サイバー攻撃

ホワイトハッカーとは?役割やニーズの市場動向・信頼できる依頼先の選び方などを紹介

Written by 田村 彩乃

ITコンサルタントとして7年間システム提案に携わった後、フリーライターとして独立。IT、マーケティングに関するコラムを中心として、人材、ECなどにまつわる記事をWebをはじめとした多くのメディアで執筆。

ホワイトハッカーとは?役割やニーズの市場動向・信頼できる依頼先の選び方などを紹介

ホワイトハッカー(White Hat Hacker)とは、セキュリティの向上やインシデント対応など「善良な目的」のために、自身の専門知識やスキルを活用するプロフェッショナルのことです。

DX推進やデジタル活用が進み、サイバーセキュリティの必要性が高まる中、「優秀なホワイトハッカーの存在」は、さまざまな業種・業態で不可欠な存在となりつつあります。

この記事を要約すると……

  • ホワイトハッカーとは、コンピューターやネットワークの知識を、良い目的のために活用する専門家である
  • 主な役割は、組織のネットワークや情報資産をサイバー攻撃やハッキングから保護すること
  • ブラックハッカー(クラッカー)は攻撃を目的としたハッカーであり、企業や公的機関に対してサイバー攻撃やデータ窃取などを行う。ホワイトハッカーとブラックハッカーは対立関係にある
  • ホワイトハッカーの具体的な業務として、セキュリティ問題の監視・報告、脆弱性診断、ペネトレーションテスト(侵入テスト)、インシデント対応などがある
  • ホワイトハッカーとして働くためには、プログラミングスキル、セキュリティやITに関する法令知識が必要。関連資格としては、情報処理安全確保支援士やCEH(認定ホワイトハッカー)が推奨される

ホワイトハッカーへの理解を深めたい方はもちろん、自社への採用やホワイトハッカーのサービス利用を検討されている方、これからホワイトハッカーを目指したい方も、ぜひご一読ください。

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ホワイトハッカーとは

ホワイトハッカー(White Hat Hacker)とは、コンピューターやプログラムの知識・技術を「善良な目的」に使用するスペシャリストを指す言葉です。組織や企業システムにおける「セキュリティ上の課題」を発見・改善することで、組織のネットワークや情報資産をサイバー攻撃から保護することが、ホワイトハッカーの主な役目です。

昨今では、「ハッカー」という言葉を「ネットワークなどを攻撃する人」という意図で使用するケースが多いですが、本来「ハッカー」という言葉はコンピューターに関する高い知識・スキルを持つ人を指す敬称であり、ネガティブな意味合いは含まれていませんでした。

実際には、コンピューターの知識・スキルを悪用する人を「クラッカー」と呼び、以前は「ハッカー」と「クラッカー」という2つの言葉が使われていました。

しかし、サイバー犯罪の増加など市場変化の中で、徐々に知識やスキルを用いて「サイバー攻撃」を仕掛ける人を「ハッカー」と呼称する風潮が広がり、現在のように悪い印象が広まったという背景があります。

ハッカー コンピュータや電気回路などに「高度な技術的知識」を持ち、それを駆使して様々な業務を遂行できる人の総称
クラッカー ハッカーのうち、知識と技術を「不正行為」のために使用する人のこと。具体的には、システムへの不正侵入やデータの窃取など、悪意を伴うハッキング(クラッキング)を行う

ホワイトハッカーとブラックハッカー(クラッカー)の違い

ホワイトハッカーと並んでよく耳にするキーワードに「ブラックハッカー」があります。

ブラックハッカーとは、先述した「知識やスキルをサイバー攻撃など不正行為に利用する人(クラッカー)」を指す用語で、しばしばホワイトハッカーの対義語として使用されます。

ホワイトハッカー 良いハッカー(コンピューターの知識を良い目的のために使う人)
ブラックハッカー 悪いハッカー(コンピューターの知識をサイバー攻撃などの悪い目的のために使う人)

ブラックハッカーは、企業や公的機関にてサーバー停止や情報の窃取・データ改ざんなど、さまざまな悪意ある攻撃を行います。ホワイトハッカーのセキュリティ対策をくぐり抜け巧妙に攻撃を仕掛ける性質から、ホワイトハッカーとブラックハッカー(クラッカー)は常に対立関係にある存在と言えます。

