Written by WizLANSCOPE編集部
目 次
Microsoft が提供するコミュニケーションツール「Microsoft Teams(以下、Teams)」には、オンライン会議を録画する機能が搭載されています。
録画した会議は後から視聴できるほか、欠席したメンバーへの情報共有や議事録の補足、研修・ウェビナーのアーカイブなど、さまざまな場面で活用できます。
本記事では、Teams の会議を録画する方法をはじめ、録画データの保存先や共有方法、録画時の注意点、「録画できない」といったトラブルが発生した際の対処法についてわかりやすく解説します。
本記事でわかること
- Teams の会議を録画する方法
- Teams で録画したデータの保存先・共有方法
- Teams で録画する際の注意点
- Teams の録画ができないときの原因と対処法
会議やウェビナーの振り返り、情報共有の効率化に役立つ Teams の録画機能を活用したい方は、ぜひ参考にしてください。
また、録画データには業務上の重要な情報が含まれることも多いため、適切なアクセス権限や利用状況の管理も欠かせません。
本記事では、Teams を安全に運用するためのポイントについてもあわせて紹介します。

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Teamsの録画機能とは

Microsoft 365 に含まれるコミュニケーションツール「Microsoft Teams(以下、Teams)」には、会議やウェビナーを録画できる機能が搭載されています。
会議内容を録画しておくことで、後から内容を見返したり、欠席したメンバーへ共有したりできるようになり、情報共有や議事録の補足、研修・ウェビナーのアーカイブなど、さまざまな場面で活用できるでしょう。
Teams の会議録画は、1ファイルあたり最大4時間まで録画でき、4時間を超えた場合は録画が自動的に停止・再開され、新しい録画ファイルとして分割保存されます。
また、録画ファイルには既定で120日間の保存期限が設定されています。
120日の保存期限を過ぎるとファイルはごみ箱へ移動されますが、 Teams 管理センターの会議ポリシーから期間を変更したり、期限なしに設定したりすることが可能です。
録画データには、会議資料や業務上の重要な情報が含まれることも多いため、保存期間や共有範囲は適切に設定し、安全に管理・運用することが重要です。
参考:Teams の記録の有効期限ポリシーを管理する – Microsoft Teams | Microsoft Learn
Teamsで録画をする方法

Teams の会議は、PC・スマートフォンのどちらからでも録画できます。
ここでは、それぞれの録画方法を紹介します。
PCで録画する手順
PCで会議を録画する手順は、以下の通りです。
| 手順 | 操作内容 |
|---|---|
| 1 | Teams の会議に参加する |
| 2 | 会議画面上部の「…(その他)」をクリックする![]() |
| 3 | 「レコーディングと文字起こし」を選択する |
| 4 | 「レコーディングを開始」をクリックし、確認画面で「確認」を選択する |
録画を開始すると、会議の参加者全員に録画が開始されたことが通知されます。
録画を終了する場合は、「…(その他)」から「レコーディングと文字起こし」、「レコーディングを停止」を選択します。
なお、録画の停止操作を忘れた場合でも、最後の参加者が会議から退出すると録画は自動的に終了します。
前述の通り、1ファイルあたり最大4時間まで録画でき、4時間を超えると新しい録画ファイルとして保存されます。
なおTeams では、映像を含めず音声のみを録音することもできます。
「レコーディングを開始」を選択した後、「その他のオプション」から「録音する内容」で「オーディオのみ」を選択し、「確認」をクリックすると録音を開始できます。
スマートフォンで録画する手順
スマートフォン版 Teams アプリでも会議を録画できます。
手順は以下の通りです。
| 手順 | 操作内容 |
|---|---|
| 1 | Teams アプリから会議に参加する |
| 2 | 「…(その他)」をタップする |
| 3 | 「レコーディングを開始」をタップする |
録画を停止する場合は、PCと同様に「…(その他)」から「レコーディングを停止」を選択します。
Teamsの録画データの保存先

