Written by WizLANSCOPE編集部
目 次
近年、サイバー攻撃の手法は高度化・巧妙化が進み、従来の侵入防止策を徹底していても、検知をすり抜けて感染に至るケースが増えています。
特に昨今は、マルウェアやランサムウェアによる被害は拡大しており、ニュースでも取り上げられるなど、その被害は社会的にも深刻さを増しています。
マルウェアは、感染後の初動対応を誤ると、被害の拡大や情報漏洩につながる恐れがあります。そのため、正しい駆除手順と、感染時に避けるべきNG行動をあらかじめ理解しておくことが重要です。
本記事では、マルウェアを駆除する前にやっておくべきことや正しい駆除手順などを解説します。
▼本記事でわかること
- マルウェアを駆除する前にやるべきこと
- マルウェア感染時のNG行動
- マルウェアの正しい駆除手順
マルウェア感染時の正しい駆除手順を知りたい方は、ぜひご一読ください。

マルウェア感染の兆候とは

マルウェアに感染すると、以下のような兆候や症状が現れることがあります。
- 不審なポップアップやタブが繰り返し表示される
- アプリケーションが不審な挙動を示す
- 身に覚えのない動作やエラーが継続的に発生する
例えば、インターネットを利用していないにもかかわらず、不審なポップアップ広告が何度も表示されたり、ブラウザのタブが自動的に開いたりする場合があります。
こうした現象は、広告表示や不正サイトへの誘導を目的としたプログラムがデバイス上で動作している可能性を示しています。
また、通常使用しているアプリケーションが突然終了したり、意図しないタイミングで起動したりする場合も注意が必要です。
さらに、身に覚えのないメール送信やSNS投稿といった挙動が見られる場合、外部からの不正操作が行われている可能性も否定できません。
このような挙動は、マルウェア感染による遠隔操作が行われている可能性を示唆するものです。
これらの異常が一時的ではなく継続的に発生する場合、マルウェア感染の可能性は高いと考えられます。放置すると、個人情報の漏洩やアカウントの不正利用、さらには組織内ネットワークへの感染拡大など、深刻な被害につながる恐れがあります。
そのため、少しでも違和感を覚えた場合は、速やかにセキュリティソフトでスキャンを実施し、必要に応じて専門家へ相談するなど、早期対応を徹底することが重要です。
マルウェアを駆除する前にやること

マルウェア感染の兆候が見られた場合は、被害拡大を防ぐために速やかな初動対応が必要です。
まずは、以下の対応を実施しましょう。
- 感染が疑われるデバイスをネットワークから切り離す
- 上長やセキュリティ担当者に報告する
異常が見られたといって、個人判断で駆除作業を進めることは適切ではありません。
誤った初動対応を実施してしまうと、被害の拡大を招く恐れがあることに加え、マルウェアの侵入経路や証拠となるログが失われてしまうリスクがあります。
そのため、まずは被害の拡大を防ぐための適切な初動対応を行うことが重要です。
感染が疑われるデバイスをネットワークから切り離す
マルウェア感染が疑われるデバイスは、被害拡大を防ぐため、速やかにネットワークから切り離すことが重要です。
有線接続の場合はLANケーブルを抜く、無線接続の場合はWi-Fiを無効化するなどして、デバイスをインターネットおよび社内ネットワークから隔離しましょう。
これにより、ネットワークを介したマルウェアの拡散や、外部サーバーとの不正な通信を抑止することができます。
上長やセキュリティ担当者に報告する
マルウェア感染の兆候が見られた場合は、自己判断で対応を進めるのではなく、速やかに上長や情報システム部門、セキュリティ担当者へ報告することが重要です。
多くの組織ではインシデント対応の手順が整備されており、専門担当者が状況を確認したうえで、適切な対応方針を判断します。
早期に情報を共有することで、被害の拡大防止だけでなく、原因の特定や影響範囲の把握も円滑に進めることが可能になります。
マルウェアを駆除する方法