ホワイトハッカーとセキュリティエンジニアの違い

しばしば「ホワイトハッカー」と同義で使用される「セキュリティエンジニア」という職種ですが、両者の違いは非常にあいまいです。

ただし、セキュリティエンジニアが「職種」を指す用語として使われる場合が多いのに対し、ホワイトハッカーがIT分野に長けた専門人材を表す「敬称」として使われる場合が多くなっています。

  • セキュリティエンジニア…企業や組織における「情報セキュリティの確保」に重点をおく、セキュリティに特化したエンジニア(職種)として使われる場合が多い。システムのセキュリティに関わる設計や構築、運用や保守を行うことが主な仕事。
  • ホワイトハッカー… IT分野における知識とスキルを有したスペシャリストの敬称として使われる場合が多い。外部からのサイバー攻撃やハッキングを防ぎ、組織を「脅威から守ること」が主な仕事。

セキュリティエンジニアとホワイトハッカーは、ともに企業や組織の大切な情報資産を守る、セキュリティの知識とスキルを有したプロフェッショナルという点で共通しています。

なぜホワイトハッカーが必要とされるのか?

ホワイトハッカーが昨今、多くの現場で求められている理由として、現代の高度化したサイバー攻撃・ハッキングなどの脅威から、企業や公的機関の大切な情報資産を保護するために、セキュリティの知識とスキルを有したプロフェッショナルが必要であることが挙げられます。

DX推進やデジタル技術の発展に伴い、サイバー攻撃やハッキングといった犯罪手口も巧妙化かつ多角化しています。そして、このような状況に対処するためには、ホワイトハッカーのようなセキュリティの知識とスキルを備えた人材が必要不可欠です。

しかし、実際のところ日本国内では、ホワイトハッカーのような「ネットワークやITに関する、豊富な知識を有する人材」が、質・量ともに不足しているのが現状です。

少し古いデータとなりますが、総務省が令和2年度に公表した「企業におけるセキュリティ人材の充足度合い」に関するデータによると、米国・シンガポールでは8割の企業が「充足」と回答したのに対し、日本企業では約9割の会社が「人材が不足している」と回答。

世界と比較し、日本においてセキュリティのスペシャリストが、大幅に不足していることが伺えます。

▼セキュリティ対策に従事する人材の充足状況のグラフ
日本とアメリカ・シンガポールの「セキュリティ対策に従事する人材の充足状況」グラフ

出典:総務省|第1部 5Gが促すデジタル変革と新たな日常の構築 – (3)セキュリティ対策の課題

このような人材不足の背景からも、サイバーセキュリティに関する戦略立案や対応を任せられる「ホワイトハッカー」は需要が高く、情報化社会において重要な役割を担う職種と言えます。

ホワイトハッカーは、政府機関や企業からセキュリティに関する依頼を受けて活動する場合もあれば、企業で専属のセキュリティエンジニアとして働くケースもあります。自社でホワイトハッカーの確保が難しい場合は外部のセキュリティサービスを利用することで、効率よくスペシャリストのスキルを活用することが可能です。

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ホワイトハッカーが活躍する、主な業務内容

ホワイトハッカーの主な業務内容は、「ブラックハッカー(クラッカー)」によるサイバー攻撃やハッキングなどから、組織のネットワークや情報資産を守ることです。

さらに業務内容を細かく分けると、次の6つの業務があります。

  • セキュリティ問題の監視と報告
  • 脆弱性診断と管理
  • セキュリティ監査とセキュリティリスク評価
  • ペネトレーションテスト(侵入テスト)
  • インシデント対応(調査・復旧・改善)
  • 従業員へのセキュリティ教育

ここでは、ホワイトハッカーが活躍する6つの業務内容について解説します。

1.セキュリティ問題の監視と報告

ホワイトハッカーの主要業務のひとつに「セキュリティ問題の監視と報告」があります。

サーバーへの不正侵入を未然に防ぐため、セキュリティツールのログをリアルタイムで監視。不正アクセスを検知した場合や、なんらかの脆弱性が発見された場合に、速やかに調査を行い、原因や影響範囲を明らかにします。

セキュリティ問題の監視と報告は、企業が自社の情報システムに対して、セキュリティ上の問題を発見し、改善するために必要な業務です。日常的にシステムやネットワークを監視することで、万一攻撃を受けた場合も、被害を最小限にとどめ早期に対処することが可能となります。

