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LanScope Cat Ver.9.3.0.0で加速させる働き方改革!

Written by 朝倉

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※Secure Productivityとは?

LanScope Cat Ver.9.3.0.0で加速させる働き方改革!

お客様からよくいただくご相談のひとつ、「働き方改革にLanScope Catは使えるのか」
今回はそのギモンに、Ver.9.3.0.0 で強化されたポイントとともにお答えします。

PC利用時間を確認したい!

多くの企業で導入されているタイムカードや勤怠システムでの労働時間管理。しかしこれらは社員の自己申告によるため、。打刻漏れをすると記録が残らなかったり、サービス残業については全く把握できなかったりと問題も多くあります。

LanScope Catでは、PCへのログオン時間等を自動で記録した「ログオン・ログオフ ログ」や、電源のON/OFF時間を集計した「勤怠ログ管理レポート」をご用意。客観的なPC利用データで「だれが・いつ・どのくらいPCを起動させたのか」を確認できます。この勤怠レポートと勤務時刻を突合することで、サービス残業をしていないか、実際の「時間あたりの成果」はどの程度かなどを算出することも可能です。

また、「実際にPCで仕事をしていた時間」も出力できます。1日の最初と最後のウィンドウタイトルログ(PC上でウィンドウを開いたときに出力されるログ)を集計する「勤怠管理スクリプト」を保守サイトで公開しています。

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勤怠管理スクリプト| Ver.9 勤怠管理活用手順書【C9-327】※アクセスにはログインが必要です

Ver.9.3.0.0では「勤怠管理スクリプト」を、ついに 製品実装!一日の最初と最後のウィンドウタイトルログを「勤怠ログ」として記録し、「実際に仕事をした時間」をWebコンソールや定期出力されるCSVファイルでチェックできます。業務時間内/外の操作がそれぞれ色分けしてグラフに表現されるので、残業の有無や長時間残業をしている社員がひと目でわかるようになりました。また、残業中の操作内容(操作ログ)をその場でチェックし、問題のある操作はないかの確認も1つの流れで行うことができます。

レポートはそのままExcel形式でエクスポートできるので、報告書をすばやく作成できます。

ポイント①「勤怠ログ」は「操作ログ」から生成するため、「ログキャット」のご契約と設定が必要です。「ログキャット」をご利用ではない場合は「ログオンログオフ ログ」や「クライアント稼働レポート」で勤務時間の確認・集計ができます。

ポイント②「勤怠管理スクリプト」は今後も公開します。すぐにはバージョンアップが難しい方はぜひ一度ご利用ください。

強制的にPCをシャットダウンして無断で残業をできないようにしたい!

ノー残業デーを設けて不要な残業は控えるよう発信している、という企業様から伺うのが「なかなか実態が伴わない」というお悩み。
LanScope Catでは、「定期電源設定」でノー残業デーの定時前にお知らせメッセージを表示したうえで、定時にはPCを強制的にシャットダウンさせることができます。オフィスの消灯と本機能を合わせて「週に1日だけでも早く帰る」意識を定着させることに成功した、というユーザー様もいらっしゃいます。

従来の「定期電源設定」がVer.9.3.0.0でさらにパワーアップ! 強制シャットダウンされたPCが、指定時間まで再起動して利用できないようにする追加設定を実装しました。持ち帰ったPCを自宅で起動し業務を再開してしまう、といったサービス残業の抑制にも繋がります。「18時から8時までの14時間は起動させない」といった形での設定ができるので、「勤務間インターバル制度」の導入にも役立ちます。

また、残業申請※1を提出した人のPCは例外的に強制シャットダウンの対象から外す、という設定も新たに追加。設定内容をクリアせずに1日だけ対象から外すことができるようになり、運用効率がUPしました。
※1 残業を申請する仕組みはお客様でご用意いただく必要があります。

また、強制シャットダウンは現場の反発が強いのでちょっと…という方にご好評なのが「メッセージ・アンケート」。定時ちょうどにノー残業デーであることをお知らせするメッセージを出すだけで、PCはそのまま利用できます。

ノー残業デーは設けていない、という場合は定時から所定時間以上業務を続けている社員に対してだけ、退社や休憩を促すメッセージを表示する「カスタムアラーム」もおすすめです。

ぜひVer.9.3.0.0へバージョンアップのうえ、「働き方改革」にLanScope Catをお役立てください。