マルウェアを駆除する主な方法として、以下が挙げられます。
- セキュリティツールによるスキャンおよび駆除の実施
- 専用の駆除ツールの活用
- デバイスの初期化(リカバリー)
それぞれ確認していきましょう。
セキュリティツールによるスキャンおよび駆除の実施
マルウェアの検出・駆除には、セキュリティツールによるデバイス全体のスキャンが有効です。
特にフルスキャンや詳細スキャンを実施することで、通常の簡易スキャンでは見逃されがちな隠れた感染箇所まで特定できる可能性が高まります。
多くのセキュリティツールでは、スキャンの結果、マルウェアが検知された場合、自動的に隔離および駆除が行われます。
必要に応じて、検出内容を確認しながら、手動で対応することも可能です。
専用の駆除ツールの活用
マルウェアの駆除には、特定の脅威に対応した専用の駆除ツールを活用する方法もあります。
| 種類 | 主な特徴 |
|---|---|
| 種類別特化 | ・ランサムウェアやスパイウェアなど、特定のマルウェアの種類の検出・駆除に特化したツール |
| ファミリー別特化 | ・特定の攻撃グループのマルウェアや亜種群の検出・駆除に特化したツール |
| 挙動別特化 | ・広告表示や不正な情報送信など、特定の不審な動作や振る舞いの検出・対処に特化したツール |
これらのツールは、対象を限定して設計されているため、一般的なセキュリティソフトでは検出や削除が困難なマルウェアにも対応できる場合があります。
ただし、利用する際は、信頼できるセキュリティベンダーが提供するツールを選定することが重要です。不審なサイトから入手したツールはかえって新たなリスクを招く恐れがあるため、慎重に選定しましょう。
デバイスの初期化(リカバリー)
上記の方法でもマルウェアを完全に駆除できない場合は、デバイスの初期化(工場出荷状態へのリセット)を検討する必要があります。
初期化を行うことで、デバイス内のプログラムや設定がすべてリセットされるため、マルウェアを根本的に除去できる可能性があります。
特に、深くシステムに侵入したマルウェアや持続化をもつマルウェアに対しては有効な手法です。
一方で、初期化を行うと、デバイスに保存されているデータやアプリケーションはすべて削除されるため、この方法は最終手段として慎重に判断する必要があります。
実施にあたっては、事前にバックアップの取得状況を確認し、必要なデータを安全な場所に退避しておくことが重要です。
また、バックアップデータにもマルウェアが含まれている可能性があるため、復旧時にはバックアップデータについても安全性を確認した上で利用する必要があります。
マルウェア感染時のNG行動

マルウェア感染時に誤った初動対応を行うと、被害が拡大したり、原因調査が困難になったりと、かえって事態が悪化するリスクがあります。
誤った対応の例として、以下が挙げられます。
- デバイスを再起動またはシャットダウンする
- 自己判断で不審なファイルを削除する
- 感染の疑いを報告しない
異常な挙動を解消しようとして、安易に再起動やシャットダウンを行うと、マルウェアの動作状況やログなどの重要な証拠が失われ、原因の特定や被害範囲の把握が難しくなる可能性があります。
また、マルウェアの一種であるランサムウェアの中には、再起動をきっかけに暗号化処理が再開・進行するものも存在するため、状況を確認せずに電源操作を行うことは避けるべきです。
さらに、不審なファイルを自己判断で削除すると、解析に必要となる証拠が失われ、適切な対応や再発防止策の検討に支障をきたす恐れがあります。
加えて、感染の疑いがあるにもかかわらず上長やセキュリティ担当者に報告しないことも重大なリスクです。
個人で対応を完結させようとすると初動対応が遅れ、結果として被害の拡大を招く恐れがあります。
被害を最小限に抑えるためには、異常に気づいた時点で速やかに関係者へ共有し、組織として対応を進めることが重要です。
マルウェア感染時に取りがちなNG行動をまとめた資料をご用意しています。本記事と合わせてぜひご活用ください。