2.脆弱性診断と対策の実施

企業や組織のネットワークやサーバ、OSに「脆弱性診断」を行い、セキュリティ上の欠陥(脆弱性)がないかをテストすることも、ホワイトハッカーの重要な業務です。

システムの脆弱性を定期的に診断・評価することで、組織内の「セキュリティの穴」を把握し、パッチ適応や脆弱性の修正といった最適な対策を行います。

リリース当時は脆弱性とはみなされなかった部分も、ブラックハッカー(クラッカー)が攻撃性を高めたプログラムを開発・投入することによって、新たな脆弱性として認識されることは少なくありません。そのため脆弱性診断は一度きりでなく、定期的に実施する必要があります。

サイバー攻撃の標的となる脆弱性を速やかに明らかにして適切に対処することは、サイバー攻撃から身を守るために欠かせない業務であり、ホワイトハッカーの重要な業務です。

3.セキュリティ監査とセキュリティリスク評価

ホワイトハッカーは「セキュリティ監査」と「セキュリティリスク評価」を担うケースもあります。

セキュリティ監査とは、サイバー攻撃の標的になり得る「セキュリティホール」や、重大なセキュリティインシデントにつながりかねないシステム設定が無いかなど、組織セキュリティにおける評価を行う業務です。

「組織の情報資産を守る上で、現状のセキュリティ体制で十分であるか(課題は何か)」をチェックし、最適な解決策を提供するのが主な仕事です。

一方のセキュリティリスク評価は、現状システムの主要な「セキュリティ対策」を評価する業務です。攻撃者の視点から現在の体制を評価することで、重点的にセキュリティ対策を行うべきポイントを明らかにすることが可能です。

4.ペネトレーションテスト(侵入テスト)

ホワイトハッカーの担う業務、4つ目は「ペネトレーションテスト」の実施です。

ペネトレーションテストとは、攻撃者を模して疑似的にサイバー攻撃を仕掛けることで、システムやネットワークの脆弱性や課題を発見する施策です。先述した「セキュリティ監査」や「脆弱性診断」の手段の1つ、と括ることもできます。

仮にペネトレーションテストを行って侵入に成功した場合、システムはその攻撃手法に対し、何らかのセキュリティ対策を講じる必要があるということになります。

また、ペネトレーションテストでは、下記のような「仮に攻撃を受けた場合の被害範囲や内容」を把握することも可能です。

  • 実際に攻撃を受けた場合、提供しているサービスへどのような影響があるのか
  • 外部から攻撃を受けた場合に「どのような被害が・どのくらい」発生するのか
  • 具体的にどのシステムやファイルが不正アクセスされ、何の情報が窃取されるのか
関連ページ

ペネトレーションテストとは|LANSCOPE プロフェッショナルサービス

5.インシデント対応(調査・復旧・改善) 

「マルウェアに感染した」「不正アクセスを受けた」など、万が一セキュリティインシデントが発生した場合に、インシデントの原因を調査・分析し、速やかに元の状態へ復旧することもホワイトハッカーの仕事です。

このインシデントを調査・分析する工程を「デジタルフォレンジック」と言います。

サイバー攻撃を受けたシステムは、データ漏洩や改ざん・システム停止など様々な被害に陥っている可能性があります。また、攻撃を受けたシステムやOSを適切に隔離しなければ、感染源から被害が拡大するリスクも考えられます。

そのため、ホワイトハッカーはインシデントの要因を突き止め、被害が及んでいる範囲を特定し、速やかに脅威の駆除や隔離といった対処が必要です。また、今後同じような被害を起こさないため、改善策の提案・実施を行います。

6.従業員へのセキュリティ教育

ホワイトハッカーは、企業のスタッフに対してセキュリティ意識を向上させるための研修やトレーニングを提供することもあります。

従業員のリテラシーの低さや、セキュリティルールを遵守できていない意識の低さが、サイバー攻撃の被害に遭う原因となっている事例は少なくありません。

▼従業員が招くセキュリティインシデントの例

  • フィッシング攻撃:知り合いや有名メーカーを装った、偽の電子メールやウェブサイトに誘導され「個人情報やログイン情報」などを、誤って提供してしまう。
  • パスワードの漏洩:セキュリティリテラシーが低い場合、パスワードの定期的な変更を怠ったり、複数サイトで使いまわしたりする。結果、不正ログインやパスワードの漏洩といった被害に発展してしまう。
  • USBデバイスの紛失または盗難:USBメモリや外付けHDDなどを紛失・盗難され、企業の機密情報や個人データが漏洩する可能性がある。
  • 不正なソフトウェアのインストール:安易に不正なソフトウェアやアプリケーションをインストールし、マルウェアやスパイウェアに感染。重要なデータやネットワークのセキュリティが危険にさらされる危険性がある。

