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Windows 10の運用課題をLanScope Catで解決!

Written by 河野 友己

品質管理部WEBサポート課。サポート→セールスエンジニアを経て現職に。みかんが好き。

Windows 10の運用課題をLanScope Catで解決!

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Windows10の導入促進に伴い、弊社にもWindows10に関するご質問やご相談をよくいただくようになりました。
今回はよくいただくご質問やご相談に対して、保守契約ユーザー様専用サイトであるCat Portalサイトに掲載している情報を利用して解決する方法をご紹介いたします。

よくあるご質問 その1:CatってWindows10の新しいバージョンにいつ対応するの?

Windows10の定期的なバージョンアップに対して、LanScope CatとしてのWindows10対応ポリシーは以下の通り表明しています。

Semi-Annual Channel対応ポリシー

LanScope Catは、次のポリシーでSemi-Annual Channelに対応いたします。

対応時期 Semi-Annual Channel (Targeted)リリース後、3か月を目処に動作確認完了または対応バージョンのリリースを以って実施いたします。
※一部制限事項や注意事項が発生する場合があります。
対応内容 ・マネージャーのバージョンアップは不要とし、MRのバージョンアップのみ実施いただきます。
・LanScope Catの各バージョンリリースから2年間は、対策プログラムを提供いたします。
対応開始バージョン LanScope Cat Ver.8.4.2.0以降のMR
Long Term Servicing
Channel(LTSC)について
POS端末や医療用機器など、ハードウェア固有のカスタマイズ・チューニングを行っている環境はサポートの対象外となります。

※本ポリシーは予告なく変更する場合がございます。変更後は、下記ページを更新いたします。

※ログインにはID/PWが必要です

<<Windows10対応ポリシーの活用ポイント>>
・3ヶ月以内に対応プログラムをリリースすること(既存プログラムが改修不要な場合もあります)
・クライアントプログラムのみの改修でマネージャーサーバーのバージョンアップが不要であること(2年間)

ユーザー様は3ヶ月の間に業務アプリなどの検証を行い、LanScope Catの対応バージョンがリリースされますので、本番展開までに対応バージョンを適用、配布を行うことが出来ます。バージョンアップを計画的にかつスムーズに行っていただけます。

よくあるご質問 その2:今のWindows10最新バージョンへの対応状況は?

Windows10の最新バージョンへの対応状況は、Cat Portalの重要なお知らせもしくは以下のページでご案内しています。
Windows10 October 2018 UpdateにおけるLanScope Catの対応につきましては、動作確認が済み次第、本ページにてご案内いたします。
情報は随時更新していますので、最新情報はCat Portalでご確認ください。

※ログインにはID/PWが必要です

<2018年11月14日現在>
Windows10 October 2018 Updateについて、現在Microsoft社より提供が再開されております。
これを受けLanScope Catでの動作確認につきましても再開いたします。

<<Windows10最新バージョン対応状況の活用ポイント>>
・LanScope Catプログラムの対応状況が簡単に確認できます。
・情報は随時更新を行いますので、ご確認ください。

よくあるご質問 その3:Catを使ってWindows10のバージョンアップってできるの?

Windows10のバージョンアップ(機能更新プログラム(FU)の適用)にはいくつかの方法がありますが、LanScope Catでは、配布機能を利用した適用が可能です。
以下の資料ではLanScope Catを使用して機能更新プログラム(FU)のISOファイルを自動マウント・自動起動するスクリプトを実行し、機能更新プログラム(FU)を社内展開する方法を説明しています。外部のネットワークに接続せず、社内でのネットワークのみ使用している環境でも展開可能です。

参考資料:機能更新プログラム(FU)の配布・インストール手順書

※ログインにはID/PWが必要です

<<機能更新プログラム(FU)の配布・インストール手順書の活用ポイント>>
[図1]機能更新プログラム(FU)適用の流れ

[図1]機能更新プログラム(FU)適用の流れ

WSUSやWindows Updateと組み合わせて運用するとより 効率的な運用が可能です。
具体的にはWSUSやWindows Updateで配布できなかった 端末に対して、ピンポイントで配布させるところにCatの配布機能を利用します。また資料内では、社内にあるWindows10の適用バージョンを確認する方法も合わせて紹介しています。
Windows10の適用バージョンはVer.9.2.0.0での新機能 「ダッシュボード」で、より簡単に確認できるようになります。
(2019年1月末リリース予定)

よくあるご質問 その4:Windows10の最新バージョンに勝手にあげられたくない。何かいい方法は?

Windows10のバージョンアップはPCの環境を大幅に変更することがあるため、業務で利用しているソフトウェアやシステムに影響を及ぼし、支障が出てしまう場合があります。
以下の資料では、LanScope Catを使用してWindows10の機能更新プログラム(FU)の適用を延期する手順を紹介しています。機能更新プログラム(FU)の適用の延期を行うことで、情報システム部門で適用しても問題ないかのテストが完了する前にバージョンアップをされて、問題が出ることを防ぐことを目的としています。

参考資料:機能更新プログラム(FU)の適用延期設定手順書

※ログインにはID/PWが必要です

■機能更新プログラム(FU)の延期状況
1:更新プログラム適用の延期設定が有効に設定されています。
0、もしくは(なし):更新プログラム適用の延期設定が無効に設定されています。
[図2]LanScope Cat統合コンソール-レジストリーキー取得情報画面

[図2]LanScope Cat統合コンソール-レジストリーキー取得情報画面

■機能更新プログラム(FU)の延期期間
延期日数(0~365)が表示されます。
※値が「0」の場合、延期設定が無効と同じ状態です。

<<機能更新プログラム(FU)の適用延期設定手順書の活用ポイント>>
LanScope Catの配布機能で「機能更新プログラム延期用ツール」の配布、実行を行うことで設定変更しています。
同様に、適用延期の解除についても「機能更新プログラム延期解除用ツール」の配布、実行を行うことで設定を元に戻すことが可能です。

Cat PortalではWindows10に関わる運用課題に対し、多くの情報をご紹介しています。ぜひLanScope Catをご活用いただき、運用課題の解決にお役立てください。また、もちろんWindows10以外の情報も幅広く掲載していますので、Cat Portalへアクセスしてみてください。

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