マルウェア感染時のNG行動とは?
「えっ!それやっちゃダメだったの!?」マルウェア感染の被害を拡大しないために知っておきたいNG行動をまとめました。専門家が教える感染時の正しい対処法もお伝えします。
マルウェアの駆除の正しい手順

マルウェアに感染した場合は、被害拡大の防止と確実な復旧のため、以下の手順に沿って対応することが推奨されます。
| 手順 | 実施内容 | |
|---|---|---|
| 1 | ネットワークからの隔離 | ・感染が疑われるデバイスをインターネットや社内ネットワークから切り離し、マルウェアの拡散や外部との不正通信を防ぐ |
| 2 | セキュリティ担当者への報告 | ・上長や情報セキュリティ部門へ速やかに報告し、組織のインシデント対応手順に従って対処を進める |
| 3 | 証拠の保全 | ・ログや不審ファイルなどを削除せずに保持し、原因分析や被害範囲の特定に備える |
| 4 | ウイルススキャンの実行 | ・セキュリティソフトを利用してデバイス全体をスキャンし、マルウェア感染の有無を確認する |
| 5 | 検出されたマルウェアの隔離・削除 | ・検出されたマルウェアを隔離または駆除し、影響を排除する |
| 6 | 安全なデバイスからのパスワードの更新 | ・情報漏洩の可能性を考慮し、別の安全なデバイスから各種アカウントのパスワードを変更する |
| 7 | 再スキャンによる安全確認 | ・駆除後に再度スキャンを実施し、マルウェアが完全に削除されていることを確認する |
これらの手順を遵守することで、被害の拡大を抑えるとともに、原因の特定と再発防止につなげることができます。
マルウェア感染を防ぐための対策

マルウェア感染を防ぐためには、日頃からの予防対策が非常に重要です。
ここでは、マルウェア感染の予防となる主な対策を3つ紹介します。
- OS・ソフトウェアの最新化
- アンチウイルスソフトの導入
- 従業員へのセキュリティ教育の実施
セキュリティソフトを用いた技術的な対策を徹底しても、従業員のセキュリティ意識が低いままでは、安易にリスクの高い行動をとってしまう恐れがあります。
そのため、従業員のセキュリティ意識を高める組織的対策も欠かさずに実施することが重要です。
OS・ソフトウェアの最新化
システムやソフトウェアの脆弱性を悪用した侵入を防ぐには、OS・ソフトウェアを常に最新の状態に保つことが重要です。
あらゆるソフトウェアには、開発段階で見落とされた不具合や脆弱性が潜んでいる可能性があり、また、運用を続ける中で、新たな脆弱性が発見されることも珍しくありません。
こうした脆弱性に対処するため、ベンダーからは「セキュリティパッチ」が配布されます。これを適用することで、既知の脆弱性を悪用した攻撃を防ぐことができます。
更新を怠ってしまうと、脆弱性を悪用した攻撃を受けるリスクが高まるため、自動更新機能などを活用し、常に最新バージョンを維持することが重要です。
アンチウイルスソフトの導入
マルウェア感染を防ぐためには、アンチウイルスソフトの導入は必要不可欠です。
アンチウイルスとは、マルウェアなどの脅威を検出・防御し、感染の拡大や被害を防ぐためのセキュリティソリューションです。
PCやスマートフォン、サーバーなどのエンドポイントを保護する基本的な対策として、多くの企業・組織で広く活用されています。
近年は、まだ発見されていない未知のマルウェアや亜種を用いた攻撃も増加しているため、導入時には、未知の脅威にも対応できる高精度な製品を選定することが重要です。
また、リアルタイム保護機能を有効化するとともに、定期的なスキャンを実施することで、感染の予防および早期発見につながります。
従業員への情報セキュリティ教育の実施
マルウェアをはじめとするサイバー脅威の被害を防ぐためには、従業員への情報セキュリティ教育も欠かせません。
セキュリティソフトの導入やルールの整備を徹底しても、従業員の情報セキュリティ意識が低いままでは、不審なメールの添付ファイルを開いたり、不正なリンクをクリックしたりなど、リスクの高い行動を安易にとってしまうリスクを排除できません。
そのため、定期的かつ継続的に教育の機会を設け、従業員一人ひとりのセキュリティリテラシーを高めることが重要です。
教育内容としては、マルウェアの主な感染経路や攻撃メールの見分け方を周知することに加え、実際の攻撃手口を再現した擬似攻撃メール訓練などを実施することで、実践的な対応力の向上が期待できます。
マルウェア感染時の被害を最小化するための対策