このようなリテラシーの低さを解消し、社員のセキュリティ意識を高めるためには、積極的に社員教育やセキュリティ研修・メール訓練などを実施する必要があります。

セキュリティのリスクやインシデント時の対応を正しく学ぶことで、従業員1人1人のリテラシーが向上し、組織全体のセキュリティレベルを上げることができます。

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ホワイトハッカーになるには

ホワイトハッカーとして働くためには、次のような知識やスキルが必要となります。

  • プログラミングスキル
  • セキュリティの知識
  • ITに関する法令の知識
  • 最新のサイバー攻撃に関する知識

また、確かな知識やスキルがあれば必ずしも学歴は問われないため、1から勉強してホワイトハッカーとして働きたいという人でも、十分に活躍が期待できます。

これからホワイトハッカーとしての知識を身につけたいのであれば、大学や専門学校に通ったり、専門のスクールで学んだりする方法があります。また、未経験者歓迎の企業に入社して、現場で業務をこなしながらスキルを高めるのも方法のひとつです。

DXへの意識が高まっているなどの背景から、最近ではホワイトハッカーとして活躍できる領域が広がってきています。民間企業であれば、メーカーやコンサルティング会社の情報システム部門などが挙げられるでしょう。政府機関に勤務して、サイバー攻撃への対策を行う部門に配属されるなどの働き方も考えられます。

ホワイトハッカーが推奨される資格

ホワイトハッカーとして働く上で資格は必須ではありませんが、関連資格を所有していると、セキュリティの知識やスキルが十分に備わっていることを証明できます。

ホワイトハッカーに特におすすめの資格は、「情報処理安全確保支援士」と「CEH(認定ホワイトハッカー)」の2つです。

情報処理安全確保支援士」は、情報処理推進機構(IPA)が主催する国家資格で、セキュリティに関する高い知識・スキルを証明できる資格です。サイバーセキュリティへのリスクを適切に分析・評価し、最適なセキュリティ対策を提言するホワイトハッカーに適しています。

年2回実施される筆記試験に合格することで、取得することができます。

「CEH(認定ホワイトハッカー)」はサイバーセキュリティに関する資格で、サイバー攻撃への実践的な対策を行うスキルを認定します。世界で15万人以上が取得、米国防総務省も採用しており、国際的に高く評価される点が魅力です。

EC-Council(電子商取引コンサルタント国際評議会)公式のトレーニングを受講し、試験に合格することで取得できます。

組織のセキュリティ体制を強化するなら、有能なホワイトハッカーサービスの利用がおすすめ

金融業界や医療業界などの一部の業界では、組織として優秀なホワイトハッカーを採用している例もあります。しかし、多くの業界ではセキュリティの知識やスキルを持った人材が不足しており、自社だけではセキュリティの運用に不安があるケースも少なくありません。

セキュリティ人材の獲得に悩んでいる場合は、優秀なホワイトハッカーに自社のセキュリティ構築やシステムの運用監視を任せられる、外部サービスの利用を検討するのも1つの手段です。

ホワイトハッカーの中には、企業に所属するコンサルタントや個人事業主として、セキュリティ診断やペネトレーションテストなどを提供している方もいます。このようなホワイトハッカーの力を借りることで、組織内にセキュリティ人材がいなくても、セキュリティの保たれたシステム運用が可能になります。

「LANSCOPE プロフェッショナルサービス」のホワイトハッカーが支援する、主なセキュリティ診断

LANSCOPE プロフェッショナルサービス

ここまでお話しした通り、組織の強固なセキュリティ体制の構築には、専門知識と技量のあるホワイトハッカーの存在が必要不可欠です。

「LANSCOPE プロフェッショナルサービス」では、知識と経験豊富なホワイトハッカーにより、以下のようなセキュリティサービスをご提供しています。

  • クラウドセキュリティ診断
  • セキュリティ診断(脆弱性診断)
  • ペネトレーションテスト

クラウドセキュリティ診断

1つ目にご紹介するのが「クラウドセキュリティ診断」です。

お客様がご利用中の「各種クラウドサービス」にて、設定ミスや不備を弊社のホワイトハッカーが診断・正しく対処し、セキュリティの穴を塞ぎます。

昨今、クラウドサービスの普及に伴い、それを悪用した不正アクセスや情報漏洩といったサイバー攻撃が後を絶ちません。これらの原因の多くが「アクセス権限の設定不備」や「認証設定の脆弱性」に起因します。

