です。内容に変更が生じる場合がありますのであらかじめご了承ください。

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進化し続ける配布機能


“エンドポイントマネージャー オンプレミス版”では、PCなどのIT資産情報を収集するだけでなく、ファイルやアプリケーションを配布することも可能です。

遠隔地にあるPCにファイルを配置したり、業務に必要なアプリをインストールしたり、アップデートを行ったりすることができます。この「配布機能」は、OSやアプリの修正パッチや証明書の配布・適用など、セキュリティ面でも非常に有効で、PC管理台数が多いお客様や、会社の拠点数が多いお客様にお役立ていただいております。

“エンドポイントマネージャー オンプレミス版”の配布機能の歴史は長く、前身のLanScope Cat Ver.3(2000年代初頭)から搭載されており、今日まで改良を重ねてきました。

例えば、2010年リリースのVer.6.4.0.0では、操作手順を録画再生する「イメージスクリプト方式」を業界で初めて搭載したり、独自の「帯域制御機能」とMicrosoftの「BITS(バックグラウンドインテリジェント転送サービス)※」を採用して配布性能の安定化を図りました。

配布機能は、環境や配布対象の進化に伴ってお客様からのご要望が尽きない機能です。
今回のアップデートでも、多くのお客様からの実際の運用シーンにおけるご意見を反映し、「かゆいところに手が届く」よう改良を施しました。

それでは以降で、新バージョンの配布機能を詳しくご紹介していきます。

※BITS:Windows搭載機能の1つで、通信回線の空いている伝送容量を用いて、他のプログラムの通信を阻害せずにファイルの送受信を行う仕組み

改良ポイント1 大容量の配布も、負荷をかけず安定的に

1つ目の改良ポイントは「大容量の配布」です。「大容量の配布」でよくあるのは、Windows FU(Future Update/機能更新プログラム)の適用です。

多くのお客様で、年2回のWindows FU適用のために“エンドポイントマネージャー オンプレミス版”の配布機能をご利用いただいております。

“エンドポイントマネージャー オンプレミス版”の配布機能では、3つの配布方式を用意しています。ご利用シーンにあわせて「直接配布方式」「BITS方式」「中継端末方式」の3つを使い分けていただくことができます。
それぞれの配布方式を使い分ける基準は以下の通りです。

このうち、「直接配布方式」と、多くの拠点にファイルを配布したいお客様がよくご検討される「中継端末方式」には、2GB以上の配布ができず、帯域制限もないという課題がありました。

加えて、「中継端末方式」の場合には、拠点ごとの共有フォルダ(ファイルサーバーなど)に配布物を置く際、その拠点の数だけ設定が必要なうえ、配布結果の確認も設定ごとに行わなければならないといった不便な点がありました。

最新バージョンの改良ポイントについては、サポートサイト『LANSCOPE PORTAL』でも詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。
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新バージョンでは、この2つの方式を改良し、両方式に独自の「帯域制限」と「レジューム機能(配布途中で通信が中断された場合、次回接続時に途中から再開される)」を実装しています。

OSのアップデート時など、多拠点・多台数に大容量のファイルを配布したい場合には、前述の課題から実質「BITS方式」しか選択肢がない状態でしたが、新バージョンでは「BITS方式」だけでなく「中継端末方式」も選択肢に入れていただけるようになりました。

それぞれの方式のうち、ニーズがマッチする方法で効率の良い配布・適用作業を進めていただけます。

改良ポイント2 繰り返し設定も、簡単に効率よく

2つ目の改良ポイントは「繰り返し設定」です。こちらも、Windows FUの適用といったOSの大型アップデートでよく見られるシーンを想定した改良となります。

OSの大型アップデート時には、既存のハードウェアやアプリケーションとの相性を確認する必要があるため、いきなり全端末に一斉に配布・適用することは少なく、まずは一部の端末や部門ごとにテストを行い、問題がなければ配布・適用する、といった進め方が一般的です。

そして、テストで問題ないことを確認した後も、ネットワーク負荷や適用処理に時間が掛かるため、拠点ごとや端末ごとに計画的に順次配布・適用を進めていきます。

このような状況では、配布設定は一度きりではなく、同じような設定を何度も繰り返し実施することになります。

“エンドポイントマネージャー オンプレミス版”の配布設定には、従来から設定内容を確認したり、設定を「再利用」するメニューが用意されていましたが、今回のアップデートでこれらの機能がより使いやすくなりました。 

例えば、「再利用」に関しては、これまでは「何を配るのか」を設定する「配布物の設定」の中にはあったものの、「どの端末に配るか」を設定する「クライアントへの配布設定」の中にはありませんでした。今回のバージョンアップで「クライアントへの配布設定」の中にも「再利用」が追加されており、「同じ配布物を別の端末に配布する」シーンで便利になります。 

ヘビーユーザーのお客様も違和感なく、快適に

直近の“エンドポイントマネージャー オンプレミス版”の機能強化・改善は、『誰が、いつ使っても、心地よい製品に』を一つのテーマとしております。

前述の通り、“エンドポイントマネージャー オンプレミス版”の「配布機能」には長い歴史があり、環境の変化やお客様のお声とともに進化してきました。既に本機能をご活用いただき、お客様の組織内で運用が定着されている場合も多いかと思います。

新バージョンでは、こうしたヘビーユーザーの方々もアップデートによって混乱されることなく、「使いやすくなった」「こういう機能が欲しかった」と感じていただけるような改良を目指しましたので、ぜひ使い心地をご確認いただければと思います。

また、これまで配布機能を使ったことはない、あるいは、以前使ってみたが運用にフィットしなかったというお客様におかれても、今回のアップデートを機にぜひ本機能の活用をご検討いただけますと幸いです。

最後に、新バージョンリリースにあたっては、お客様のご利用データを分析させていただいたり、一部のお客様にはインタビューにご協力いただきました。改めて日頃よりのご愛顧、そして製品機能の強化・品質向上にご支援を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

これからも“LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版”をどうぞよろしくお願いいたします。

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