Written by 坂本 琴音
広報・PR担当。
製品PRだけでなくMOTEXの啓発活動として、世界一ゆる〜いセキュリティ本「セキュリティ7つの習慣・20の事例」を企画。好奇心旺盛・新しいもの好き。
趣味は世界の“絶景”を巡る旅。
端末管理で「働き方改革」にも対応
?指定時刻に端末をシャットダウン、残業時間を抑制?
業務の見える化は「働き方改革」の第一歩
国をあげて取り組んでいる「働き方改革」。その対応が各企業に求められています。しかし、何から着手すれば良いか悩んでいる企業も多くいらっしゃいます。
働き方改革の第一歩は「現状把握」です。今の働き方を把握した上で、負荷の偏りを発見し分散したり、オフィス以外での業務実態を知り最適な対応を行う事でリモートワークを推進することができます。
LanScope Catの操作ログは、“人のPC操作”を記録します。これにより、闇雲に対策を行うのではなく、実態に基づいた改善・改革を行うことができます。
1.現状把握
外出先や自宅など、会社以外の場所でのPC操作を全て記録。目が届かない場所での業務も可視化できます。
2.残業管理
操作ログを活用することで、タイムカードとの乖離、実態のない残業などを減らし、実態に基づいた管理ができます。
3.不正操作の抑制
目の届かない環境でも常に「見られている」という抑止効果により、不正操作を抑制することができます。
4.効率アップ
業務バランスを把握し、改善することで、効率UP・適正な業務配分ができます。
【図1】電源管理 シャットダウン前にメッセージで社員に通知
オフライン環境でもメッセージを通知
Ver.9.0では、「電源管理機能」を強化。これにより、例えばノー残業デーの日に管理者が指定した時刻にパソコンの電源を一斉にシャットダウンすることができます。社内の端末はもちろん、社内のネットワークに繋がっていない場合でも実行できるので、外出先やリモートワークで働いている環境にも適用することができます。
また、シャットダウン前には任意のメッセージを表示することもできるので、社員の意識改革にも繋げることができます。
Webコンソールレポートを業務管理に活用
Webコンソールでは、LanScope Catで取得したログやアラームを自動で分析し、様々なレポートを出すことができます。Webブラウから閲覧することができるので、社内のどこからでも使うことができ、そのインターフェースは直感的に触れるため、システム管理者以外の方でも使っていただけます。Ver.9.0からは、これまでの表示権限設定よりもさらに細かい設定ができるようになりました。これにより、特定の人に特定の情報のみを見せることができる表示権限設定することが可能です。
例えば、システム管理者以外に、総務担当者に時間外アラームのみを見せる権限を渡し、残業申請と実態の突き合わせに活用することができます。他にも、各部門のマネージャーにその部門で発生したアラームログの件数だけを見せる設定も可能です。
働き方改革への対応が求められている今こそ、ぜひLanScope Catをご活用ください。
【図2】Webコンソール 週報 残業実態を一目で把握
その他にもお客様に頂いた要望にお応えし、より使いやすくなりました!
設定をリアルタイム反映、取得したログを今すぐ閲覧
LanScope Cat Ver.9.0ではこの他にもこれまでお客様に頂いた要望にお応えしました。
各端末の資産情報の更新は、これまで1日1回が基本でしたが、Ver.9.0からは端末の資産情報を定期的に更新、常に最新の資産情報をご確認いただけるようになりました。また、これまではポリシー設定・変更時にポリシー配信が必要でしたが、Ver.9.0からは端末側で定期的にポリシーを確認することで、リアルタイムにポリシーの設定・変更が反映されるようになります。
また、Webコンソールでのログの閲覧がより便利になりました。「今日のログ」機能では、データ更新を行わなくとも、選択した端末のその日のログをすぐに確認することができます。また、ログの確認は、各種ログが一つの画面で見える「クライアントログ」画面を新たに用意、電源を起動してからのメール閲覧やファイルの操作、Web閲覧などの操作を一連の流れとしてご確認頂けるようになりました。
新しくなったLanScope Cat Ver.9.0をぜひご活用ください。
【表】Ver.9新機能一覧
ITマネジメント | Webコンソール | アラームログの一括表示:選択したグループの全アラームログを一括で表示 | 全 般 |
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ログ表示権限の改良:表示権限をアラーム件数のみ、アラームログのみ、すべてのログの3段階から設定可能 | |||
今日のログ:データ更新前のログも閲覧可能 | アセットキャット ログキャット Webキャット |
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各種ログの一括表示:クライアントログ画面として、1台のクライアントの各種ログを横断して表示 | |||
各種アラームからの周辺ログ:アラーム前後にどのような操作をしてたかを追跡 | |||
ポリシー | ポリシーの即時適用:クライアントが定期的にマネージャーに通信し設定をダウンロード | 全般 | |
資産管理 | 最新の資産情報:資産情報を定期的にデータ更新し、最新の資産情報を閲覧可能に | アセットキャット | |
電源操作時のメッセージ設定:指定した電源操作が行われる前に、任意の通知メッセージを設定可能に | |||
端末使用者の表示:Webコンソールのクライアント週報と、ハードウェア資産情報で、端末使用者のフルネームとログオンユーザー名を表示 | |||
固定列の指定:横スクロールをしても常に表示する列を指定可能に | |||
一括CSVエクスポートにグルーピングアプリを追加:複数のバージョンや表記が異なるアプリをまとめて表現できるグルーピングアプリを指定可能に | |||
内部不正対策 | ログ管理 | カスタムアラーム:各種ログを複数条件で組み合わせ、より重要度の高い1つのアラームとして通知 | アセットキャット ログキャット Webキャット |
SIEM製品へのsyslog転送:SIEM製品にリアルタイムにログを転送 | 全般 | ||
クライアントに保存されたログの難読化:端末使用者がログを確認できないように難読化 | |||
プリントイメージ:プリントログから印刷イメージを表示(オプション) | ログキャット | ||
デバイス名の記録:ファイル操作ログで、どのデバイスに対して行った操作かを記録 | |||
デバイス制御 | デバイス情報の表示改良:フレンドリーネーム/デバイスクラス/制御区分を表示 | デバイスキャット | |
外部脅威対策強化 | ログ管理 | 脅威検知レポート:任意のグループ、クライアントの検知数集計/日付ごとの検知数の推移/マルウェア種類別の検知数集計 | プロテクトキャット |
DisconnectedModeの把握:CylancePROTECTエージェントが、インターネット非接続端末のためのDisconnectedModeで動作しているか否かを表示 | |||
セキュリティインシデントの原因調査:UTM/次世代FWから得たIPアドレスやログオンユーザー名から端末を特定し、各種ログを一括で閲覧可能に | アセットキャット ログキャット Webキャット |
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アプリ通信ログ:データ送信を行うプロセスの取得。UTM/次世代FWのインシデントの原因調査を可能に | ログキャット | ||
ハッシュ値/ファイルパスの取得:アプリ稼働ログ、アプリ禁止ログのハッシュ値とファイルパスを取得 | アセットキャット ログキャット |
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環境対応 | OS | サーバー監視:NetApp Ontap9.2に対応 | サーバーキャット |
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