Teams の録画データは、会議の種類によって保存先が異なります。
チャネル会議の場合はSharePoint に保存され、チャネル以外の通常会議の場合は、OneDrive に保存されます。
チャネル会議の録画はチーム全体で共有することを前提としているため SharePoint に保存され、通常の会議は録画を開始したユーザーの OneDrive に保存されるためです。
それぞれの録画は以下の手順で確認できます。
| チャネル会議の録画データを確認する方法 | 1.Teams の画面左側から「チーム」を選択する 2.対象のチーム・チャネルを開く 3.「ファイル」タブをクリックする 4.「Recordings」フォルダーを開く |
|---|---|
| その他の会議の録画データ確認する方法 | 1.Teams の画面左側から「OneDrive」を選択する 2.「マイファイル」を開く 3.「Recordings」フォルダーを開く |
録画データは保存先のアクセス権限を引き継ぐため、共有する際は閲覧・編集権限が適切に設定されているかを確認することが重要です。
Teamsの録画データの共有方法

Teams の録画データは、保存先が SharePoint・OneDrive のどちらであっても、ほぼ同じ手順で共有できます。
まず、録画データを保存している 「Recordings」 フォルダーを開き、共有したい録画ファイルを表示します。
その後、以下の手順で共有できます。
| 手順 | 操作内容 |
|---|---|
| 1 | 共有したい録画データにカーソルを合わせる |
| 2 | 「…(その他)」をクリックする |
| 3 | 「共有」を選択する |
| 4 | 共有先のユーザーやメールアドレスを入力し、送信する |
また、必要に応じて閲覧・編集権限や共有リンクの有効期限なども設定できます。
録画データには業務上の重要な情報が含まれる場合があるため、共有相手やアクセス権限を十分に確認したうえで共有するようにしましょう。
Teamsで録画ができない原因と対処法

Teams 会議で「…(その他)」をクリックしても、「レコーディングを開始」が表示されない、またはグレーアウトしていることがあります。
録画できない原因はいくつかありますが、主な原因としては以下の3つが挙げられます。
- SharePoint または OneDrive の空き容量が不足している
- ゲストユーザーまたは匿名ユーザーとして参加している
- 管理者設定で録画が許可されていない
それぞれの原因と対処法を見ていきましょう。
SharePoint または OneDrive の空き容量が不足している
Teams の録画データは、チャネル会議では SharePoint、通常の会議では OneDrive に保存されますが、この保存先の空き容量が不足している場合は、録画を開始できないことがあります。
不要なファイルを削除するなどして十分な空き容量を確保したうえで、再度録画できるか確認しましょう。
ゲストユーザーとして会議に参加している
Teams の会議を録画できるのは、通常、組織内のユーザーです。
そのため、ゲストユーザーや匿名ユーザー、他組織のアカウントで参加している場合は、録画権限がなく、「レコーディングを開始」が表示されません。
録画が必要な場合は、自社テナントのアカウントでサインインして参加してください。
録画が許可されていない
Teams の管理者がクラウド録画を無効にしている場合、ユーザーは録画を開始できません。
録画を許可したい場合は、以下の手順で、Teams 管理センターの会議ポリシーを確認しましょう。
| 手順 | 操作内容 |
|---|---|
| 1 | Teams 管理センターへサインインする |
| 2 | 「会議」→「会議ポリシー」を開く |
| 3 | 対象のポリシーを選択する |
| 4 | 「クラウド録画(Cloud recording)」を有効にする |
この設定を変更すると、対象ユーザーは録画機能を利用できるようになります。
なお、この設定を有効にしても、ゲストユーザーや匿名ユーザーには録画権限は付与されません。
Teamsで録画する際の注意点