マルウェアの手法は年々高度化・巧妙化しており、侵入を完全に防ぐことは難しくなっています。
そこで近年のセキュリティ対策では、「侵入を前提」とした考え方のもと、感染後の被害を最小限に抑える対策を講じることが重要視されています。
ここでは被害の最小化に有効な対策を解説します。
EDRの導入
EDR(Endpoint Detection and Response)は、エンドポイントの挙動を常時監視し、不審な動きを検知・可視化するセキュリティソリューションです。
従来のアンチウイルスソフトでは検知が難しい未知のマルウェアや高度な攻撃に対しても、侵入後の挙動を継続的に監視し、異常な振る舞いをもとに早期発見が可能です。
さらに、感染後の挙動を記録・分析できるため、被害範囲の特定や原因調査、迅速な封じ込め対応に役立ちます。
これにより、被害の拡大を防ぎつつ、適切な復旧対応を行うための重要な基盤となります。
アクセス制御の実施
アクセス制御は、ユーザーやデバイスごとに利用できるシステムやデータの範囲を制限するセキュリティ対策です。
「最小権限の原則」に基づき、業務に必要な範囲に限定して権限を付与することで、万が一マルウェアに感染した場合でも、攻撃者による不正アクセスの範囲を最小限に抑えることができます。
具体的には、管理者権限の不要な付与を防止することや、機密性の高いデータへのアクセスを制限することにより、情報漏洩やシステム全体への影響を抑制することが可能です。
インシデント対応計画の策定
マルウェア感染などのセキュリティインシデントに備え、あらかじめ対応手順を明文化した「インシデント対応計画」を策定しておくことも重要です。
具体的には、感染発覚時の報告ルート、初動対応の手順、関係部署の役割分担、外部機関への連絡方法などを整理し、誰が・いつ・何を行うかを明確にしておきます。
事前に計画を整備することで、緊急時でも混乱を最小限に抑え、迅速かつ一貫した対応が可能となり、対応の遅れによる被害拡大の防止につながります。
さらに、定期的な訓練や見直しを行うことで、実効性の高いインシデント対応体制を維持することも重要です。
マルウェア対策なら「LANSCOPE サイバープロテクション」

近年、サイバー攻撃に使用されるマルウェアは高度化しており、従来の「パターンマッチング方式」のアンチウイルスでは十分に検知できず、攻撃を防ぎきれないケースが増えています。
このようなマルウェアへの対策として注目されているのが、AI(人工知能)を活用した次世代型のアンチウイルス製品です。
「LANSCOPE サイバープロテクション」では、2種類のAIアンチウイルスを提供しています。
▼2種類のアンチウイルスソリューション
- 世界トップレベルの専門家が24時間365日監視するMDRサービス「Aurora Managed Endpoint Defense」
- 各種ファイルに対応した次世代型アンチウイルス「Deep Instinct」
「LANSCOPE サイバープロテクション」のアンチウイルスは、AI技術を活用することで、攻撃者が作成したばかりの未知のマルウェアであっても、ファイルの特徴から判定し、高い検知率で企業をセキュリティリスクから守ります。
それぞれのプロダクト・サービスの特徴を解説します。
世界トップレベルの専門家によるMDRサービス「Aurora Managed Endpoint Defense」