クラウドセキュリティ診断であれば、Microsoft365 やAWS・salesforce といった幅広いクラウド環境にてセキュリティ状況を改善し、お客様の大切なデータを保護することが可能です。

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クラウドセキュリティ診断の詳細│LANSCOPE プロフェッショナルサービス

また、特にご要望の多い「Microsoft 365 」では、より手軽にサービスが受けられる「セキュリティ健康診断パッケージ」も提供しています。

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低コスト・短期で診断を行う『セキュリティ健康診断パッケージ』|LANSCOPE プロフェッショナルサービス

セキュリティ診断(脆弱性診断)サービス

実績「診断数12,800システムを記録する、LANSCOPE プロフェッショナルサービス」

2つ目にご紹介するのが、自社のネットワークやアプリケーションのセキュリティ課題を明らかにする「セキュリティ診断(脆弱性診断)」です。

弊社のホワイトハッカーが、お客様のシステム環境にて「脆弱性診断」を実施し、組織のセキュリティ上の課題や欠陥を洗い出します。また、それぞれに適切な「対策」も提案しますので、効率的に最適なセキュリティ施策を打つことが可能となります。

提供している「脆弱性診断」の例

  • Webアプリケーション診断
  • ネットワーク診断
  • スマートフォンアプリケーション診断
  • ゲームセキュリティ診断
  • IoT 脆弱性診断
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セキュリティ診断(脆弱性診断)の詳細│LANSCOPE プロフェッショナルサービス

また、特にご要望の多い「Webアプリケーション診断」「ネットワーク診断」では、より手軽にサービスが受けられる「セキュリティ健康診断パッケージ」も提供しています。

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低コスト・短期で診断を行う『セキュリティ健康診断パッケージ』|LANSCOPE プロフェッショナルサービス

ペネトレーションテスト

3つ目にご紹介するのが、ペネトレーションテストサービスです。

弊社のホワイトハッカーが「情報の窃取」や「サービス停止」といった、実際に起こりうるサイバー攻撃のシナリオを作成し、お客様のシステムに疑似攻撃を仕掛けることで、実被害に至る可能性や被害規模などを検証します。
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▼ペネトレーションテストによる疑似攻撃の例
ペネトレーションテストによる疑似攻撃の例

「ペネトレーションテスト」を行いサイバー攻撃のリスクを事前に把握することで、優先事項の高い対策から、取り入れることが可能です。また、現在取り組まれているセキュリティ対策の有効性について、確認する機会にもなります。

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ペネトレーションテストサービスの詳細│LANSCOPE プロフェッショナルサービス

まとめ

「ホワイトハッカー」をテーマに、その概要や重要性・主な役割について解説しました。本記事の要点は以下の通りです。

本記事のまとめ

  • ホワイトハッカーとは、ネットワークやコンピューターに関する知識・スキルを、セキュリティ対策などの「良い目的」のために活用する、ハッカーの敬称
  • ホワイトハッカーの対比として、知識や技術をサイバー攻撃などに「悪用」する、「ブラックハッカー(クラッカー)」が存在する
  • DX推進やデジタル活用が進み、サイバー攻撃が増加・巧妙化する現在において、ホワイトハッカーは欠かせない存在である
  • ホワイトハッカーの主な業務は、セキュリティの監視・報告から脆弱性診断、インシデント発生時の対応、ペネトレーションテストなど多岐にわたる
  • セキュリティ分野に長けた、優秀なホワイトハッカーの力を自社のセキュリティ運用・構築に取り入れることは、現代の企業・組織にとって必須の課題である

ホワイトハッカーは、企業・組織がセキュリティ強化を図り、攻撃者の不正アクセスやデータ漏洩を予防するために不可欠な存在です。ホワイトハッカーのような「セキュリティのスペシャリスト」を上手く活用し、強固な自社のセキュリティ体制構築を行っていきましょう。

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