Teams の録画機能を利用する際は、トラブルや運用上のミスを防ぐために、以下の4つのポイントを事前に確認しておきましょう。
- 参加者へ事前に録画することを共有する
- 録画機能を利用できるライセンス・設定を確認する
- 保存期間・共有範囲を確認する
- 録画開始・停止の担当者を決めておく
それぞれ詳しく解説します。
参加者へ事前に録画することを共有する
参加者の同意を得ずに会議を録画すると、プライバシーやコンプライアンスの観点からトラブルにつながる可能性があります。
そのため、会議開始前や冒頭で「本会議は録画します」と共有し、参加者へ事前に周知したうえで録画を開始することが推奨されます。
なお、Teams では録画を開始すると参加者全員へ自動で通知が表示されますが、通知だけに頼らず事前に伝えておくことで、認識のずれを防ぐことができます。
録画機能を利用できるライセンス・設定を確認する
Teams の録画機能は、対応する Microsoft 365 ライセンスが割り当てられ、かつ管理者によって録画が許可されている場合に利用できます。
そのため、「レコーディングを開始」が表示されない場合は、ライセンスや Teams の管理設定を確認しましょう。
また、録画では音声・映像・画面共有の内容は記録されますが、一部の共同編集機能やインタラクティブなコンテンツは、録画だけでは完全に再現されない場合があります。
そのため、重要な資料を利用する際は、事前に録画内容を確認しておくと安心です。
保存期間・共有範囲を確認する
録画ファイルには既定で保存期限が設定されており、規定では120日後に期限切れとなり、ごみ箱へ移動します。
そのため、重要な録画データを長期間保管したい場合は、Teams 管理センターで保存期限を延長したり、期限なしへ変更したりすることを検討しましょう。
また、録画データは OneDrive や SharePoint に保存されるため、セキュリティの観点からも、共有リンクやアクセス権限もあわせて確認し、必要なユーザーだけが閲覧できる状態にしておくことが重要です。
録画開始・停止の担当者を決めておく
Teams で録画を開始・停止できるのは、録画権限が付与されたユーザーに限られます。
複数人が録画権限を持っている場合は、「誰が録画を開始するのか」「いつ停止するのか」を事前に決めておかないと、録画漏れや不要な長時間録画につながる可能性があります。
そのため、会議ごとに録画の担当者を決めておくことが推奨されます。
なお、ゲストユーザーや他組織のユーザーは、既定では録画できない場合が多いため、その点にも注意しましょう。
Teams を安全に利用するなら「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」

Teams は、会議の録画やファイル共有、チャットなど、日常業務に欠かせないツールです。
一方で、適切な管理を行わないと、録画データやファイルの不適切な共有、情報の持ち出しなど、情報漏洩につながるリスクがあります。
こうしたリスクを低減するためには、Teams の利用状況を可視化し、適切に管理することが重要です。
IT資産管理・MDMツール「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」では、オプションとして「Microsoft 365監査ログ管理機能」を提供しています。
本機能では、Teams をはじめとする Microsoft 365 の監査ログを自動で取得・整理し、「いつ・誰が・どのサービスで・どのような操作を行ったのか」を管理画面から確認できます。
これにより、録画データやファイルの共有状況、不審な操作などを把握しやすくなり、情報漏洩のリスク低減やインシデント発生時の迅速な調査に役立ちます。
Teams を安全かつ効率的に運用したい企業・組織の方は、ぜひ「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」の「Microsoft 365監査ログ管理機能」をご活用ください。

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まとめ
本記事では、Microsoft Teams の録画機能について、録画方法や録画データの保存・共有方法、録画できない場合の原因と対処法などを解説しました。
本記事のまとめ
- Microsoft Teams には会議を録画する機能が搭載されており、1ファイルあたり最大4時間まで録画できる
- 録画データの保存先は会議の種類によって異なり、チャネル会議は SharePoint、通常の会議は OneDrive に保存される
- 録画機能を利用する際は、参加者への事前周知や保存期間・共有権限の設定など、適切な運用を行うことが重要
- 録画できない場合は、保存先の空き容量や参加者の権限、Teams の管理設定などを確認する
Teams の録画機能を活用することで、会議内容の振り返りや欠席者への情報共有を効率的に行えるようになります。
一方で、録画データには業務上の重要な情報が含まれることも多いため、適切な権限管理や運用ルールを整えることも欠かせません。
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Teams や Microsoft 365 の各サービスのセキュリティを強化したいという企業・組織の方は、ぜひ活用をご検討ください。

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