金融向けソリューション 各拠点の管理も本社側で一元管理
端末の運用管理とセキュリティーを強化して
保持している顧客情報の漏えいを防ぐ!
動向
ICTを活用したサービス展開が進み、 セキュリティーへの意識も高まる
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インターネットやスマートデバイスを 活用した新しい展開
これまでは店舗や窓口で顧客と対面しながら業務を行ってきた銀行や保険などの分野は、オンラインバンキングやネット専門保険会社の登場など、非対面でサービスを提供する機会が大幅に増えています。店舗やコンタクトセンターなど従来型の顧客接点を維持しつつ、インターネットやスマートデバイスを活用した新しい展開が盛んです。
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顧客の個人情報や取引情報、クレジットカード番号の漏えいなど深刻な問題も発生
インターネットを通じてサービス提供のスピードが向上し、便利さが増す一方で、顧客の個人情報や取引情報、クレジットカード番号の漏えいなど深刻な問題も依然生じています。カード会社ではPC IDSS※準拠をはじめセキュリティ対策を強化しています。
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利便性と安全性の共存が重要
金融商品や保険商品のラインアップが大きく変わり、それらを取り扱う営業活動の現場ではタブレット端末の活用が進んでいます。施設内ではシンクライアント端末の導入により、管理性と安全性の向上を 実現しているケースがあります。
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働き方改革を見据え、テレワークの導入が増える傾向に
顧客情報を多く取り扱う金融業界では持ち帰りの仕事はご法度とされておりテレワークは困難とされてきましたが、近年導入の動きが広がっています。セキュリティ面、生産性が課題とされておりましたが、シンクライアントの導入や業務ツールへのアクセスにワンタイムパスワードを設けて安全性を向上しています。今後も大手銀行から地方銀行まで広くテレワークの導入が進んでいく予測です。
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サイバー攻撃に対抗する手段がより重要に
デジタルトランスフォーメーションというトレンドによりサイバー攻撃から社内で守るべき対象が増えています。お客様の安心、安全を守る為に不正送金や情報漏えい対策にはより一層力を入れなければなりません。非常に高度化しているサイバー攻撃に対してしっかり防御できる仕組みが重要になっています。
課題
利用端末と顧客データの管理を適切かつ効率的に実施
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情報漏えい対策
データの持ち出しを防ぐための対策は極めて重要です。PCの利用状況把握、ノートPCやスマートデバイスのように容易に持ち出せる端末の管理は、セキュリティ上不可欠です。USBメモリなどのデバイスも適切に扱う必要があります
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IT資産管理
端末、アプリケーション、ライセンスの数が多くなればなるほど、それらの管理にかかる負担は大きくなります。
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シンクライアントの活用
セキュリティ対策の一環でシンクライアントを導入するケースが増えており、PCなど他の端末と混在した環境で一元的に資産管理を行う必要が出てきています。
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タブレットの活用
業務でタブレット端末を活用するケースが増え、利用状況の把握や導入アプリケーションの管理、万一の盗難などに備えることが求められています。
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ログ活用
テレワークが増えることにより業務の見える化を進めることが非常に重要になります。
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マルウェア対策
高度化しているサイバー攻撃に対してエンドポイントにてしっかり守れる仕組みが必要になります。
解決
さまざまな端末資産管理を一元化・効率化
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端末の利用状況の見える化と持ち出し・
持ち込み対策業務のルールに準じた制限や警告表示と、操作ログ取得の連携で従業員の意識を向上。 常に安心して仕事ができる環境を実現します。
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迷わず使える管理画面
操作のステップをわかりやすくまとめたインターフェイス画面で、必要とする情報を素早く確認。少ない手間と負担で、本社から店舗で利用している端末を効率的に管理し、適切な情報管理の基盤を実現します。
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シンクライアントも一元的に管理
シンクライアントのサーバーに専用エージェントをインストールし、サーバーに負荷をかけることなく操作を記録できます。ユーザー毎に操作ログ、Webアクセスログ、ID監査ログを記録し、違反操作を発見できます。
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モバイル端末の移動履歴を把握
スマートデバイスの位置情報を自動的に取得して、外出時のスタッフの勤怠管理に活用できます。端末の利用状況も確認でき、紛失や盗難など万一の際の対策も可能です。
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高度なサイバー攻撃も高精度で検知、隔離
Cylance社の人工知能エンジンを搭載したプロテクトキャットがマルウェアを動作前に検知・隔離。 トロイの木馬・ランサムウェアなどの種別やリスクの高さを判断します。さらに、検知前後の操作ログから特定のWebサイト閲覧・標的型メールの開封など、感染原因を確認し、Webサイトのフィルタ強化や社員教育により再発を防止できます。