「LANSCOPE サイバープロテクション」では、EDRのマネージドサービス「Aurora Managed Endpoint Defense」を提供しています。
「Aurora Managed Endpoint Defense 」は、アンチウイルスとEDRを併用し、エンドポイントを内外から保護するセキュリティソリューションです。
高度なエンドポイントセキュリティ製品を導入しても、適切に運用できなければ意味がありません。
マルウェア対策では、侵入を防ぐ対策だけでなく、侵入後の検知・対応までを含めたエンドポイント保護が重要です。
「Aurora Managed Endpoint Defense」は、下記の2種類のセキュリティソリューションの運用を、お客様の代わりにセキュリティのスペシャリストが実施するMDRサービスです。
- 脅威の侵入をブロックするAIアンチウイルス「Aurora Protect」
- 侵入後の脅威を検知し対処するEDR「Aurora Focus」
セキュリティのスペシャリストが徹底したアラート管理を行うため、お客様にとって本当に必要なアラートのみを厳選して通知することが可能になり、不要なアラートに対応する必要がなくなります。
また、緊急時にはお客様の代わりにサイバー攻撃へ即時で対応するため、業務負荷を減らし、安心して本来の仕事へ集中していただけます。
「Aurora Managed Endpoint Defense」についてより詳しく知りたい方は、下記のページをご確認ください。
各種ファイルに対応した次世代型アンチウイルス「Deep Instinct」

「LANSCOPE サイバープロテクション」では、AI(ディープラーニング)を活用した次世代アンチウイルスソフト「Deep Instinct」を提供しています。
次のようなセキュリティ課題をお持ちの企業・組織には、 検知率99%以上のアンチウイルス製品「Deep Instinct」の導入がおすすめです。※
- 未知のマルウェアも検知したい
- 実行ファイル以外のファイル形式(Excel、PDF、zipなど)にも対応できる製品を導入したい
- 高性能なアンチウイルスを手頃なコストで導入したい
近年の攻撃者は、セキュリティ製品による検知を回避するため、実行ファイルだけでなくExcelやPDF、zipなど、さまざまな形式のファイルにマルウェアを仕込むケースが増えています。
「Deep Instinct」は、ファイル形式を問わず幅広いファイルに対応しているため、こうした多様な形式のマルウェアを検知することが可能です。
詳細は以下よりご覧ください。
※Unit221B社調べ
マルウェア感染時の迅速な復旧に「インシデント対応パッケージ」

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インシデント対応パッケージについて詳しく知りたい方は、下記のページをご確認ください。
まとめ
本記事では「マルウェアの駆除」をテーマに、マルウェア感染の兆候や適切な初動対応、また万が一感染した場合の正しい駆除手順を解説しました。
本記事のまとめ
- 「不審なポップアップやタブが繰り返し表示される」「アプリケーションが不審な挙動を示す」といった兆候が見られる場合、マルウェア感染の可能性がある
- 感染が疑われる場合、直ちに駆除を試みるのではなく、まずはデバイスをネットワークから隔離し、上長やセキュリティ担当者に報告することが重要
- 駆除には、セキュリティソフトによるスキャンを基本とし、状況に応じて専門ツールの活用やデバイス初期化を慎重に検討する必要がある
- マルウェア感染時に、焦ってデバイスを再起動・シャットダウンしたり、自己判断で怪しいファイルを削除したりすることは、事態の悪化を招くため避けるべき
マルウェアに感染すると「早急に駆除しなければいけない」という意識が先行しがちですが、まずは冷静にデバイスをネットワークから隔離し、関係者へ報告することが重要です。
自己判断で駆除や復旧を進めると、攻撃の痕跡が失われ、原因の特定や再発防止策の検討が困難になる可能性があるため、注意が必要です。
こうした事態を防ぐためにも、感染時の適切な対応を事前に理解しておくことが重要です。
あわせて、「感染を防ぐための対策」と「感染後の被害を最小化する対策」の双方を講じることで、より実効性の高いセキュリティ対策が実現できます。
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